−雑記帳−2004年3月 戻る

 

3月31日
■ R.O.D 2巻

留守を預かるアニタが怪盗麗麗(リリー)に騙され、本を盗み出してしまいます。
本好きの姉たちの名誉を守るために、独力でに麗麗挑み盗んだ本を取り返そうとしますが…。
前半はアニタづくしでアニタファンには堪らない構成になっています(笑)。
私は…マー姉好きなので、ええ、まあTVの斉藤さんの演技に敬意を表してという事に(笑)
その後の話で出てくる、テーブルの下で避暑しているマー姉が…フゥ…老人には刺激が強すぎますワイ。
TVファンには評判が良くないようですが、私は展開としてはこちらの方が好きです。
三姉妹のほんわかキャラを上手くいかしていますし。
ドロドロ展開や後半の読子登場で主役を奪われてしまった感のある、あちらより良いと思いますよ。
ただ、声が聞けないのが漫画版の欠点かなーと。ま、その辺りは人それぞれでしょうか。
渡日して、ねねね先生と会って日本の学校へ行くのかはまだわかりませんが、
このままの雰囲気を保って欲しいですね。
 

■ エアマスター 21巻
相川摩季vs皆口由紀!!
16ページにも及ぶ書き足しが、連載時よりも二人の死闘を盛り上げてくれます!
……って、私連載読めませんでしたが(笑)。
相川摩季と皆口由紀は、極めて似た存在であり尚かつ正逆の存在だったのでしょう。
だからこそ、強く惹かれあって反発し合う。
最後の一撃をわざと外した由紀は、エアマスターの強さに満足を得て、
幸福を味わったのでしょうね。だからこそ、道を譲った…。
いや、譲ったという言い方は正しくないかも知れません。
その道へ突き飛ばした(笑)、という方がピッタリはまりますか……。
しかし、谷仮面では温厚だった彼女の心の奥底に満たされていないという、
飢餓感にも似た疎外感があったとは意外でした。
まさしく、深道の言うとおり「人の中の“本当”はホント他人じゃわかならい」ですねぇ……。
ヨクサル先生の漫画力は飛び抜けた物がありますね。ただ、最近ギャグが無いのがちと悲しいなーと。
まあ仕方がないのかもしれませんが、なにしろ最終決戦ですからね。
ああ…次の巻が待ち遠しい。
 

 

3月28日
■ 二人はプリキュア 9話

淫獣メップルその汚名を返上することができるか…?…や、無理でした、私としては(笑)。
正直言って苦しんでいてもあまり可哀想には思わなくて…はっはっはっ!
教頭先生に没収されたメップルを取り戻すために奮闘するなぎさが可愛らしく、
実際そちらしか見てませんでしたから(笑)。スマンネ〜メップル(エセ外人のようにフランクに)
前回友情を深めた二人のその変化を周りが感じ取る演出が随所にありましたね。
莉奈と志穂が「ほのか」と呼び捨てにしていることに驚いていたり、
タコヤキ屋の藤田アカネ先輩も「何かあった?」と変化を感じ取っていたり。
これで二人は公認のカップル…ゲフンゲフン…いや…、
長い時間をかけてきた友情の下ごしらえが花咲いたわけで、実によい展開です。
アカネ先輩がまたでてきてくれて、結構嬉しかったですね。先輩可愛いので(笑)。

まあそれはおいておいて、白ジミー使えないけどイイ奴であることが判明しました。
カブキマンは熱いけどそれなり狡猾でしたが、白ジミーは意外に善良であると(笑)。
ザケンナーに踏まれていたし(笑)。や、お約束なシーンでしたが、
そういったお約束を上手く成功させて演出できるのは重要なことです。

魔法の国の住人はセンスがないのか、どうも玩具(実際玩具で売ってますが)っぽい魔法少女の小道具。
主人公が学生である以上は、先生に没収される危険性をつねに孕んでいます。
これに対してプリキュアは今日、通例を破る快挙を成し遂げました。
先生に没収された→取り返した→事件はうやむや(笑)で終わりではなくて、
没収された→取り返した→携帯することを了承させた
わけでこれはかなり革命的なできごとです。
古来(笑)より魔法少女物では、かならず「マスコットのUMA」「怪しい小道具」は
必須アイテムであり、学校で没収されたりする事件は必ず発生します。
しかし、いずれもアイテムを紛失して取り戻すだけで、同一環境での紛失の危険は消えないわけです。
そんな中、今日、プリキュアでは「お守り」ということ+優等生のほのかが持っている、
そして「教頭先生の秘密」(笑)の3つの交渉材料で持ち歩きを公然のものとしました。
そうです。魔法少女たちが長年苦労していた問題を、解決したのです!
OP前の弟がなぎさとメップルの会話を独り言だと勘違いしたのもオチついてましたし(笑)。
オーソドックスなスタイルをとりつつも、細かい部分で革新的な試みが見られるプリキュア。
これからも楽しみです。…スタッフの皆さん頑張って下さい。

余談 
教頭役の西村さんはサムライトルーパーの頃からお声を聞いておりますが、
とうとう中年の悲哀を背負った(笑)中間管理職をこなせるまでになられたとは…。
昔の演技を知るものとしては、本当に嬉しい限りです。ますますのご栄達を心より願っております。
しかし…西村さんが教頭役…時間が流れるのは早いですねぇ…。私も歳を取りすぎました(笑)
 

3月25日
■ TVマリア様が見てる

色々話が挟まっていたので、すっかり忘れてました(笑)。
デートの話が止まっていて、いばらの森&白き花びらのエピソードをやっていたことを…。
今回の見所は、やはり新聞部の三奈子さまでしょうか。
彼女の“一発で正体がばれる変装”がかなり評価高いです。
三奈子さまと真美さんの姉妹関係は、普通の姉妹関係とちょっと逆ですよね。
真美さんが姉をフォローすることのなんと多いことか(笑)。
でも、三奈子さまも真美さんがドジった時にきちんと助けてくれる。
ある意味、端から見た印象よりもきちんと機能している姉妹ですよね。
そういえば、志摩子さんと蟹名嬢のデートが文章で読んでいたときより緊張感がありましたね。
初登場時よりも何か艶っぽくて男前な印象の蟹名嬢。
自然に学校へ誘ったように見えるのですが…
“誰もいない学校” という響きが私の妄想をくすぐります(笑)。
志摩子さんの怯えた小動物のような終始下がり気味の眉毛も、それに拍車を掛けます。
何せ蟹名嬢はガチ百合の白薔薇さまに告って、“ちゅー”された猛者。
まさか…まさか…私の思い過ごしであってほしいのですが……!!!

蟹名嬢…志摩子さんを美味しく頂いてしまうつもりでは…(笑)!!

や…そんな事はまったくありえないのですが…(笑)。
ええ、そんな妄想を思い浮かべてしまうほどの艶っぽさでしたよ、蟹名嬢。
ちょっと残念なのは、祐巳すけが祥子さまが試着したジーパンの裾揚げの短さに、
驚愕するシーンがカットされてしまったところでしょうか。
まあ、スプーンとフォークでハンバーガーを食しようとする祥子さま…、
という最大の見せ場がカットされずに済んでよかったのですが(笑)。
来週、最終回のようです。標準で録画しようかなーと(笑)。
まあ、テープの残量が残っていればの話ですが。

 

3月24日
■ 鋼の錬金術師(限定版) 7巻

小学館漫画賞って、小学館の漫画家にだけ送られる物だと思ってました(笑)。
昔はARMSがとったり(他は失念)していたのを記憶していますが。
さぞかし小学館の漫画家さんたちにとっては、愉快とはいえないできごとだったのではないでしょうか?
月刊の、しかもマイナー誌の漫画に自分たちの出版社の賞を取られてしまったということに。
まあ、週間ジャンプに比べればサンデーはかなり質が高い漫画や意欲作が揃っているので、
小学館の漫画家さんたちは発奮材料としてポジティブな方向に考えを向けて戴ければなーと。
……一漫画詠みとして、切に願う次第であります。
話が逸れましたが、本編は大体立ち読みでしっかり読んでさらに、ガンガン買ってるので(笑)、
3〜4回は読んでいます。だから、大体覚えているんですよね(笑)。
ウロボロス組で唯一の好漢、グリード様登場! でも次巻では退場してるっぽい。
なんか私の印象だと“悪いヒューズ中佐”(笑)、っぽい印象ですよね。
確かに強欲で欲の皮が突っ張っているのかもしれませんが、
強欲を隠れ蓑にしつつ、部下思いだし、なんというか人間以上に人間味に溢れている。
初登場時から、「ラストたちとはそりが合わそうだなー」と思ってましたが…。
もしかすると、強欲が人間味に溢れていることが少年少女達には意外に思うのかもしれませんが、
私などからすれば「流石は荒川先生…解ってらっしゃる」(笑)という事になります。
欲望というのは、人間を作る上での重要なファクターですから。
要はそれを建設的で良い方向へ向けることが出来るか否かってだけなんですよね。
話がそれましたので、本編の感想に戻します。
グリードは、捕らえたアルとの問答でも

アル「お兄さん達悪い人?」
グリード「お兄さんってぇ年じゃねぇ。いい人でもねぇなぁ」

からかっている口調ではありますが、アルの質問にちゃんとに答えています。
200年近く生きている漫画に登場する人物は、こう言うとき必ず、
若く言うように強制するものですが、グリードは韜晦しているというかなんというか…。

「おまえ…あれだな。自分が傷だらけになるのは平気だが…
身内がちょっとでも傷付くのには耐えられなくて冷静さを失う!」

流石200年あまり生きているだけあって、15歳の小僧程度なら分析も一瞬です(笑)。
まあ、エドは頭いいけど感情に傾くタイプだから分かり易いのですがね。
その後の会話でもかなり落ち着いていて、怒りながらも終始冷静です。
彼が取り乱したのは、大総統と戦ったときとその後でしょうか。
でも、このペースだと次巻でお亡くなりに…(泣)。格好良かったのになぁ、残念です。
彼らは“お父様”の何かを分離して、それを核にホムンクルス化したものなのでしょうか?
自身の大罪を解き放って命を与える事で、何か得た物があったのではないでしょうか。
そして、錬金術は等価交換なので、その事で失った物があるのではないでしょうか。
その当たりを考えてみると、お父様のしようとしていることが見えてくる気がします。
7巻のお奨めシーンは…アームストロング少佐vsシグさんの筋肉対決。
アームストロング少佐vsロアの殲滅戦従軍経験者同士のバトル。
アームストロング一家が登場するおまけ漫画(笑)。
この当たりがお奨めですが…7巻ってもしかして…
……少佐づくし(笑)?
*おまけの手帳にもちょっとだけ漫画が付いてます。流石は荒川先生。

 

■ ぷぎゅる 1巻 
最初からアニメ化予定だったわけなのでしょうか?
うーん、それだったら仕方ないけど、アニメ化の帯がついてるから、
それを期に購入したようで、ちょっと悔しいのですが、うーん。
メイド?のチコちゃんとま○○○○ちゃん(名前不明)を中心に、
イカで当初チコちゃんのライバルという設定だった(笑)、ナチ子さん。
雪女で巨乳で目玉のオヤジ?を寄生させている、ヌクヌク頭のミゾレさん。
ヤンキーで格闘家で、可愛いもの好き(定番作法に則ってます)のカナトさん。
メイド萌えの業の深いヤクザの方々(笑)。
風変わりな私好みの変態さん達が繰り広げる日常生活を描いた4コマです。
確かに…、当初チコちゃんはメイドさんでした。
しかし、メイドに萌えて×13メイドだけで3杯は飯が食えるという方には…お奨めしかねます(笑)。
チコちゃんは確かにメイド帽子(正式名称はヘッドドレスと言います)被ってますけど、
なんていうか…別の生き物です(笑)。話が進むごとに新たな異能力を手に入れてますから(笑)
話には微妙な毒がありますが、実に微妙です。正直毒認定は難しいかもしれませんが
SWのシャドウニードルの様に、毒を飲用して育った私にはあまり効果はありませんが(笑)。
まあ、可愛い絵柄だけで購入されるとあまりご期待に添えない可能性もあります。
 

3月21日
■ 二人はプリキュア 8話

待ちに待ったプリキュア二人の仲違い話!
なし崩し的に面識が無かった二人が共闘して、非現実的な事件に巻き込まれているわけです。
ですが、そこでちょっと立ち止まってみれば人間的な絆はどうかなーとなるわけですよ。
…や、私は別に二人の関係が崩壊するのを楽しみにしてるわけではありません(笑)。
友情に綻びが入ることで、それが修復されたとき、さらに強固になることを望んでいるのです。
先週発覚した、なぎさの好きなイケメン君がほのかの幼なじみだという事実。
恋愛の機微に疎くて、友達思いのほのかはなぎさに気を回したつもりで、
イケメン藤本君と話せるシチュエーションをブッキングしますが…。
逆にそれがなぎさを傷つけることになり…
ほのかが思わず「プリキュアってだけで、友達じゃない!」
と口走ってしまって二人の関係にヒビが入ってしまいます。
学校でも口をきかなくなり、ぎこちなくなる二人。

恋愛に関して乙女チックで繊細ななぎさ。
あまり色恋沙汰に興味が無く鈍感なほのか。

外見から受ける印象とは対照的な二人の恋愛に対する考え方の対比が面白いですね。
白ジミーとの戦闘の最中での口喧嘩。
しかし、外見で区別のつかないプリキュア手帳を間違って持って帰ってしまい…、
互いの気持ちの綴られた手帳を読むことで、仲直りしようと言う流れになります。
まあ、なぎさはお母さん、ほのかはおばあさんと話して気持ちを整理した時点で、
お互いに相手の事を受け入れようと決意していたわけで、手帳は確定事項の確認のようなものですが。
先週手に入れたプリキュア手帳が早速活用されましたよ(笑)。
というかこの手帳の活躍(?)が最初で最後にならないことを祈ります。メーカーさんの為にも。
交換手帳を使うところが、女の子らしくて非常にイイです。
そして…放映開始から心待ちにしていた…お互いを…名前で呼ぶ事がっ!!
ちょっとどもりがちになぎさの名前を呼ぶほのか。
そして、それに答えて爽やかにナチュラルに名前を口にするなぎさ…。
まあ、予定調和であるといえばそうなのでしょうけど、
二人がお互いを名字+さんで呼ぶという他人行儀な時間が長かったために、
この予想されたイベントが光り輝きます。
次回予告もいつもよりも仲が良さそうな雰囲気が漂っていて、素晴らしいです。

以下余談
デカレンジャーやプリキュアが受けている(様々な意味で)理由の一つは、
王道のストーリーテリングを衒い無く進めている所なのかも知れません。
最近は王道を崩すことに因るインパクトのみで人を惹きつけて、
結局王道を崩したことで、収集つかなくなる物語が数多く見受けられます。
斬新な話も結構ですが、世界に存在する物語の雛形というのは10もありません。
それを踏まえて、基本的な話の展開の仕方を学び直す必要があるのではないでしょうか。
特にプロフェッショナルな脚本家の方々に、そのインパクトのみを重視する傾向が強いように見受けられます。
ある種のハッタリも物語には必要だとは思いますけれど、それだけの展開は長続きしません。
厳しいことを言い募っているように見えますが、プロには厳しい意見を出しますから。ええ、容赦ないです。
できれば、私を信者にするくらいの物語に増えていってもらいたいものです。

 

3月20日
■ 金色のガッシュ 15巻 

一つ言わせて下さい…雷句先生…
あなたこのリドリーを涙の海で溺れさせるつもりですか(笑)!!
内容自体は漫画という名の字と絵の究極の融合体でたっぷりと楽しんでいただくとして、
今回の15巻における私の泣き充填率をストーリーの進行と供に書いてみたいと思います。

ナゾナゾ博士の過去暴露。(涙充填率20%)

キッド、ナゾナゾ博士を守るために魔法の前に立ちふさがる。(涙充填率40%)
ナゾナゾ博士の本に火の粉が(キッド魔界送還確定)!(涙充填率80%)
「僕の王様は…ナゾナゾ博士なんだ…」(涙充填率100%)
…リドリー、号泣(笑)!

この間約、10分です(笑)。そして、涙を拭く暇もなく次の泣きの嵐が(笑)!

パムーン過去告白(涙充填率10%)

「千年たった魔界でお主の知ってる者が誰もおらぬなら、私が友達になるのだ!」(涙充填率20%)
極大魔法を受け止めたガッシュに、パムーン驚愕(涙充填率30%)
パムーンの本が……!!(涙充填率80%)
消えながらパムーン最後の言葉
「俺を正気に戻したのはこいつの言葉だ! こいつの友達になってくれるという言葉だ」
ゾフィス吐き捨てるように
「友達…笑わせてくれます」(涙充填率120% 怒り充填度Max)
……リドリー、爆泣(笑)!

ゾフィスの台詞は別に悪役としては、ありふれたものです。特に斬新なものではありません。
しかし…この使い古された言葉が…生まれて初めて聞いたかのように私の心に響きます。
流石は熱血と涙の魔術師と言われた(←言われてません)、雷句誠先生。
…そのあまりの剛腕っぷりに、数多の漫画を読破してきたこの私も兜を脱ぐ他ありませんよ(笑)。
ゾフィス…こんなに物語の悪役に怒りを感じたのは、久しぶりです。ええ、恥ずかしい程にね…。
スピードワゴンの言葉を借りれば、
「悪い人間といい人間の区別は“におい”で分かる!
こいつはくせえッー! ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッー!
こんな悪(ワル)には出会ったことがねえほどなァーッ! 環境で悪人になっただと?
ちがうねッ!! こいつは生まれついての悪だッ!!」
としか言いようがないですよ、ええ、本当に。
すごいなぁ…パーティーバトルという私が大好きなシチュエーションだけでなく、
そこに今まで以上のドラマを詰め込んで、飽きさせず泣かせ、笑わせてくれる…。
雷句先生…一つだけ、一つだけ言わせて下さい。
あんた、剛腕にも程がある(笑)!←最高の褒め言葉です
 

3月19日
■ 史上最強の弟子ケンイチ 9巻 

渇望するように(私が)待ちかねた不死身の作曲家ジークフリート登場っ(笑)!!
しかも、表紙に載っている!! 一瞬、裏表紙のしぐれさんから目が離れましたよ!
……一瞬ですがね(笑)。
相変わらずカバー、コミックス本体にも書き下ろしのイラストが描かれてます。
この漫画好きオーラが実に心地よいですねぇ…。
私がお気に入りのジークフリートですが、八拳豪の中では初めてケンイチに負けたのですよね。
キサラは美羽と戦って負けてますし、ハーミットは引き分け。
そう! 幹部連中では露払いっぽい存在でしかありません。
しかし、彼にはそれを上回る魅力があります。私が彼を気に入ったシーンを以下で紹介します。
その前に、新島という傍若無人なまでの、無敵変質者っぷりを誇った男について触れたいと思います。
宇宙人(笑)新島という男、直接戦闘力は皆無なのですが、その透徹した卑怯と姑息さを基盤に、
常人からは異常にしか見えない物理法則を支配し、様々な危地をくぐり抜けてきました。
彼は八拳豪の一人、ハーミットの追求をその特異能力で振り切った功績を持っています(笑)。
ですが、その新島をジークフリートは新島の得意とするフィールドで捕らえたのです。

八拳豪を調査する新島を、ジークフリートが追いつめるシーン
新島「ドブ川発見!! 汚ーい汚ーい、ドブ川も、
今のオレにとってはまさにオアシスのせせらぎさ新島様の十八番!! 河童の川流れ!!」

まあ…ただ単にドブ川へ飛び込むだけの話なのですが…。
この技(笑)の応用で、新島は前述したようにハーミットから逃れています。
奇特さでは肩を並べる人が多い格闘家たちですが、変態度では新島が遙かに上回ります。
そう、この時までは変態で彼に比肩する存在は居なかったのです(除く師匠達)。

ジークフリート「ジャジャジャジャーン!! 運命が扉を叩く音です!!」
新島「何ぃ!!」

このよく分からない台詞と供に、近寄ることすら憚られそうなドブ川にジャンプ!!
そう…これまで幾多の不良や格闘家が煮え湯を飲まされてきた、
変態フィールドでジークフリートは新島を下したのです!

新島「ば、ばかなーっ!!」
ジークフリート「ジャジャジャジャーン!! あなたの命運もここで尽きました!」

……この瞬間、ジークフリート神決定(笑)。
変則的なカウンターを得意として不死身の作曲家の異名と供に、拳豪に名を連ねるジークフリート。
彼は腕力だけではなく、変態に置いても一流の使い手でありました。是非とも再登場を望みます(笑)。
前後の関係がわからずとも、彼が登場するこの巻は未読の方にも是非読んで頂きたいです。
この極上の変態を私一人で存分に楽しむのは、狭量の誹りを免れないでしょうから(笑)。
 

3月18日
■ TVマリア様がみてる 

先週も書いたのですけど、できが良いからこそ2話で放映して欲しかったのですよねー。
久保栞嬢と白薔薇さまの身長差が結構あるので、百合百合度がありえないくらいUP(笑)!
袖の短い夏服が素敵で(笑)、ずっと夏服でいてくれないかなぁーと邪な願望を持ってしまいましたよ。
白薔薇さまの演技が、3年生時よりもトーンが低くてだるそうなのが非常につぼでした。
なんというか…私がこうあったらいいなーという声の出し方だったのですよね。
演出の方が微に細に拘って下さった事と、それに応えうる力量を持った豊口さん。
世界の奇跡のようなコラヴォレーションを見せてもらいました…本当に素晴らしかった…。
先代白薔薇さまも(佐藤聖のお姉さま)も、短い髪と高山さんの低音が年長の貫禄と、
「聖は顔で選んだの」という台詞をナチュラルに上手ーく聞かせてくれましたねー。
しかし、ナイト・オブ・ゴールド級の扱いづらさを誇ったロングヘアー聖さまを、
先代白薔薇さまは極めて上手く扱いましたねぇ…。いやぁ…凄いの一言ですよ。
久保栞嬢の至言“マリア様がみてるから…”の披露も素晴らしかったです。
完璧に近い展開だと思いましたが…、欲を言えば蓉子さまにもうちょい活躍してもらえたら、と。
まあ、良いものを見せられると欲が湧きあがってしまうのですよね。
……ああ、人間って欲深いものなのですねぇ〜。
そうそう、見ていれば分かるとは思いますが、白薔薇さまの誕生日は12月25日です。
 

■ R.O.D 
フジ地上波最終話…(泣)。
可愛いキャラとほんわかストーリーだけで食っていけるのだから、
無理に悲惨なエピソードや辛い戦闘シーンを挟む必要はない。
これが私がR.O.Dを見て思ったことでしたが…。
そういったことを考えることができるだけ、幸せだったのですねぇ……(泣)
打ち切り…打ちきりですか…。ハァ…。
醜い激高した文章を書き殴ってしまいそうなので、この辺りで。
気弱な男前マー姉、ほんわかミー姉、斉藤さんの演技極まれり泣きのアニタ。
文庫にも三姉妹が登場してくれれば、即買いなんですけどね。
完結しそうもないところが、購入を躊躇う要因なんですよ〜。
頼みますよ、先生〜(笑)
 

 

3月14日
■ 二人はプリキュア 7話

第二の刺客、白ジミー……だめだ…奴。ありえないほど使えない…(笑)
あまりの頭の足り無さっぷりにジャアクキング様が気の毒でした(笑)。
今日はラクロスの試合が主になっていて、久しぶりになぎさのユニフォーム姿が拝めました。
いやぁ…眼福。髪を束ねたなぎさが、やはり可愛いらしくていいですねぇ〜。
ラクロスの試合を見たことありませんが、あの棒でボールを取るのが結構素人には難しいそうですね。
しかし、ベローネ女学院のラクロス部は粒ぞろいですな。
キャプテンの先輩も可愛いし。なぎさのファンも客席から応援してましたね。
やっぱり白ジミーは生物にザケンナーを憑依させるタイプのようですね。
まさか、教頭がザケンナー化させられるとは(笑)。
しかし、愚痴が多すぎて戦闘の役に立たないという展開になるとは思わなかった。
だけどこれで人間に憑依させることが可能になったわけで…。
もし、イケメン先輩に憑依させられる展開があったとしたら、結構面白いことになるかもしれません。
来週は二人の友情にひびが(笑)。
いやぁ…待ってましたよこういう話を。鉄は打つほどに強固になって行くものです。
二人の友情も鍛えられ磨き上げられて、二人はプリキュアの極地に至ることを願っております(笑)
なぎさ→藤村くん(イケメン先輩)→ほのか→なぎさ(笑)
だったら、いい三角関係が築けそうですよね(笑)。
 

3月11日
■ TVマリア様がみてる 

いばらの森が放映されましたが…画像は綺麗だしあいかわらず面白いのに…。
何故早足になりますかねぇ…。最低2話欲しいのですよね。2話は。
事前に小説を読んでいて場面の詳細を知らないと、分かりづらい箇所もありますし。
やはり1クール、13話構成のアニメ放映として、我々小説からのファンが望んでいたことは、
何気ないエピソードや挿し絵がなかった人達の去就など結構、地味な部分なんですよね。
だから展開自体は悪くないのですけど、派手なエピソードを展開するだけのやり方で、
話を消耗していくのはちょっと勿体ないきがするわけです。
で、私の理想的な順番というのは…。

マリア様が見てる 「3話」
黄薔薇革命 「2話」
いばらの森 「2話」
白き花びら(話を放映するなら) 「2話」
ロサ・カニーナ 「2話」
オリジナルエピソード 「2話」

無理にヴァレンティーヌスまで詰め込んだり、いばらの森をその後に持ってこなくてもいいんです。
オリジナルは、祥子さま&祐巳すけにちょっとラヴラヴさせておけば、ファンは満足です(笑)。
以前も書きましたけど、いばらの森は黄薔薇革命で元気になった由乃ちゃんが、
祐巳すけとの友情を暖めるシーンや、数少ない怜さまのお部屋拝見など見所満載です。
ファンとしてはビジュアル化されたそれらを見たいわけですよ、ええ、本当に。
まあ、お部屋拝見はともかく友情を暖めるシーンは、順番バラバラでもいいので入れて欲しかった。
あれが無いためか、なし崩し的に二人が仲良くなってしまっているので、ちょっと…ねぇ。
いろいろ書きましたが、私は残念で堪らないのです。
現在でも良い展開で画質もほとんど低下することなく、非常に良いTV化でした。
ただ、今以上に良いTVアニメ化が実現できたであろう可能性を思うと…。
とはいえ、来週の久保栞嬢登場には密かに期待してます。
あまりビジュアル化を望んではいませんでしたが、されるとなればやはり気になりますよ。
それに、ピーキーで扱いづらさがヤクト・ミラージュ級だった頃の白薔薇さま(佐藤聖)を、
妹に迎えて彼女を庇護し続けた度量の深い男前な、先代白薔薇さま(名前不明)。
そのビジュアルが拝見できるというのは、心躍る光景ですなぁ…。
 

■ R.O.D 
打ち切り決定……(泣)。
フジテレビさんと私は、決して相容れない存在であることが理解できました。
ええ、本当に。
 

 

3月10日
■ 月刊ジャンプ連載 冒険王ビィト 

……グリニデ閣下戦死(泣)!!!!!!
喪に服します……閣下…。
ビィトがここまで面白くなったのはすべて閣下の功績です。
閣下無くしてはビィトの発展はあり得ませんでした。
深緑の智将の英霊に最高の敬意を表したいと思います……。

今回色々と話が動きましたけど…考察を述べる余裕がありません…。
 

3月8日
■ 冒険王ビィト 6巻

ノリに乗ってきたという所ですかねぇ…流石は三条・稲田コンビ…。
実に魅せてくれますね…しかし「予想を裏切り!期待に応える!」というコピーは…(笑)。
バキがそのキャッチを載せた頃から、物語として詰まらなくなってしまいましたから…。
あれだけはいただけませんね(笑)。まあ、本編の物語には関係ない話ですけどね。
今回は、BBミルファの活躍からグリニデ閣下超激怒まで収録されています。
結果的にビィトたちは、シャギー館長の「閣下激怒本性暴露」計画の駒として、
使用されてしまったわけですが…、館長の目的というのは、それだけなのでしょうか?
現在、魔人は手駒である魔物の供給を魔賓館に頼り切っているわけです。
で、この魔賓館のサービスは魔人の間で流通している"魔札"という紙幣で取り引きされます。
現実の金銭と同様、この魔札も魔人の仕事に対する代価として魔賓館から支払われます。
つまり、魔人の資産によっておのずと手駒の数が限られてきます。
購入した魔物の数も「魔人A=ドローマン5体購入」とか記録されているはずです。
つまり、魔賓館は魔人の戦力を把握しているわけです。
原初の魔人は、土や岩から魔物を生み出す技術を持っていたそうです(byキッス)。
何故その技術を今の魔人たちへ教えてやらないのか?
その疑問の答えは以下になります。

「この地上から一番たくさんのゴミ(人間)を取り除いた者を、
その功績を称えて支配者にしよう」

という魔人側のルールです。つまり、魔物の数を管理するのもこれがゲームだからなのです。
ですから、グリニデ閣下が「魔物生成技術」を手に入れ、魔賓館の管理を外れてしまうことは、
魔人たちのゲームのバランスを崩してしまう恐れが生じます。
以上を踏まえて、シャギー館長の今回の目的を私なりに考えてみました。
1.本人の言うとおり「獰猛」な閣下の本性を暴いて、魔人のゲームに活気を与える。
2.ゲームバランスを崩す恐れのある閣下の独自魔物生成技術を破壊する。
この2点にあったのだと思います。
1.はシャギーの言ったとおりですので、自説として載せる必要もありませんけれど、
彼の発言を再確認するためにあえて提示しておきました。
2.ですが、仮に魔物生成の技術が禁忌の物ではないとしましょう。
だとしたら、折角の研究施設・資料を不意にするようなまねをするでしょうか?
あのウサギは狡猾ですから(笑)、“閣下の本性を暴く&施設・資料を手に入れる”
という両方の命題を同時進行して成功させようと画策するでしょう。
二兎を追って一兎もえず、ということはシャギー館長にはありえないことだと思われます(笑)。
今月号を読んだ時点であっさり覆される可能性もありますから、参考程度に聞いておいて下さい。
しかし、三条・稲田コンビの話は、こういった妄想を膨らませる余地があって読んでいて、
非常に楽しく、心躍ります。こういう漫画が増えていって欲しいものですが…。

…それにしても、グリニデ閣下も来週発売の月刊ジャンプではもうお亡くなりになって
しまわれている可能性大なので、寂しい限りです…(泣)。
閣下が亡くなられたことが判明した場合、私は一週間の喪に服します。
 

 

3月8日
■ NARUTO 21巻

丁度、現在TV放映中のNARUTOでは大蛇丸の木の葉崩し編が佳境に入っています。
三代目火影こと猿飛先生(CV.柴田秀勝氏)の円熟した演技と、神作画が光り、
非常に熱い展開が繰り広げられています。
それを考えると…今回の巻に収録されている、サスケ奪還編は…。
正直面白くありません。
1.折角のパーティーバトルなのに、一人一殺の要領で一対一のバトルを描いているので、
多人数で行動している利点を生かしていない。
2.大蛇丸がサスケを手に入れて新しい身体or有力な部下にするということは、
木の葉崩しでの被害を考えれば最優先に止めなければいけない計画のはずです。
これを、「上忍・中忍の数が足りないから下忍のお前たちがやれ」というのは、
無理がありすぎます。失敗すれば、里が壊滅する可能性もあるわけですし、
恐らく誰も知り得ないかもしれませんが、猿飛先生の稼いでくれた時間が無駄になります。
大蛇丸の跳梁を許したせいで、風の国・火の国を巻き込んだ大戦に発展しそうな事態にまで、
ちょっと前に陥ったばかりだというのに、目算が甘すぎます。
もっとありますけど、とりあえずこんな所でしょうか。
岸本先生は頑張れば、猿飛先生のバトルの時のようなわくわくする戦いを、
週刊連載で繰り広げられる、数少ないジャンプの実力者です。
編集さんと一度構成を考え直した方がよろしいのではないかと。
進展している事態の深刻さを考慮すれば、野原に散発的に罠を仕掛けるような話ではなく、
読者を綿密な迷路に引きずり込むような話展開を必要としているはずです。
別に1ヶ月くらいなら休まれても我慢しますので、もう一度物語を練り直してもらいたいと、
熱心なファンの一人として切に願う次第であります。
 

 

3月7日
■ 二人はプリキュア 6話

第二の刺客、白ジミー(名前失念)きたるっ!
あまりの頭の足り無さっぷりに笑わせてもらいつつ、心配になりましたが…。
あれに奪還を任せる辺り、ジャアクキングは器量が広いのか抜けてるのか分かりづらいですね(笑)。
プリズムストーンを補完しておく道具があるらしいけど、
ろくでなし獣ミップルが紛失してしまい(笑)、メップルとのバカップル解消の危機(笑)。
日本地図から探索するというかなりの労力を費やし、なぎさとほのかは山登りをするはめに。

小熊を助けるため、泳げないにも関わらず、
川へ飛び込むというなぎさの男前っぷりに惚れなおしましたね(笑)。

しかし、最近のジャージは可愛いのですね。ほのかのは普通のハイキングスタイルだったけど、
なぎさのピンク色のジャージはデザインがいい。ハイカラですなぁ。
戦闘も今回また派手で、ザケンナーが憑依した熊へのなぎさのライダーキック、
「私体育会系じゃないのに…」と言いつつ、白ジミーを軽くいなして投げ飛ばすほのか。
さらには状態回復系の新技で憑依されたザケンナーを浄化。
プリキュアはなんでもできますなぁ〜。これで、傷を治す技とかあったら完璧ですね。
今回は小熊を助けるだけではなくて、行動の端々に優しさが感じられたなぎさ。
こういった細かい描写が好感度をあげていくのですよ、ええ。
ほのかはそんななぎさを妙に優しい眼差しで見つめているし(笑)。
この分だとほのかの好感度はかなーり高そうですなぁ…。
あまり早く相思相愛になっても面白くないので、まあゆっくりと仲良くなりましょう。
え? 特に深い意味はありませんよ、ええ。本当に(笑)。
 

 

3月4日
■ TV マリア様がみてる

どうなるかと思ってましたが、鵜沢美冬嬢の視点で終始描かれていましたね。
うん、実にいい感じでした。絵も綺麗だったし。
幼稚園時代の祥子さまがなかなか新鮮でいいですねぇ。
ちゃんとサンドイッチをフォークとスプーンで食べているし、リムジンで送り迎えされてます(笑)。
でも、幼児期って「○○ちゃん変〜」とか言われると結構萎縮してしまうものなのに、
誰にも聞かないでそれを克服するために努力をする祥子さまがなかなかに愛らしい。
まあ今日の話は見ていて大体わかると思いますけど、
美冬嬢も祐巳すけに影響を受けて変わった一人だということですね〜(笑)。

紅薔薇さまの外伝も少し封入されてましたが…。
もう一話使って残りの黄薔薇ファミリー+紅薔薇さま外伝を放映して欲しかったですよ〜。
やっぱり、紅薔薇さまの外伝におけるアンニュイな雰囲気の原因が問題だったのかもしれませんが。
来週はいばらの森。しかーし、何故この辺りに挟む必要があったのか?
見て理解できる明確な伏線や仕掛けがあるといいですけど。
なにせ、いばらの森は人気の話ですし、これを本来の位置でストーリーに入れなかったことで、
白薔薇さまの印象が単なるオンナスキー(笑)のままですし、
祐巳+由乃の友情が深まる話(一緒に食事をしたり、出版社に乗り込んだり)が省かれています。
だからいばらの森をこの時期に放映する、しなければならなかった理由が、
納得できるできない関わらずに放送を見ることで分かればいいのですが…。
ああ……白き花びらは…映像化しないで欲しいような…。
久保栞嬢は、ビジュアル化しないほうが私はいいと思うのですが。うーん、どうなんでしょうねぇ。
 

■ R.O.D
ああ…まったりムードだ(笑)。花火してますし。
しかし、TVのジョーカー氏は策士策に溺れるタイプですねぇ。
小説版だと、もう少し自分を客観視して英国紳士風に徹底した感じなんですが。
なにより、ジェントルメンを排除しようと頑張っているところが好感持てますしね。
小説も読んでみようかなーと。うーん。9巻もでているのが難点ですが(笑)。
 

 

3月1日
■ 電撃・えふえふいれぶん・4コマ・マンガ No.1

電撃プレイステーションの、FF11紹介ページに掲載されていた4コマ漫画です。
あれがほとんど全部(新しい電プレが発売される度更新されるけど)載っています。
私はFF11をプレイしたことはないのですが、
同人誌などで楽しんでいる人の話を読むのが好きなので…。
インストールの煩雑さが解消されて、私のPCにパワーがあればプレイしたいんですけどねぇ……(泣)。