−雑記帳−2004年5月 戻る

 

5月30日
■ 二人はプリキュア 19話

冒頭からジャアクキング様が苦しんでいます。
言っていることをまとめると、
「闇の力は諸刃の剣。自分も危ない(笑)。だからプリズムストーンでなんとかする(笑)」
ということでした。毎度、緊張感のあるOPなのですが、今週は反映されるのでしょうか(笑)。

中間テストの話題を振られて、 「その話は…今したくない!」 と言い放つなぎさが(笑)。
しょっぱなから藤P先輩への妄想で、しょっぱなからおかしくなってます、なぎさ。
一夜漬けのテスト勉強計画も失敗し、あっさり夢の続きを見ようと眠りにつくなぎさ。
……やばい…ささいな行動にいちいち反応してるよ、私(笑)。

今日の話で、キリヤ関係の部分がかなり動きました。
サッカー部の試合で、ラフプレーをしてしまうキリヤ。
そして、ほのか達のクラスメイト、聖子ちゃんの告白に酷い態度をとるキリヤ。
ほのかに「他人が何を考えているかわからない」と漏らし、
「相手の身になって考えればいいよ」と助言をもらいます。
ドツクゾーンの人達に共通して言えることは、知識はあるけど常識というか圧倒的に経験がないこと。
まあ、経験というのはこの場合、人間的な思考の仕方とでもいいますか。戦闘的な部分は除きます。
だから、論理的でない感情論がなかなか理解できないキリヤは、
先週の絆創膏の件で彼の心に引っかかりを残したほのかにつきまといます。
後日、友達が引っ張って再度告白した聖子ちゃんに、さらに酷い態度をとったキリヤ。
この場合、怒りのきっかけは彼女たちですが、対象はほのかだったようです。
多分、恋愛の概念が無さそうなので、感情を持て余しているのだけだと思いますが…。
恋愛と括ってしまってもいいのですが、どちらかというともっと幼い感情のような…。
例えるのなら…
母親が別の兄弟を贔屓した(と誤解して)ことに嫉妬して、母親にあたりちらすような感じですかね。

この直後、事情を聞いたほのかが男子部へ乗り込むのですが、綺麗だなぁ男子部(笑)。
余談ですが、私の出身高校は理数系が男の園、英語クラスという特権階級が女子ばかり、そして、文系が男女半々の構成でした。 私は文系でしたが、理数系のクラスへ用事で行ったとき…あそこは映画の処刑教室のような荒れようでした。
ポルノ(バンドに非ず)のポスターは貼ってあるし、掃除していないからゴミ箱はパンクしていて……(笑)。
男子オンリーという限定社会の欠陥を如実に現しているように思えて…だから、私の男子校(男子部)の印象はそこにあります。
そのせいか、女子部と変わらない綺麗な教室に正直驚きました(笑)。

で、話を戻すと…キリヤに「人の気持ちを考えてあげて!」と怒鳴り込んだほのかに、
初めて感情を露わにしたキリヤが「ボクの気持ちはどうなるんだ!」と言い返します。
ほのかは、聖子ちゃんの側の事だけ考え、その怒りにまかせて突っ込んでしまいます。
キリヤの行為を考えればそれでも構わないと思いますが、依然かわした言葉がその枷になってきます。
「相手の身になって考えれば…」というのなら、キリヤの事も考えてあげなければなりません。
ほのかは悲痛な声で、「私…キリヤ君のこと…なにも知らなかったのに…ごめんなさい…」と謝ります。
銀行強盗のおじさん達に、大分偉そうな事を言った彼女ですが、
ここに来て自分自身の言動への試練がやってきました。
おじさんたちを後押しするイグニッションキーとして作用したほのかの言葉ですが、
キリヤの場合は別に作用しました。
その辺りの非整合性を思い至るには、年齢的な経験が少なすぎたのでしょう。
ほのかが綺麗ごとばかりを口にしているという見方もありますが、それは悪いことでは無いと思います。
一部の昆虫や動物の巣は、まず外壁を作ってから内装を完成させます。
外壁を作り上げることで、まず外界からの危険を遮断して内側を充実させます。
きれい事と言われてしまうような概念をまず最初に学ぶことは悪いことではありません。
正しいと思われる考え方を外壁にして、外界からの刺激(経験)で実践的なものにしていけばいいのです。
恐らくほのかの言動はお婆ちゃんの影響が大きいのでしょう。
年齢を経て自分自身の血肉と化した言葉には含蓄がありますが、
借り物の段階では他人の心まで届いて、それを揺り動かすことはできません。
星矢でいう「借り物の黄金聖衣は、貴様には荷が重すぎたようだな!」(笑)ということなのでしょう。
年齢的なこともありまずが、圧倒的に経験が足りないのです。
だから、今回の事は彼女にとって、財産になるはずです。

経験を上手く思想に反映できるようになれば、
ほのかは他人の気持ちを汲み取れて実のある言葉を紡げる女性になれるでしょうから…

ここのところ、一時期控え目だった戦闘パートが俄然盛り上がりを見せています。
今回はOPテーマ前の緊張感がそのまま戦闘に反映されました(笑)。
教室を鏡の迷宮として、肉弾戦でプリキュアに挑むポイズニー姐さん。
……そんなに強いんだったら、最初からザケンナーと姐さんの二正面作戦でいけばいいのに(笑)。
この辺りも実際の経験が少ないためか、自身の能力への驕りのせいか…詰めがやや甘いですねー。

鏡に閉じこめて粉々にするという
超強い技に閉じこめられた二人を助けてくれたのは誰でしょうか…?

順当にいけばキリヤなのでしょうけど、何か新しい存在なのでしょうか。
今日は、マーブルスクリューがでなかったのが寂しかったですが、非常に充実した戦闘でした。

戦闘パートで思案するキリヤが写っていましたけど、
彼はほのかに言われた「相手の身になって考えればいいよ」を実戦します。
聖子に手紙は受け取れないけれど、酷い態度をとったことを謝ります。
そこで、聖子から思いがけない言葉をもらって驚かされることになります。
どんどん人間を学んでいるようですねー。なんかいいキャラになってきていますね、キリヤ。
「明日も中間テスト頑張ろうねー」と声をかけるほのかに対して、
なぎさが「その話は…今したくない!」(笑)と返して、冒頭の台詞に繋がるわけです。
プリキュアの演出が綺麗にはまりましたねー。いや、いい感じです。この調子で行きましょう(笑)。
来週はとうとうイルクーボこと怪しい坊さんが登場します。
ガンガン攻めてくるタイプのようで、街ごと巻き込んだ大規模な話になりそうです。楽しみだなぁ(笑)。
 

5月28日
■ 真月譚 月姫 1巻

有名な作品ですので、細かい説明は割愛させてもらいます。
初見の印象…登場キャラ軒並み可愛くなっているのですが(笑)!
表紙のアルクェイドがゲームの時よりやや幼い感じになってます。
志貴まで可愛らしく(笑)、なっているのはご愛敬。

ふと思ったのですが、この佐々木先生。やけに死体が上手くありませんか(笑)?
漫画で死体の書き方って二種類在ると思うんですよ。
一つ目は嫌悪感をもよおすような惨たらしい手法。
二つ目は他の感情を全面に押し出した叙情的な手法。
前者はホラー漫画で嫌悪感や恐怖を煽るための描き方。
後者は少女漫画で惨たらしい死に方だけど、死体への嫌悪は最小限に押さえて、
死した人物への哀しみ等、感情を全面に押し出した描き方とでも説明できますかね。
で、佐々木先生の描き方は、後者であると思っています。
例えばアルクェイドの17分割された死体は、普通なら正視に耐えないものですが、
志貴の驚愕を全面に押し出すことで、死体の陰惨さをあまり感じさせないように仕上がっています。
ゲームの月姫においてはで文章によって表現されていた惨劇が─志貴の記憶など─が、
ビジュアル化されるとこなんな凄惨な光景なのかと驚きがありましたね。

1巻でさっちんイベントが発生したので…もしやと思っていたら…
早くもさっちんが襲われてしまいましたよ!
…あの切なさ大爆発のイベントはやはり回避不能なのでしょうか…。
ただ、有彦の刈り上げはもうちょっとこめかみの所まで刈り上げた方がいい気がします。
や、まあどうでもいいことかもしれませんが(笑)。
あ、最重要項目を(笑)。
まあ、ネロ先生のコートがイカス(古代精霊語)のでネロにうるさいネロラーの私も満足しました(笑)。
そう、そうなんですよ。

ネロ先生が格好良い(笑)。

誠に申し訳ないのですが、原作よりイケてます(笑)!!
漆黒の混沌ボディから鰐が出現するシーンなど、自身の想像力が貧困だったと思い知らされました。

展開は、ゲームで言うアルクェイドルートですが、他のヒロインのルートもある程度混淆した、
統合ルートとでも言うような形になるのでしょうか。
青子先生との想い出の会話も丹念に描かれていますので、安心しました。
細かいところで気になる方もいるかもしれませんが、ゲームのコミカライズとしては、
レベルの高い仕上がりになっていると思います。
月姫をプレイされた方は一度、目を通して置いて損のない作品です。

5月23日
■ 夢の欠片 「MADLAX」オープニングテーマ

夢の欠片も実に良い曲です。流石は梶浦さん、ボーカルの南里さんの声も清々しい…。
しかし、私の目的はヤンマーニの確認にあります。
果たして…あのヤンマーニは本当にヤンマーニであるのかっ?
…で、一般的にヤンマーニと呼称される曲は、2番目の『nowhere』という曲の事です。
帰宅後、早速歌詞カードを確認しましたよ。
とうとう…ヤンマーニの秘密が、白日の下にっ……!!

…………
…………

……コーラスの歌詞は載ってないや…

私のヤンマーニの探求は、開封後2秒で終了しました…。
まあ、それはともかくとして非常に良い歌なので梶浦サウンドがお好きな方は購入しましょう。
それにしても、謎が深まっただけでした…ヤンマーニ(笑)。

■ 二人はプリキュア 18話
先週の予告会話が秀逸でしたので、今週のプリキュアは楽しみにしておりました。
いやー、予想を裏切らぬ展開で(笑)、満足させて頂きました。
冒頭から農作業の服を選んでいるなぎさが恋する女の子していていいですねー(笑)。
そして、お約束のリョータの乱入とコブラツイスト…はっ!
まさか…あの状況でああいった言動をとればコブラツイストかけられることは明白!!
もしや…コブラツイストを姉にかけられるために、部屋にやって来ているのでは(笑)!!
あの若さで、マゾヒストなんですか、リョータくん(笑)。先が心配だ…(笑)。

で、やってきました農作業。藤ピー先輩の友人の老夫妻の畑を手伝うわけですが…。
予想通りまともに藤ピー先輩と会話できないなぎさ…。
いい仕事だ…これは実にいい仕事ですよ…。良いモノを見せて貰いました(笑)。
そして待ちわびたキリヤが心を動かされる話が、フラグが立ち始めましたよ!
怪我したキリヤにバンドエイド(商品名プリQバン)を貼ってあげるほのか。
どきどきのキリヤ君。いい展開だ…(笑)。

そして、スポンサー関係の玩具で愛を確かめ合っている淫獣たち…。
藤P先輩とその玩具を使用したいなぎさですが、頑固爺さんに試して見ると…。
仲が悪そうなのにも関わらず、満点表示されてしまいます。
見てる側からすれば、一目で「この老人はラヴラヴだ」と分かりますが、
人生経験が少ないなぎさではそれを看破することはできないようですねー。
「力を合わせるから人間は強いんじゃないかしら?」
という年上のお姉さん(ほのか)の言葉にキリヤくんが揺れ動いている時(笑)、
ポイズニー姐さんが登場して叱咤します。
まあ、あっさりキリヤが心変わりしても面白くないので、違和感を感じる程度に留めるのが、
話展開のさじ加減としては一番妥当なところではないでしょうか。

今回は、蚯蚓にザケンナーを憑依させるという暴挙を(笑)。
絵的に危険な薫りがするのですが、私が汚れてしまっただけなのでしょうかねぇ……(笑)。
しかし、ここでの見せ場は老夫婦と藤ピー先輩たちです。
頑固爺さんは、大きなお友達の予測の通りお婆さんラヴラヴで身を挺してかばいます。
そして、藤ピー先輩と友達くんは老夫婦を救うために、蚯蚓ザケンナーを引きつけます。
おお、素晴らしい勇気だ。アニメだからあまり怖くないですけれど、
実際あの比率で巨大な生物が出現したらあっさり逃げてしまいそうになります(笑)。
それを、危険を省みず老夫婦を助けるための囮になるとは…なかなか男気に溢れていますね。
ここまでで、今回かなり詰まった内容だということがわかりますが、
それ以上に今日の戦闘はスピード感といい演出といいキレてました(笑)。
くるくる回転しながらプリキュアの二人が飛んできて、蚯蚓ザケンナーにダブルライダーキック!!
ムカデザケンナーにはじき飛ばされたなぎさが、OPの東京タワーを彷彿させる動きをまで!
攻撃までの間の動きが小気味よくていいですねー、今回の戦闘シーン〜
2体目のザケンナーに分断され、キリヤの力で洞窟に閉じこめられたほのかが痛めつけられます。
トドメ…というところで、キリヤに動揺が走りますが…今日のヒーローは彼女です!

「ほのか…助けに来たよ!」

…おおっ!! なんて男前なっ!! そして究極の台詞をなぎさがっ!

 「ヒーロー登場ってね!」

ヒーロー…ヒーローですか、なぎささんっ! 思わず…

「敵は多いな、ほのか。いや、大したことはないか…
今日はお前と俺でふたりでプリキュアだな…」

という男前台詞の幻聴がが聞こえたかのような展開…!
藤ピー先輩にどきどきしている乙女チックななぎさを存分に堪能できただけではなく、
男前な彼女まで魅せてくれるとは…あまりにも贅沢だ…(笑)。
嬉しそうな声で「ヒロインでしょ?」
と一応突っ込むほのかもコンビが上手く回転している様を見せてくれて
あ、今日はどうも喜びすぎて脳内麻薬が全開になってきたので、このあたりにしておきます。
来週のキリヤ話も楽しみだ〜。日曜日がこんなに楽しみなのは久しぶりだなー(笑)

5月20日
■ 仮面ライダークウガ

放映されてから大分経って、ようやく平成ライダーシリーズの祖、クウガを視聴できました。
その感想を書いてみたいと思いますが、いつも以上に恥ずかしい(笑)内容なので、
それでも構わないと言う方だけ読んでみて下さい。
後、書くことが多すぎて、大分端折ってます。とりあえず、言いたいことだけ書きましたので。

特撮としては不必要な程にドラマ的な日常描写に拘った作品。
それが、仮面ライダークウガの最初の印象でした。
普通、ヒーローと怪人の戦いをベースにその上にドラマ部分を乗せていく手法が一般的だと思います。
ですが、クウガは人間ドラマの上に、怪人との戦闘を織り込む形になっています。
ただ、怪人の存在が蔑ろにされたわけではありません。
クウガの人間ドラマは、大体が怪人の存在やその引き起こした事件が元になっていっています。

怪人に父親を殺された少女、自暴自棄になり怪人に憧れる青年、
怪人の事件のせいで息子との時間を持てない母親…。

主人公、五代雄介は怪人と戦うだけでなく、彼らに笑顔を取り戻させるヒントをくれます。
これがポイントです。
彼は苦しんでいる人を直接救い上げるのではなくて、
笑顔を取り戻させ、自分で立ち上がり問題を解決する力を与えてくれるのです。
まあ、実際に怪人に襲われている人達は、その場できちんと助けてくれますけどね(笑)。
ヒーローとしては、結構珍しいタイプであるといえるでしょう。
ですが、そんな人間だからこそ戦い抜くことができたのだと思います。

主人公が善を為すのならば、悪を為すものが必ず存在します。
ヒーローが輝くには、その光りが映えるための影が必要になるわけです。
それが、特撮において怪人と俗称される異形のモノたちのことです。
このクウガの世界では、“未確認生命体”と称され、彼ら独自の言語では“グロンギ”と呼ばれています。
グロンギは冷酷に人を殺害し、物を破壊し、そしてそれを楽しんでいます。
狂気に満ちた者や、不必要に狂暴な者、誇り高く戦闘に全てをかける者…。
様々な個性を持っていますが、一様に言えることは、
何かを奪い去る事を愉しんでいる存在だということです。
当初、人間の姿を持つものの、別種の存在だと思われてきたグロンギですが、
その実、怪人態への変身を持つというだけの人間とほぼ変わらない生命体であることが判明します。
いえ。「生物学上同一の存在」ということなので、人間であると断言して構わないでしょう。
彼らは殺人ゲームという非人道的な行いを繰り返して、その独自の価値観の中で、
人間の社会的な倫理観を破壊して、事を進めていきます。

「だから唯のゲームだ。
獲物を追い、狩りをする。それ以外意味はない」

グロンギの一人が、警官に語った言葉です。
かつてグロンギは平和を愛する種族、リントと争ったことがあるようです。
そのリントは、今の人類の祖先であるようなのですが、
バラのタトゥーの女というグロンギのゲームの進行役が、銃を構えて戦う一条刑事を見て、

「リントも(好戦的に)変わったものだ」

と言い放ち、物語終盤においては、

「リントも我々(戦闘民族グロンギ)と等しくなるだろう」

と語っています。
この辺りを考えてみると、リントとグロンギは元々同一の種族で、
退廃の末にその技術を争いに向けていったグロンギが、リントを害していったのではないかと思います。
人間も手段は違ってもああいう心を失った存在になってしまう可能性を持っているということです。
そして、グロンギのあの姿はリントの後継者として歪に変貌してしまった人類への、
警鐘であるといえるかもしれません。

仮面ライダーとしては異例が続いたクウガでしたが、
最後のダグバとの戦闘も、これまでの仮面ライダーではありえない戦い方です。
変身を解除(ベルトが破壊されて強制的に)しての生身での殴り合い。
当時、物議を醸した展開だと思います。私は伝え聞く程度ですが。
恐らく、「おかしいと」感じた人達は昔からの仮面ライダーファンではないかと思います。
そして、容認した人達はクウガからの仮面ライダーファンの人ではないでしょうか。
旧来のファンの人達が悪いわけではありません。
確かに仮面ライダーとして、あのラストバトルや最終話には問題があると私も思います。
ただ、“クウガ”という物語として考えてみれば、
あのダグバとの戦いや最終話は当然の帰結のように感じられます。
そう。
クウガという作品が秀逸であったからこそ、土台として在った“仮面ライダー”
というビッグネームがここに来て足かせになってしまったと言うべきではないでしょうか。
“クウガ”という名前の新たなヒーローであれば、
あのラストの展開も最後までつき合ってくれた視聴者に支持されたに違いありません。
ですが、最初に視聴者を獲得してくれた“仮面ライダー”というノスタルジックな想い出装置が、
その作品が優れたものとして独自の色を主張してしまったために、不要になってしまったわけです。
もっとずばりいいましょう。正直、邪魔になってしまったといえます。
作品自体の評価を無視して、“仮面ライダー”ではないという
仮面ライダーの展開ではないということで、拒否反応を起こしてしまったのではないでしょうか。

私は今回、クウガを試聴するに当たって“仮面ライダー”を視聴するのではなくて、
“クウガ”という新しいヒーローに出会うことを心がけて見ていました。
ですから、ある意味事前から耐性があったわけで、多分、リアルタイムで見ていたら、
“仮面ライダー”であるとして見ていたのなら、私自身も憤っていたはずです。
クウガの成功は、“平成仮面ライダー”シリーズの呼び水となり、
現在放映されているブレイドまでアギト・龍騎・ファイズと好評を得て、
玩具や周辺グッズの売上なども鑑みて、成功したといえる実績をあげていることは間違いありません。
恐らく、来年も“平成仮面ライダー”は放映されるのではないでしょうか?
しかしながら…恐らく“平成仮面ライダー”シリーズの中で、

“クウガ”が二度と蘇ることはないでしょう。断言してもいいです。

何故なら開拓者であるクウガが、後継者の中から現れることは無いからです。
開拓者が切り開かれた道から現れたら、その瞬間に、開拓者たりえないでしょう。
もう一度クウガが…いえ、“クウガ”の再来と呼ばれるような作品が
姿を現すことになるとすれば、同じ条件を整える必要があるのでしょう。
そうです。
仮面ライダーブラックでとぎれた“仮面ライダー”という血脈を、
仮面ライダークウガが必死になって蘇生させて新たな実態を与えたように…。
その時期は、クウガの血脈が途絶えその記憶が奥底に眠り、想い出装置のなかで熟成された頃…。
“僕らが見たクウガをもう一度見たい…”という、当時の少年たちが集まったとき…。
私が生きていられるかどうかは難しいですが、そういったクウガから笑顔を貰った過去の少年たちが、
あの日見たヒーローに合おうと決意したとき……、
みんなの笑顔を取り戻すために、自分の笑顔を削って戦った青年と、もう一度再会できるはずです。

5月18日
■ 史上最強の弟子 ケンイチ 10巻

おお、とうとう巻数が二桁突破しましたね(笑)!
漫画をこよなく愛する松江名先生の努力が実ったのですよ。おめでとうございます。
というわけで、10巻は記念に2冊購入しました(笑)。
…いや、そういうことはやめろやめろと言われているのですが…
避けて通れ無いじゃないですか、身体が漫画で出来ている人間としては…(笑)。

今回は、ロキの策略でケンイチの妹のほのかが誘拐されて、ケンイチとハーミットが戦うわけですが…。
戦闘中に話していたハーミットの過去話は、大体増刊の内容と同じですね。
ハーミットこと杉本夏が、妹と共に引き取られ彼女の病気の治療のため、
義父の要求通り機械のように帝王学を修めざるを得なかった…。
このまま、冷酷な環境で生き続ければガイバーの巻島顎人のような、
手段を厭わない悲しい野心家に成長したことでしょう。
杉本夏の悲劇は、一時であれ彼自身が妹と共に人の情愛を受け、幸福を知ってしまったことです。
そのせいで、それが一気に堰を切ったかの如く崩壊したとき、彼の心は一層頑なになってしまいました。
恐らく、幸せな家庭で育ったケンイチを反転させた境遇の、いわば闇のケンイチが夏なのでしょう。
だから、彼が精神的に和解して(恐らくもう一勝負は必要)、ケンイチの友人になった時が楽しみです。
ある程度反発しつつも分かり合う(笑)、いわゆる少年漫画のライバルになったら面白いと思いますが…。
だって、夏には脈がありますよ。
本人が言うほどに荒みきっているなら、拳聖さまに助けられた恩なんか忘れてしまえばいいんですから。
律儀にその恩に対して、反応しロキに足かせに使われてしまうあたり、彼はまだ戻れます。
今の彼の歩む道の先には長老の言ったとおりの事が待ち受けているだけでしょう…

「おぬしの歩もうとしている道…“孤高の道”の行く先には…
なーんもないぞい。カラッポじゃ。見てきた者が言うんじゃから間違いないて!!」

長老…荒んだ時期があったのですか…。それは、おっかない…(笑)!

週間連載では見逃していたのか、拳聖さま初めて見ましたよ。
あんな怪しいやつだったのですねー。いやー、怪しさだけでいえば師匠たちクラスだ。
というか、第一拳豪が拳聖さまだと思っていまして…(笑)。
や、誤解も甚だしい(笑)。
……今回はしぐれさんの活躍が少なかったので、次巻では是非(笑)

5月17日
メガテン占いやってみました。

http://mith.hp.infoseek.co.jp/ddsfortune.html

珍獣  Lv. 20
クダ
NEUTRAL‐NEUTRAL

吉祥天:
オーラが見えますわ あなたは神の祝福を受けています
シヴァ:
弱き者は、我が庇護下に入るがよい
太上老君:
さらなる深い理解のために精進するのじゃ
マーラ:
な、なぜそんなに高潔でいられるのだ
ヤヌス:
自らの影に飲み込まれぬようにな
閻魔大王:
極楽にゆくがよい


NEUTRAL‐NEUTRALかぁ…妙なバランス感覚が、ある意味らしいなぁ(笑)。
ただ、グラフを見るとDARKよりのNEUTRALですけどね…ふっふっふ。
心の師(笑)、マーラ様には驚愕されているようですね、ちと残念。
極楽ねぇ…ぞっとしないなぁ、閻魔さま。天国で下働きよりは、地獄で冠抱いた方が(笑)。
太上老君閣下から励まされたので良しとしますか…。
できれば、吉祥天様よりは弁財天様に褒めて欲しいような(笑)。
仏像の外見的好みから言えば、弁天様の方が好きなんで(笑)。

あ、もしも占いを試された方掲示板に書き込んでやって下さい。
どんな悪魔が他にいるのか知りたいので(笑)


■ 二人はプリキュア 16話
冒頭でジャアクキング様がはっぱをかけます。
ただ、その割には意外に冷静なベム・ベラ・ベロ(笑)。
もしかして、あの感じだと…謀反を企んでるのですか? 強気な発言をするポイズニー姐さん。
それはそれで面白い展開だと思いますが…まあ、単に姐さんの自信の現れにも見えますが…
学院のマドンナ(ナウなヤングくらい古い言葉)友華先輩。
文武両道の完璧超人っぷりをみせてくれますが、どうやらご本人はストレスが貯まっている模様。

そして…そして…今日の最大の目玉…黒板消しのオクラホマミキサー(笑)!!!

な…なんて、なんてことをしてくれるですかっ!!

危うくこのリドリー、日曜の優雅な朝食で萌え死ぬ所でした。
すごくナチュラルに仲良しっぽさが出ていて、素敵でした〜。

それにしても、ザケンナーを憑依させられてストレスが爆発した友華先輩。
分身してポップコーンを食ったり、噴水で遊んだり、花いちもんめをしたり…と…、
そのストレス解消行動が、意外に子供じみていると言うことに気が付きませんでしたか?
黒板消しオクラホマミキサーをしていたなぎさとほのかに言った、

「私が小学生くらいだったら参加してもいいんだけど…」

という言葉が伏線になっているとはなかなか芸が細かい(笑)。あ、一応、説明を。
つまり、友華先輩の心の奥底には自分を憧れの存在として保たなければいけないという、
重圧と責任感が常にのしかかっているわけです。
だから、あのオクラホマミキサーを見たときに「あー、私も混ざりたいなー」と思ったことでしょう。
しかし、学園内での立場を思い出して、憎まれ口を叩いてしまったのだと思います。
それが証拠に「あの子たちにマドンナと呼ばれるものの苦労なんてわからないわよね…」
という言葉を渡り廊下の端っこでため息と共に口にしているわけです。
 
戦闘は、なかなか盛りだくさんでしたね。
久しぶりに奸計を用いたポイズニー姐さん。ボケるなぎさに突っ込むほのか(笑)
そして、憑依しないザケンナーとの戦闘&相手の体内からのマーブルスクリュー(笑)
いやー堪能させていただきました。派手なアクションでは前回が上ですが、
こういった細かい部分で楽しめたという点では今回の話の戦闘は素晴らしいですね。
そういえば、友華先輩はあの顔で自宅まで帰宅されたんでしょうか…。
あ、マヨネーズじゃなくてバターですよ、先輩(笑)。
マヨネーズを塗ると、お肌にも悪いですし、よつばとの父ちゃんの二の舞です(笑)。
 
ただ、今回の話で小田島友華先輩の悩みは完全に解消されてはいないわけです。
多分、一時的に気が晴れた程度ではないかと思います。
えーと、これは、演出の失敗ではなくて再登場ということですよね(笑)。
次回登場時は、是非にも縦ロールを進化させて下さることを期待しております。
びっくり鍋で楽しませてくれるプリキュアですが、今回はちょっと具の調理が微妙でしたね(笑)
や、まあ、一年長いのでたまにはこういうこともありますよ。
 

5月12日
■ ARIA Drama CDT

実は感想すら必要ないかもしれません。下の表を見ていただけば、お分かりいただけるでしょう。
CDドラマの出来は、キャストにかかってますので下の方々が揃っている以上、
不安がありえようはずもありません。さっそく、CD屋さんに赴いて下さい(笑)
と言いたいところですが、お時間のある方は、私の駄文にお付き合い下さい。
水橋さんは、「恥ずかしい台詞」呼吸するように発してしまう灯里を、的確に演じてらっしゃいます。
というか、植田さんや広橋さんと同じ感覚を受ける方なのですが(笑)
まあ、つまり、灯里役に非常に適任な方でらっしゃるということです。

ARIAのまったりとした雰囲気を崩さない、緩やかな時間を感じさせてくれます。
ただ、久しぶりに拝聴した井上喜久子さんの声で…アリシアさんを演じられると…

『あらあら』  『まあまあ』
……リドリー硬直中……
……リドリー硬直中……
うはぅッッ!! は…反則ですよ、アリシアさん(笑)!!
この感動は、実際に聴いて味わっていただきたいものです。

ジャケットの裏にアリア社長、ヒメ社長、灯里、藍華、アリスの5人が載っているのですが…、
……あれ…そういえば…… アリス本編にでてませんよ(笑)!
まあ、サービスということで満足しておくべきなのでしょうが。
ARIAをお読みになった方なら、納得のいくクオリティに仕上がっていると思います。
 
 
役名Cast
水無灯里水橋かおり
アリシア井上喜久子
藍華林原めぐみ
草尾毅
アル田中真弓
アパじいさん(迷子になったお爺さん)大木民夫
郵便屋のおじさん千葉繁
 
*敬称略
 

5月9日
■ 二人はプリキュア 15話

今回は偶然の一致で(笑)、なぎさとほのかの家族が同じ温泉へ。
そこは二人の若武者が一人の女性を奪い合って殺し合ったという伝説の残る地。
それにしても、良太はほのかにまだ懸想している模様(笑)。
なぎさという姉がいながら、目移りするとはなんたることか!
…って、コブラツイスト掛けられている弟からすれば、ほのかがすごい大人に見えるんでしょうね。
感情がストレートに発露するなぎさに比して、落ち着いて大人しそうにみえるし(笑)。
そして、淫獣たちが(笑)。旅館の名物料理を食して …っていつものコックさんじゃないか!
そのコックさんが作るのなら、どこでも同じ物が食べられるでしょう(笑)!!
コミューンを手に入れて、早く奴らを虐めて…いや、可愛がってやりたいのに(笑)。
「よぉーし、ヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシ」
とジョジョ第5部の変態医師チョコラータの如く(笑)。

話をプリキュアに戻します(笑)。
なぎさのパパは親父ギャグがお好きな模様。ほのかたちに親父ギャグが炸裂してます(笑)
家族が肩身の狭い思いをしているなか、ひとりノリノリでした。
夕日を見ると願いが叶うという話を聞き、なぎさとほのかは若武者の伝説が残る島へ。
そして、案の定ポイズニー姉さんが待ち受け、ザケンナーに乗り移られた巨大鎧武者がっ!!
……でかすぎませんか(笑)?や、迫力があって良いんですけど。

突き出された刀に乗って、駆け出しながら顔面にキックを入れるなぎさ。
真剣白刃取りで武者の刀を受けるほのか。
武者に捕まって、二人が叩きつけられそうになった瞬間、腕を絡めてそれを回避!

おおー。画質も綺麗だし、アクションも素敵だー(笑)。
しかし、流石に見かけ倒しではなく、なかなか強い武者達。
なぎさも捕まって絶対絶命の時…そう! 伝説にあった二人が奪い合った女性の笛の音が響く…!
いい感じに伏線を利用してますねー。マーブルスクリューではなく、セラピーで武者を癒します。
そして、旅館に戻った二人は伝説の異説を聞かされます。
 
そこでは、二人の武者は女性を奪い合ったのではなくて、
二人で女性を守って戦い、命を落としたそうです。
 
おおー、湯煙旅情、落ち武者さまが見てる(笑)も綺麗に纏まりましたね。
今回は、まったく触れませんでしたが、なぎさパパが娘の為に奮闘します。
というか、なぎさが娘ですよ。…羨ましいかぎりだ(笑)。
 
あ、そうそう。言っちゃいけないとは思いますが…温泉には浸からないんでしょうか(笑)
ほのか「あれ、なぎさって鎖骨が綺麗」(笑)とか、「こんな所にほくろが」(笑)
というシーンを楽しみにしていたのですた。
やはり淡い期待でしたか…。うう…ありませんか…入浴シーン。…残念です(笑)。
 

■ デカレンジャー 13話
デカマスター登場!!
やや…年齢を重ねたヒロイン、スワンさんがボスに怨みを持つアリエナイザー・ベンGに誘拐された(笑)
バンたちに怪獣機の爆弾設置を阻止に行かせ、ボス自身は単身スワンさん救出へ
しかし、そこにはベンGと待ちかまえていた100体を越えるアーナロイドが!!
「ざっと数えて100体か…勘を取り戻すには丁度いいぜ」
や、そんなレベルの数じゃないですよ、ボス。まあ、そんな心配は杞憂に終わりましたが。
「エマージェンシー!」おお、ボスが変身なさる(笑)!

「百鬼夜行をぶった切る! 地獄の番犬・デカマスター!」

佐々木功兄貴の挿入歌が流れるっ…もうボスは止められない(笑)!!
叫ぶやいなや、画面右下にアーナロイドの数がカウントされ始めました。
まさか…まさか、これは! いや、私の予感は外れないっ(笑)!!
わかりやすい。実にわかりやすい演出だ。なんか、まぶたの奥が熱い(笑)。
凡庸な吟遊詩人(笑)では「ぶった斬った」としか評しえない獅子奮迅の活躍!

…100体のアーナロイドが約50秒で倒されたですよッ!!

スワンさんの側に設置されたダイナマイトのせいで、ベンGに動きを封じられるボス。
しかし、ボスはベンGを「一発で俺を倒して見ろ!」と挑発し必殺の弾丸を撃たせ……
その弾丸をはじき(笑)、ダイナマイトの導火線を斬るという離れ技をっ!!
「…なに!? おのれー!」
ベンG、驚愕と共に激怒。いや、気持ちはわかります。わかりますが…。
もう、何をしても無駄です(笑)。正直、現時点で戦術レベルでできることは撤退だけです(笑)
しかし、ベンGが迷っているうちに(笑)、OPテーマと共にボスが爆発を背にダッシュ!!
 
「俺のハートに燃える火は…悪人共には地獄の業火!
燃やし尽くすぜ平和のために!!」

 
格好良い…なんだろう…これ…これが…涙(笑)! まさか、ボスの活躍がこれほど胸を打つとは(笑)。
そしてジャッジメントタイムの後…ボスの秘剣炸裂!
またもや炎をバックにベガソードを腰溜に構え、その体勢でホバリングダッシュ!!
ここまでくると、もはや何をしても「ボスだから」で許されそうな勢いです。
 
総評…というか来週、デカマスターの玩具が飛ぶように売れる姿が思い浮かびます。
救出すべきヒロインがおばさん…ゲフンゲフン(笑)。や、失礼しました。
やや、年齢を重ねられたお…お姉さんであることがちと微妙ですが。
すっかり魅せられましたよ、今日のデカレンジャーは(笑)。
マーフィーで綺麗にオチがつきましたし。やー、今日のデカレンはいつもに増して素晴らしかった。
デカマスターを物語で活躍させて、なおかつ玩具購買欲をそそる演出。
このままのテンションで進んでいってくれたら、最高の戦隊ものになるかもしれません
いやー、楽しみ楽しみ。
 

5月8日
■ 仮面ライダーSPIRITS 6巻

ゼクロスと暗闇の申し子たちが、市街地で激戦っ!!
…まあ、5巻ラストの戦闘の続きなんですけどね(笑)。
カバー裏表紙に暗闇の申し子たちが、色付いて載っているんですけど、
カマキロイド以外は意外な色でしたね…。
ジゴクロイド は茶色だと思ってましたし、 カニロイド は勝手に金色だと…(笑)。
あの配色も格好良いですけどね。
しかし、暗闇の申し子達は致命的な間違いを犯してしまいました…。
窮地に陥って合体した怪人は、勝てない(笑)
というセオリーというか常世界法則(笑)が流れる特撮ワールドでその禁を犯してしまうとは…。
案の定というか、ニードルに始末されてしまいましたし(笑)。
 
あのゼクロスに憑依してルミを殺し掛けたあの金色の存在は、
ショッカー大首領なのでしょうか。うーん、ラスボス戦闘って記憶に残ってないんですよね。
イカス大幹部との死闘の方が記憶に鮮明だったりしますので。うーむ。
 
村雨の神の身体が少しずつヒーローに変化してきましたね。
「バダンの無情 姉さんの無念 そして俺の……無力を…  変身
痺れますねぇ…(笑)!
もしも、仮定の話ですが「姉さんの無念」これが一番目に来ていたら…、
仮面ライダーゼクロスはその瞬間に、確固たるヒーローになっていたでしょう(笑)。
ヒーローの条件は多々ありますけど、その一つに「肉親への愛」(笑)がありますから。
まあ、私が考えるヒーローの条件の一つですがね。
 
あ、そういえば、Xライダー捕まってるし(笑)!!
連載分を潔く消化して、今回の巻は終わりましたね。
テンションは全体的に高いけど、震える瞬間が、立ち読みしている月刊ゼクロスを前に、
熱いまぶたをこらえる瞬間が少なくなってきている気がしますので、
村枝先生にはそのあたりの強化をお願いします(笑)。
いまだにスーパー1の話は読み終えるまでに、3回は涙しますから(笑)。
ただ、ゼクロスというライダーの物語が沸点を超えるまでの溜の時期…、
というか長い仕込みの一時期だと思ってますから、その沸点を超えた、越える瞬間を待っています。
そう…ゼクロスの心身がヒーローと化す瞬間をっ!!
 

5月4日
■ ファイアーエムブレム 覇者の剣 7巻

今回はイグレーヌさんの登場が多くて、私はもうお腹一杯(笑)
ええ、もう本当に。それだけで先生を褒め称えたいくらいです。
でも、出番はこれで終わりって気がしてきます…(泣)
ジードは初登場時よりもかなり良いキャラになってきたんで、
仲間になって欲しい気がしますが…うーむ。ミレディとツァイスもでてきてないからなぁ。
私の好きなアトス老が登場してくれたので、7巻はサービス満点です(笑)。
あの神将器を集めていた連中は、闇魔法に飲まれたドルイト・シャーマンたちなんでしょうかね。
後、私はてっきり、デュランダルを振るった男が残ってアルと戦ったと勘違いしてました。
どうやら、従者その1であれだけの強さのようで(笑)。
アルのパワーアップ復帰後の一戦で、アル&黒衣の男達の強さを印象づけられましたね。

アトスとの問答は100点満点で言うと、90点くらいですかね。
ほぼ完璧です。ただ、私としてはもう一ひねり欲しかったかなーと。
まあ、竜関係のアルの悩みは解消されたので、ベルンへのわだかまりを払拭してほしいですね。
ベルン出身のリキア同盟従軍者(ミレディ・ツァイス・エレン)と親交を重ねて、
自分の中にあるベルンという血を認めていって欲しいと思ってますが。
特に、ミレディに竜騎士としての手ほどきをしてもらえると、かなり栄えるんですけど。
ゼフィールとの再戦で、飛竜で直行する場面として勢いがあって良いと思いますが…?
今回最大の萌え所(笑)は、マードック&ダグラスの登場というかその大きさでしょう。
ダグラス将軍も大人の兵士達が腰までしかない北斗の拳登場の巨漢のような風貌なんですが(笑)、
マードック将軍が…人知を越えたでかさなんですがっ!!
ゼフィール王で変な自身をつけてしまったせいで、 最近の巨大化につながってしまったのでしょうか(笑)
いや、笑えるのでいいんですけどね。ええ、私はこういうの大好きです(笑)。
ダグラス・マードック・ゼフィールと並べてみたい気がしてきました(笑)。
まさか…まさか1巻購入時にここまで面白くなるとは思ってませんでした。
もしも、1巻辺りのゆっくりとした展開で飽きてしまった方は、頑張って西方三島編まで読んで下さい。
かなり漫画自体の印象が異なってきますので(笑)。
 

■ クレイモア 6巻
微笑のテレサフィギュア化決定ー!
……でも、出来が微妙な気が…(笑)。まあ、色指定が分かっただけでも良しとしましょう。
というか完全な銀髪じゃなくて薄い金髪って感じなんですね、テレサの髪の毛。
これで、他のクレイモアも好きな色付けられますね(笑)。
アメリカンな感じで、テレサっぽくないんですが…写真写りが良くないだけですよね(笑)。
もうちょっと、別の写真を見てから通販決定します。
 
ミリア姉さんが、なんかやけに可愛いんですが(笑)。
連載の時より若くなってませんかね。うーん、そんな事はありえないんだけど。
ミリア姉さん、ブチャラティっぽい雰囲気が漂っているんですけど。
死なないで欲しいですねぇ…
しかし、ガラテア姉さんもそうですが、クレイモア採用基準は美形であることですか(笑)?
みんな、モデルさんみたいに脚長いし。それとも、妖魔を取り込むとああなるんですかね。
明かす必要も明かされることも無さそうな設定ですが、気になります(笑)

後半の主役はみかんこと、オフィーリア姐さん。
一言でいうと、やりたい放題ですね(笑)。つーか、セクハラですよ(笑)!
よっぽどクレアより問題児なんじゃないですかね。戦闘力が高いから許されているのか…?
クレアの脚を斬ってしまうし(笑)。
連載を見たとき衝撃受けましたよ。怪我がすぐ治る設定だと無茶されちゃって…(泣)
でも、テレサが履いていたようなタイツ付けてないように見えるんですよね。
あったら、切断部分に繊維があるだろうし…うーん。
後気になったのは、元クレイモアの女性覚醒者。
彼女、人型で登場したとき髪の毛が黒でしたよね。
覚醒したら、銀髪っていうクレイモア縛が消えるんでしょうかね。
ということは、プリシラも髪の毛の色が違ったりする可能性もありますね。

連載時のラキへの感想
みかん姐さんに切り刻まれる→偉いぞ、ラキ。流石は男の子!痛みに耐えてよく頑張った!
クレアの胸に顔を埋ずめる→!? ……ラキィィィィィ(怒)!!!

フゥ…覚醒しそうですよ(笑)。とりあえず、みかん姐さん編をどうオチつけるのか気になります。
ところで、誰も言わないので禁断の一言を… みかん姐さんって北野君に似てません(笑)?
や、相似形のように似てるとかそういうわけでなく、なんとなく…なんですけどね。
 

■ NARUTO 22巻
連載で読んでいた頃より、まとめて読むとそれなりに面白い戦闘でした。
んーでも、やっぱりもっと上手くキャラを生かして戦えたんじゃないかと思うんですが…。
連載では砂の三人が到着して援護してくれてますが、展開が5人だけで保たなくなって、
テコ入れに出したような感じを受けてしまいます。
というよりはナルトの存在が死んでます。
もしも、猿飛先生の最後の戦いレヴェルの戦闘を描けたら、その巻2冊買います(笑)
 

5月1日
■ 二人はプリキュア 14話

偽プリキュア登場回(笑)。
ナージャの声をあてた 小清水亜美 さんが偽プリキュアの夏子役を演じてらっしゃるのが芸が細かい。
前回放映された科学部研究発表に来ていて、意識があった夏子と京子が、
プリキュアの真似をしてそれが人づてに噂になるという話でした。
たぶん、これは引きになるんだろうなーと思っていたフラグがきちんと使われていましたね。
細かいフラグを忘れないのがプリキュアの良いところです。
 
今回、ビル跡地というオイシイシチュエーションでしたが、
プリキュア達が仕掛けられないので、かなり受けな戦闘に終わったことが残念です。
あの状況で姐さんが自ら戦闘を挑まないことを考慮すると、
やはりガチ格闘戦は苦手なタイプなんですかね、姐さんは。
 
そういえばポイズニー姐さん、徐々に後が無くなってきました(笑)。
ベムも何か企んでいるというか、対策を考えているように見えました。
ただ、追いつめられてきたなーというわりにはあっさり引き下がったんですが(笑)。
姐さん、残業しない質なのかなぁ。キリヤも淡泊な登場でしたし。
もしかすると、キリヤはベムが登場したときも普通に学校通ってるのですかね。
それはそれで面白いかもしれません。
そして、キリヤ&ベムの特別編成で攻撃を仕掛けてくるような。
私は前回書いたようにもうちょっとキリヤとプリキュアたちが仲良くなってくれた方が、
物語的にインパクトがあると思うので、仕込んで置いて欲しいですね。
 
戦闘が少ない学園編も私は結構好きなので、あまり気にせず続けて欲しいですね。
歳のせいか、どうも最近戦闘にあまり拘らなくなってきて(笑)。
ただ、カードは沢山使って欲しいのですが…淫獣調教用だけじゃないですよね?
 

■ ラブロマ2巻
星野くんのお姉さん…なんか1巻で見た気がするんですが…。
本誌の連載を立ち読みしたことがあるんで、それで記憶が混同してるんですかね。
うーん。見た気がするんだよなぁ…でも1巻にはでてない(笑)。
 
今回も安定して面白いですよ、ラブロマ。
一巻で登場した脇役のキャラが固定化して、役割分担が決まってきましたし。
ヨーコは相変わらずクールというか策士で、女王様が好きなようですが(笑)。
2巻を読むと、塚原が星野くんと付き合いがかなり長いことがわかります。
そして、根岸さん。
星野くんの言葉を借りれば、
「相変わらず男前だ」(笑)
という感じです。
感情表現がストレートで、基本的に思ったことは口に出すタイプですが、
人柄の良さと素で相手に嫌なことを言わないように心がけているためか、
歯に衣着せぬタイプの割に、好感度が高いです。クラスでも人気者のようですし。
 
今中学生・高校生くらいの年代の人や、それよりも年が上のお兄さん・お姉さん方(笑)。
そういった方々に読んで欲しいですね。
特に、20代中盤〜後半の方々は生徒の性格や学校の雰囲気が、
学級崩壊や今の荒みきった高校とは違う、まったりしていたあの頃の雰囲気を感じ取って、
ノスタルジックな想いに耽れること間違いないです(笑)。
 
私が一番感心しているのは、手からビームや宇宙人などがいなくても弾けた学園生活を(笑)、
丁寧に描けていっていることなんですよね。この辺り先生の確かな技量が感じられます。
絵柄がポップな感じなので、気に入らない方もいらっしゃるとは思いますが、
漫画好きなら読んでおいて損はありません。
ギャグ学園物として、私の中で久々のヒット作です。