「マリア様がみてる(通称マリみて)」で、最も濃いキャラ白薔薇さま。
彼女の作中の台詞と行動の印象深いものを集めてみました。
ネタバレにまったく配慮してないので、未読の巻数があったら読まない方がいいですよ〜。
称号 | 白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)。“白薔薇さま”まででロサ・ギガンティアと読む。 ロサ・ギガンティアさまとは呼びません。白薔薇さまさまになっちゃうので(笑) 敬称込みの称号なのです。 |
姉妹 | 先代“白薔薇さま” “白薔薇のつぼみ”藤堂志摩子 |
本名 | 佐藤聖(さとう・せい) |
身長 | 挿し絵を見ると、祐巳ちゃんとの身長差が祥子さまよりは無い。 つまり祥子さま>白薔薇さま>祐巳っち。…あまり参考になりませんね。 でも、集合写真を見ると身長は祥子さま=白薔薇さま。公式設定はないのでしょうか〜? |
本名 | 不明。よく間食をしているが太ってはいないようです。 個人的には二の腕は太そうな気がします。 祐巳ちゃんをよく捕まえてだっこしているので。←説得力ゼロ。 |
容姿 | 彫りの深いエキゾチックな顔立ちで、小さい頃黄薔薇さまに「アメリカ人」と言われたエピソードも。 下級生から 「日本人離れした彫りの深いお顔に憂いのある表情がとってもセクシー」と噂されていたこともあります。 本人曰く「確かに何世代か前にモンゴロイドじゃない人がいたらしい」と。 |
*白薔薇さまの台詞はこの色で表示してます。
「マリア様がみてる」
p141〜
そう言ったかと思うと、白薔薇さまは突然祐巳をキュッと抱きしめた。
「祐巳ちゃんの可愛い百面相が見たいからかな」
「ちょっ……、白薔薇さま!!」
:いけませんねぇ。百戦錬磨の白薔薇さまが、天然度250%の祐巳ちゃんに悪戯しちゃ。
これを契機に、祐巳ちゃんは抱き枕の如く様々なお姉様にダッコされることになりました。
記念すべき一回目です。
P175〜
「客観的に、異性としてどう?」
「どう、って?」
「私は、そういうの弱いから、普通の女の子の祐巳ちゃんに聞いてるの」
「はぁ!?」
:一回目読んでいるときは解らないけど、二回目読むとニヤリとする場面。
白薔薇さま、包み隠さず性癖を話してしまっています。
P213〜
「信用しているっていうか。
それが超美少女の祥子であっても、絶対に手を出さないって自身があった」
「何を根拠に」
「勘かな。同類はわかる」
「同類?」
:初めて読んだ人でも、勘のいい人はここで分かったかも。白薔薇さまの性癖。
この時点で白薔薇さまはかなり自分自身に関する、踏み込んだことを祐巳すけに語っている。
波長が合うのか、やっぱりお気に入りなのだろうか…?
しかし、柏木氏にもあったのでしょうか?
「お釈迦さまがみてる!」みたいな別れが……。
駄目だ。想像つかないっていうか、笑いが止まらない……。
「マリア様がみてる 黄薔薇革命」
P17〜
「祥子も偉くなったものねぇ」
背後から突如声がした。振り返る間もなく祐巳は後方から首を羽交い締めにされたものだから、
無様に「うげっ」とのけ反ってしまった。
「ごきげんよう、皆さん」
:白薔薇さま、二巻冒頭から全開に飛ばしております。
タメ無しの、全開フルスロットル。朝から抱きしめられる祐巳ちゃん。
いやぁ、羨ましいというか楽しそうというか。セクハラタイフーンは、この辺りから吹き荒れるのでした。
P20〜
「あれ、祐巳ちゃん。これ、なーに?」
やっと背後霊ごっこをやめてくれた白薔薇さま、
今度はセクハラ親父と化してセーラー服の襟刳りに手を滑り込ませてきた。
:あー、かなりの高等技術ですね。しかし、さすがは白薔薇さま。難なくこなしています。
あまりの手慣れっぷりに、祐巳ちゃんもなすがまま。前述のシーンから、場面転換してません。
本当に、朝から祐巳ちゃんは実にご苦労様なことですな〜。
「マリア様がみてる いばらの森」
P105〜
白薔薇さまは「少し知っている先輩」くらいだととてもいいけれど、
深くおつき合いするにはとても難しい人なのかもしれない。
やや鈍めな祐巳ちゃんが、白薔薇さまの本質の一端に触れた瞬間。
P119〜
「私、すごく仲がいい友達がいたのよ。
それこそ親や兄弟よりも大切で、その人さえいれば他になにもいらないくらい好きだった」
:短編を読むとよくこんなあっさりと口にできたなぁ〜と。
それだけ白薔薇さまの中では整理がついていたんだろうか?うーん。
この後、祐巳ちゃんが“白薔薇さまの本質は炎の様に激しいのかもしれない。
だから好きな人を火傷させないために遠ざけているのかもしれない”とまたまたらしくない鋭い事を言っている。
いばらの森は、白薔薇さまファンをグンと増やした話なのかな? 細かい事はよく分からないけど。
私は1巻から、結構好きだったので。
←白薔薇さまのすごく仲のいい友達
「マリア様がみてる ロサ・カニーナ」
P128〜
「あなたは魅力的だ、ロサ・カニーナ。もう少し早く知り合えたら、友達になれたかもしれない」
「妹にはしてくださいませんの?」
「なりたかった?」
でも、ロサ・カニーナははっきりと首を横に振る。
:実は白薔薇さまラブだった、ロサ・カニーナ。
雑記にも書いた
「嬉しい…。白薔薇さま、私は一瞬でもいいから、あなたの瞳にこうして私の姿を映したかったんですから」
何度読んでもスゲー台詞だ。
この後の白薔薇さまの行動が格好いいんだが、それは読んでのお楽しみ〜。
というか、教えるのが勿体ない〜。
←驚愕のロサ・カニーナ様(笑)。
クールな外見と、恋する乙女っぽさのギャップが好きです。
以後鋭意制作中