−雑記帳−2004年11月 戻る

 


11月29日
■ 本日の購入物

ランス ザ・コンプリート
エアマスター 23巻

一回発見して以来、近隣の書店から姿を消していたランスの設定本。
ランス1が発売されたのは、もう、16年も前なのか…。
いくら私でも、エロゲーやれない年齢ですな(笑)。
それはともかく、PCの性能の向上と共に牧歌的だったエロシーンも(笑)、
それなりに艶めかしく進化していった様がよくわかります。
イラストレーターさんの交代・引継は長寿作品なので仕方ないですが、
まるっきり別人の人たちが多すぎますよ(笑)。
ハンティ・カラーはVで登場した頃の、姐御っぽい顔立ちの方が好きなんですよね。

「まったく…可愛らしくなっちまって…」

とナウシカのクワトロのようなぼやきが口をついてでます。
でも、いまのハンティ・カラーも、これはこれで(笑)。by木村先生。

エアマスターは金ちゃん大爆発と、愛の戦士降臨。
濃いエピソードが続きます(笑)。
本誌では渺茫vs摩季のバトルが始まっています。
谷仮面ではハッピーエンドを描いたものの、
エアマスターでは別の形を描きたいというヨクサル先生。
さて、どう、落とし所をつけるんでしょうか…。


11月28日
■ プリキュア 40話

今日は3年生の弓子先輩たちにとって、最後の試合。トーナメントの決勝戦です。
なぎさは先輩たちの為に花道を作るため、志穂も莉奈もそれぞれの思いを込めて戦います。
ああ、弓子先輩可愛いなぁ(笑)。

今回は試合メインで進むかと思いきや、ベルゼイに触発された角澤さんがプリキュアに仕掛けてきます。
「何を恐れる必要があるのだ、ベルゼイ。この場でカタをつけてやる!」
奮起する角澤さんの体から、彼をも苦しめる黒い奔流が迸り、プリキュアに襲いかかります。
そして、プリキュアアクセルを装備した上で放った、
プリキュア・レインボー・ストームすら劣勢に追い込まれる謎の力…。
結局、ポルンがプリズムストーンの力を引き出して、勝利します。

黒い奔流は復活したジャアクキング様を苦しめている、「全てを食い尽くす闇の力」であるようです。
それを、「全てを生むだす光の力」を以て、制御することでジャアクキング様の永遠を保つ。
それが彼らの目的のようです。
番人が口を滑らせた言葉のせいで、ベルゼイが感づきました。
「謎は全て解けた…」
…とうとう、ポルンがプリズムストーンを持っていることが、ばれてしまいました。

来週はバトルオンリーのなかなか楽しみな展開になりそうです(笑)。
…というか、試合結果はどうなったのかな…。


11月25日
■ 結界師5巻

兄である正守に影響されて、烏森自体を封印することを決意した良守。
それをふまえて、烏森に対する認識や知識を根本的に
考え直させるようなイベントが、土地神ウロ様の徘徊事件でした(笑)。
烏森の殿様が妖怪・悪霊を呼び寄せて困るため、開祖・間時守がそれを封じた。
これが、物語が始まった段階での、烏森に伝わる伝承です。
ただ、ウロ様の話では、間時守自身がこの烏森の地にやってきたらしいわけで…。
殿様の依頼以前から、この烏森で何かをするために土地を借り受けた、
というのが本当の所なのでしょうが、それが何かはさすがに明らかにはなりませんでした(笑)。
若い頃のじーさま・ばーさまが出てきてちょっと嬉しかったですね。
というか、時音と良守にそっくりなんですが(笑)。
やっぱり、ああなっちゃうんですかね、あの二人も…(笑)。

そして今回もう一つのキモは、烏森へ妖怪を招待している人間?の姿が確認されたことでしょう。
結界師もしくは裏会のような術者なのでしょうか、それとも人に姿を変えられる妖怪…?
烏森の土地に引き寄せられて、妖怪が現れるのではなくて、
斡旋されてやってくるというのは、珍しいパターンだと思います。
サンデー本誌もかなり後押ししている、結界師ですから新展開が待ち受けているのでしょう(笑)。

でも、現段階でのアニメ化は勘弁して下さい…(笑)。

■ 金色のガッシュ18巻
千年前の魔物編が終了して、次の新章へのプロローグといったところでしょうか。

1.「残った魔物は強いものばかり」
2.「魔界の建造物が、人間界に出現」
3.「バオウ(バオウ・ザケルガで召喚する龍)とファウード(現状では不明)は
人間界・魔界を揺るがす危機に関連する、同等の脅威」


という伏線がしっかりと張られました。
1.を示すために、一見弱そうだけれど能力を考えると強いコーラルQ。
新たな仲間になりそうな雰囲気の、身体強化系の術を使うキッド。
そして、現時点でのバオウ・ザケルガでも倒しきれなかった、剣を使う魔物アース。
この三体の魔物を登場させています。
千年前の魔物編の後ですから、デモルドクラスがいきなり登場することはありませでしたが、
コーラルQも、7・8巻あたりのガッシュでは倒されているレベルの強さですし、
片鱗しか見せていないキッドも、派手ではありませんがかなりの強さを持つ魔物です。
そして、ガッシュと途中参戦したキッドと引き分けた、アース。
彼は間違いなく千年前の魔物編における四天王クラスの魔物でしょう。
ああ、デモルドは除きますよ(笑)。

2.はまあ…見たとおりですが現時点では何ともいえません。情報少ないですし。
3.はこれまたアースと彼の本の使い手エリーの会話から、読みとれる情報から推察すると…、
魔界の建造物の出現と、ガッシュの使うバオウ、そしてファウードという力は関連性も持っており、
このまま放っておくと、人間界のみならず、魔界まで危険だということです。
…これはやはり、王になる戦いとは無関係な事件なのでしょう。
ラスボスだと思っていたゼオンが驚愕していることからして、
王になる戦いに何らかの力(勢力)の介入があった可能性があります。

これは…戦いのルールの枠組みの外にある“何か”が動き出したと言うことかもしれません。
多分、もうちょっとしたら本が光り出して、「残りの魔物は後、○○体…」
と言い出しそうです。キャンチョメ・ウマゴン・ティオは安心ですが、
ウォンレイが危険ですね…。もしくは、バリーが新しい魔物の顔見せに倒される危険性があります。
その辺り、雷句先生は容赦ありませんからね…(笑)。

■ 鋼の錬金術師9巻
8巻の煽り文句、「軍部vs人造人間」とするにはちょっと早すぎましたね。
軍部(大佐の麾下)とウロボロス組の本格的な戦いは、9巻になりますから。
まあ、前哨戦っていえばそうなのかもしれませんけど(笑)。

8巻の主役は、文句無くバリー・ザ・チョッパーでしょう。
そして、ヒロインはロス少尉(笑)。
少尉、可愛いよ少尉(笑)。

ロス少尉は被害者というか、囚われのお姫様。
バリーはそれを助ける王子…(笑)。

やー、存分に暴れてくれて非常に嬉しいです。

今回はエドとアルがヒューズ中佐の死を知ってしまう、重いイベントも進行していました。
「いかなるモノを犠牲にしても、元の体に戻る」これは、エルリック兄弟が自らに刻んだ覚悟です。
でも、今回、ヒューズ中佐の死によって、「いかなる物」の本当の意味を知ってしまいます。
アルが言った「ボクは他の人が犠牲になる位なら、元の体に戻らなくていい」という発言が、
その重さを知ってしまったエルリック兄弟の内面を現しているでしょう。
そして、次巻でわかりますが、かりそめの不老不死とも思われたアルフォンスの体は実は…。
兄弟は自分自身の目的、求めるその禁忌に対して、その真実に対して、
どれほどの決意がいるのか、何を犠牲にしなければならないか…立ち止まって考え直し、
その上で、どう進んでいくのか、エルリック兄弟に新たな覚悟が問われていきそうです。

10巻が3月にでるようなのですが、発刊ペースが早くなってませんか?
ファンとしては嬉しいのですが、PS2用ゲームソフトの販促漫画を書かれていたり、
荒川先生の仕事量の多さが気になります。
ガンガンの看板作家様に、休みをあげて欲しいものですが無理なんですかね…。

ああ、そうそう。
…ウソ予告最高でした。さすがホークアイ中尉(笑)。


11月23日
■ 本日の購入物 

ヴァンパイアカウントアーミーブック
ROD 3巻
いろは双紙 みなぎ得一
Colorsファンディスク いろもんVol.2
古本色々(笑)
同人誌色々 Fate・Toheart・あずまんが・マリみてetc ゴロンタ様がみてる…(笑)

…はっはっは。家へ帰って数えたら、同人誌15冊。
ハンマーウォールさんのマリみて4コマ総集編を探したんだけど、残念ながら見つかりませんでした。
まあ、それ以外は玉砕島さんのFate本も見つかったし、万事オッケーです。
いろもんも見つかりましたし。
ただ、勘違いして5千円札を一万円札を間違えて持っていったため(笑)、
実弾が足らずにFateの限定版やその他のゲーム類が変えなかったことはナイショです(笑)。
…最初に同人誌を購入しなければ、アーミーブックを買わなければ買えたということも、
これまたナイショです。今年最後の散財は、細かく買い込んでしまいました(笑)。

■ 先日の購入物 
結界師5巻
金色のガッシュ18巻
鋼の錬金術師9巻

結界師は帯のプッシュが尋常じゃないです。確かに上手く育てればTVアニメ化狙える作品ですが、
あまり性急なことをして、折角の大樹の芽を枯らしてしまわないよう、サンデー編集様には注意して戴きたいですね。
ガッシュは、千年前の魔物編の次のステップへ行くための、仕込みですかね。
連載で読んでいるときは、コーラルQの辺りはダレ気味でしたが、まとめて読むとそれなりでした。
鋼は…いいところで終わってます(笑)。というか、嘘次回予告がステキです(笑)。


11月22日
■ プリキュア 39話

「わーい、わーい、ほのかんちにお泊まりだー。早く土曜日になーれ!」
…ハッハッハ。いきなり私を萌え殺す作戦ですな(笑)。
ビジュアルファンブック読んだせいもありますけど、なぎさと本名さん・ほのかとゆかなさんが、
本編の進行+キャラが友情を深めるのと同様に、息が合ってきている気がします。
最初から飛ばし飛ばし見直したんですが、最初の頃は微妙に遠慮とかある感じがしますから(笑)。

それにしても執事ザケンナーはいいキャラです。
外見も内面もデコボココンビという、ステロタイプなキャラですがいいですね。
あ、出番が少ない(笑)。…残念だなぁ…(笑)。
淫獣たちが離れに収容されましたが、さっそく盛ってますなミポメポ(笑)。
ポルンはプリキュア随一の人格者(犬)、忠太郎様に乗っているという始末。

まあ淫獣たちの行動はともかくとして、
みんなが夕食の食材を買いだししている最中、子供のようにお菓子を抱えるなぎさ。
夕食の用意では応援担当、怪我をしてはほのかに手当されるなぎさ。
そして、誰よりも夕食を食べるのが速い、なぎさ(笑)。
これは…やはり、私を萌え殺すために用意された回ですな。

キリヤの事をほのかがずっと気に掛けていたことが嬉しかったですね。
そして、再び友情を確かめ合う二人。そろそろ付き合い長いですし(笑)。

ゆ、夢の中で触手…朝からこんな…、いいんですかテレ朝様(笑)!?
ポルンすごいなぁ。夢の中へミップルとメップルを飛ばせるなんて。
ベルゼイ様、どうやら夢の結界を用意することで力と使い果たされたご様子。
熱い友情を確かめあった二人のマーブルスクリューで、普通に撤退してしまいました(笑)。
やっぱり、精神的なコンディションで技の威力が上下するなぁ…(笑)。

今回、ポルンの頑張りを唯一理解していた忠太郎様が、それを労ってくれます。
…ああ、今回は忠太郎様はみてるだったんですなぁ(笑)。
流石は人格者、忠太郎様。ポルンの功績を正しく評価してくれるとは(笑)。


11月21日
■ 金曜ロードショー もののけ姫 

いろいろ語り尽くされていると思うので、一つ気になっていたことを書きます。
ヒロインのサンって、モロの君の娘ですよね。
そして、モロの君には2匹の息子(娘?)がいました…。
勘の良い方はお分かりになったと思いますが、
モロの君の子供たちの名前が、「イチ」と「ニ」だったとしたら、
三番目の子供だからサン…なんでしょうか…(笑)。

モロの君がアシタカに語ったサンの生い立ちを聞く限り、
サンという名前は親から貰ったものでないことは確かです。
ということは…やっぱり、三番目だから、サン…(笑)?
詳細をご存知の方は、リドリーまでメールor掲示板に書き込んでやって下さい。
なんか、気になったもので…(笑)。


11月16日
■ ザ・スニーカー 12月号 

…付録の為に購入してしまいました(笑)。
急逝された吉田先生のトリニティ・ブラッドP−極光の牙−
の序章と物語のプロットが載っているようなので、探し回ってようやく手に入れました。
2巻分冊の長編の後で、久しぶりにコンパクトな話を用意されていたようです。
ページ数は少ない予定だったようですが、前巻で激変した世界情勢や、
人物関係を踏まえて第2部の始まりとして期待を抱かせる内容に仕上がっていたようです。
…残念なのは、このお話を小説として読めないことですかね…。
久々にアスト姉さんや、もはやお姫さまと化したイオン坊やもでてきたのに…(笑)。

私はあっさりと漫画・小説をアニメ化する事には否定的な人間なのですが、
吉田先生亡き後、アニメ化計画が静かに進行しているトリニティ・ブラッドは応援しています。
何故なら…原作はもはや続きを望めませんけれども、
吉田先生の全体の構想が残っているであろう編集部の協力があるなら(あると思いますけどね)、
終えられなかった原作を、アニメで見ることができるという極めて稀な状況が作られるからです。

まぁ…不安もありますが、それ以上に望んでも得られない終わりを見ることができるなら、
アニメ化も有益に働く可能性が…。あー、私に希望を持たせて…(笑)。
CDドラマで演じられた声優さんはちょっと豪華すぎて、そのまま引継は無理でしょうが、
演出とか脚本とか無茶苦茶でも、挿し絵の柴本氏の画風が再現されているなら、
一条和矢氏がアベル役を演じ、ケンプファー役を速水奨氏が演じられるのなら…
いかなる展開になっても文句はいいません(笑)。
いつ始まるか、始まらない可能性もありますが、私は期待しています。ええ、本当に。

…ファンは怒るかもしれないけど、ディートリッヒはさっくり殺っちゃって欲しいんですが(笑)。


11月14日
■ プリキュア 38話

よし美先生結婚って、女子校では刺激強すぎですなー(笑)。
周りは既婚者か、女教師しかいないんですかね。あんなに可愛いのに何故放っておく!?

まあ、今回のキモはよし美先生の結婚じゃなくて、
結婚を口実に2年桜組の生徒総出演っていうことでしょう(笑)。
莉奈や志穂は言うに及ばず、4話に登場したなぎさ似の美術部員、真由。
ニセプリキュアでコスプレに目覚めた夏子と京子(笑)。
普段あまり映らないクラスメイトも可愛らしくて、桜組いいなぁ…。

今回はドラマ重視だったので、戦闘の尺も短かったですね。
いっそ、いきなりマーブルスクリューでもよかったかもしれない(笑)。

マーブルスクリューをあっさり弾いていた筈の角澤さんが、
怒りのパワーで威力を増したマーブルスクリューに敗退!
やっぱり、精神面からの影響がかなり色濃い技なんだなーと。

ラストによし美先生の投げたブーケを、なぎさがゲット!
…やはり、横で見ているほのかの優しい視線が意味深でした(笑)。

今日の名言「私も結婚するまでが人生最良の時でしたよ!」by米槻教頭


11月10日
■ ふたりはプリキュア ビジュアルファンブック 

書き下ろしのイラスト、各話紹介、そしてキャラクターの設定画と盛りだくさん。
そして…表紙の二人がイイ(笑)!

書き下ろしのイラストは、高橋氏のキュアブラック・キュアホワイトが好きですね。
唯一の変身後のイラストですし、戦闘後、まったりしている感じがでています。
さりげなくほのかの肩に手を回している、なぎさの視線がエ…いや、友情を感じさせます(笑)。
設定資料集は、まさかブレキストン博士まであるとは…。
その辺りの拘りはいい感じです。やっぱり、ちらっと出てくる人までしっかり設定しておくんですね。

驚いたのは関連商品が508アイテムもあったということでしょうか。
トイざラスで売っているハンカチが実は結構可愛いんですが、それもきっちり載ってました。
やっぱり、カードやコミューンはスポンサーからの依頼、というより要求だったんですね。
うーん。まあ、関連グッズ込みでスポンサーも資金提供するわけですから、
仕方ないと言えば仕方ないんですけどねー。

…噂通り、おまけCDはいい感じでした(笑)。


11月6日
■ クレイモア 7巻

6巻後半から登場した、みかんこと組織の第4位オフィーリア。
ファンキーで人をくった態度と、滲み出る残酷さと狂気から大活躍しています。
もと戦士クレイモアであった覚醒者をあっさりと斬殺し、
クレアをいたぶるいたぶるいたぶるいたぶる……(笑)。
いまだかつて妖魔も、覚醒者でさえも成しえなかった、

クレアの両手両足全切断の偉業を成し遂げました(笑)!

そしてクレアの利き腕が、魚肉ソーセージのようにスライス…(泣)。
ヒデー、酷いよ、みかん! やりすぎだよ、みかん!

だが、それがイイ(笑)。

しかし、我らがみかんもかつての第2位イレーネさんには適わず…、
本当に手も足も出ずにやられちゃったんですけど…、いや死んでませんけどね。
うーん。
10年前のクレイモアの実力って、分かり辛かったけど、
片腕のイレーネさんにみかんが歯が立たなかった事を考えれば、イレーネさん圧倒的だったんだぁ…と。
そして、そのイレーネさんをあっさり切り伏せたテレサは、
歴代最強の1位と呼ばれるだけはあったんだと、改めて思い知らされました。

高速剣をその腕ごと伝授した、イレーネさんの言葉。
久々に、心に沁みいりました……。

「お前と一緒にいるテレサの穏やかな表情を見た時、
   私の内に沸き上がった感情は羨望だった……」


半人半妖となって、妖魔を斬殺し続ける組織の戦士クレイモアたち…。
心をすり減らしながら、ただ殺戮を続ける彼女たちが、
それも、組織で最高の戦士バケモノであったテレサが、穏やかな表情を取り戻している。
イレーネさんの内に驚愕と供に沸き上がったであろう羨望は、想像にあまりあります。
恐らく、瀕死の重傷を負いながら生き延びたのは、
テレサが得た穏やかな表情生の実感への残心故でしょう。

でも、イレーネさんは……(泣)。

今回収録された最後の話。「闘う資格V」において、覚醒したオフィーリアと戦うとき…、
クレアはテレサとイレーネ、二人の戦士クレイモアの心を継ぎ、
一本角の覚醒者プリシラと戦うことを宣言します。
ようやく、クレアが戦士になるために決意した戦いへの準備が整いました。
7巻目にして、ようやく銀眼の戦士クレイモアクレアの戦いは始まったのです…。


11月1日
■ Elysion−楽園への前奏曲−

幻想楽団Sound Horizonのメジャーデビューアルバム第一弾。

様々な曲調で奏でられる一曲事に完結し、連なる楽曲ものがたり
楽曲ものがたりとしたのは、うたというよりうたって感じがするんですよね、Sound Horizonの曲は。
聴くというよりも、小説を紐解いていくというか、
そんな物語に没頭している感覚に似ているんですよ。

私が知ったのは同人時代のアルバムである、Chronicle 2ndからですが、
独特の世界観はMDに落としてエンドレスで聞き続けてしまう中毒性があります。
ただ、独特と評したようにファンタジー、そして悲しい結末を孕んだ物語なので、
人を選ぶアルバムであるといえるでしょう。波長があうと、かなりはまりますけどね(笑)。
でも、鬱という感じではなくて、なんというか綺麗な滅び、綺麗な悲劇…、
そんな感じで痛々しい感触を受けるものではないんですよね。
なんていうか…、あ、そうそう。

悲劇に浸れるっていうか…(笑)。

妙な言い方ですけど、これがぴったりはまりますね。

Elysion収録曲では、「恋人を射ち堕とした日」が一番お気に入りです。

銀色に輝く矢を放つ
何度でも 唯…彼が息絶えるまで…

その情景を頭に浮かべたとき、
一番綺麗で、一番悲しい想像を展開できたのが、この曲だったんです。
他には…Chronicle 2ndにも収録されている、「雷神の系譜」は燃え曲ですし、
コミカルな「魔法使いサラバント」は実は一番ハッピーな終わり方してます(笑)。

今回のElysionには、前奏曲という副題がついています。
礼拝において最初に奏でる曲であるとか色々意味もありますけど、
私は組曲などの多楽章曲の冒頭という意味合いを当てはめたいですね。
Elysionを前奏曲オーヴァチュアとした、
Sound Horizonのさらなる幻想組曲を楽しみにしたいと思っています。