SRCシナリオ感想 −た行− Topに戻る

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シナリオ名 :電光石火ヴォルター外伝的SRC 『男爵の野望』 第6話


製作者   :榊瑞葉さん
HP    :まっする血盟軍(http://www.geocities.jp/hykqg064/)

おお、汎用の洞窟の画像が、背景として使われています。
実はかなりの素材が揃っているので、こんな感じで活用すると便利なんですよね。

ヌチュルルさんはいつもの調子だ(笑)。
洞窟を進む一行の前に、アンデッドモンスターが。
幽霊嫌いの桜の気力が下がってしまうとは(笑)。
戦闘は、4ランクに強化したヌチュルルさんが、みなの前面に立って戦っております。
なんという強さ。
2ターン目にやもりんと、銀様が味方の増援に。
ローゼンメイデンのMIDIがなって、テンションあがりました。
やっぱり、版権曲の力は凄いですね。
4ターン目にライダーさんも増援に。なんという大盤振る舞い(*´д`*)ハァハァ

ギアルヨーザを倒すと、ライダーさんが中から桜を奪還。
リアルの意味で食べられていたとは(笑)。
戦闘後、やもりんの闘気に当てられた乙女さんとの決闘が。
見極め人というとシャドウスキルみたいですが(笑)、そんな感じでシエルが残ってみています。


これは、次の話でこの三人が、先行したメンバーのピンチを救うフラグかな……?

知っているキャラが沢山出てきているので、登場するとやっぱりテンションがあがりますね。
次回更新も楽しみにしております。



シナリオ名 :電光石火ヴォルター外伝的SRC 『男爵の野望』 第5話 製作者   :榊瑞葉さん
HP    :まっする血盟軍(http://www.geocities.jp/hykqg064/)


榊瑞葉さんの等身大シナリオ、第5話です。
女の子が沢山でてます。いいですよね、女の子(´ω`)。
冒頭からナナシ@デュエルセイバーという子とセブン@月姫のゆるい感じの会話が、
いいオーラを放っています(笑)。


ヌチュルルさん、ツノが立派になったなぁ。
……あれ? い、いつのまにかランクアップしてる(笑)。


まあ、それは置いておいて…(笑)。
戦闘ではシエルが洗脳されて登場。
冒頭でセブンと会話してたナナシさんという褐色(*´д`*)ハァハァの子が、
塔の上から落下……。首が取れた(笑)!?
しかもそれを投げるし…。な、なにものなんだ( ̄□ ̄;)。


女の子モンスター登場の時、ヌチュルルさんが凄い発言をしてらっしゃる。
けど、そのイベントはないのか。ないのか…( TДT)。
しかし、何人かの女の子モンスターにパイロットアイコンがついたので、
実にかわいらしいです。ザコでもパイロットアイコンがあるとやっぱ違いますね。


ウルト○マンっぽい敵幹部の人を倒して、ボーナスゲット。
戦闘は敵の増援が多くて、面白い位置に出るためにちょっとびっくりしましたけど、
改造してれば問題ないくらいの難易度です。
エピローグでは、戦闘終了後にこちらを見ていたライダー@Fateと、
マジカルアンバーさん、やもりんさんの思わせぶりな会話が。


やっぱり、好きなキャラをダーッと登場させているシナリオはいいですね。
次回の更新も楽しみにしています(=´∇`=)。





シナリオ名 :天才とモブ


製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

水島聖月(http://www10.atwiki.jp/byakumu2/pages/1774.html)という天才と称されるほどに、多方面の才能に恵まれた少女と、
井上浩美というごく平凡なモブ顔の少女(姫士組隊士という面もあります)の、あまり接点が無さそうな二人の人生が、
ふとした事から交わり、互いになにがしかのものを 得るというお話です。

ただ、水島聖月は天才といっても、それほど万能ではない(万能の天才という能力を持っているので すが)印象を受けました。
意図しての描写なのだと思いますが、文字通り学生の天才、といった感じで。
世界の広さを知らないような。
逆に、モブで平凡な井上さんの方が、彼女の主張を受け入れて、謝罪したり、世慣れた印象を受けました。
天才が普段は歯牙にもかけていないモブ(彼女の視点で は)に、上手い具合に誘導されて動かされている。
この当たりの対比が非常に面白いと思いました。

戦闘は最初絶望的な感じだと思ったのですが、
援軍がすぐに来てくれて、無茶をしなければ問題無 い感じでした。

オチも綺麗に纏まっていて、水島聖月の心なしか砕けた感じの会話が、印象に残りました。
私だったら、多分、二話くらいにしてしまいそうな感じなので、
それを一話でまとめる辺り上手い なーと思いながらプレイ終了。

このシナリオは井上さんもそうですが、
魔神王の娘の登場人物が出ているので、そちらとリンクした人達の名前が出てきます。
コロンボの家のかみさんがって感じで、聞き流してもいいでしょうし、
ああ、そういう知り合いがいるのか、と魔神王の娘をプレイするのもお奨めです。
というか、そういう感じに繋げられるといいと思うので、
リリース文に繋がりがありますという一言があると、
新規プレイヤー獲得もできて、一石二鳥じゃないかと思いました(笑)。





シナリオ名 :第五回SRC学園シナリオコンペ




作者:主催マイヤーさん(http://mayr.hp.infoseek.co.jp/Conpe5.html)
【学園全域停電中!】:マイヤーさん
【太陽は答えない】:浦瀬ヒガタさん
【FreezingSun】:シャアペンさん
【葵】:深緑の鼓動さん
【7thday】:パンさん
【結3条植物園】:高野M明さん


太陽……酷いお題だw 
前回、前々回とネタは考えたのですが、
設定改変新キャラ投入で話を作る私には、コンペ参加はどうにも無理でした。
いや、みなさんよく作られる(´ω`)。
取りあえずシナリオの並んでいる順番に、感想を書いていこうかと思います。


【学園全域停電中!】:マイヤーさん


主催であるマイヤーさんのシナリオ。
やはり安心して見ていられる、
きっちりしたお話の展開になってます。
演出も細かいところまでやっている為、
状況がとても飲み込みやすくなってます。
お題もきっちりやってて好感が持てます。
悪役として投入されたであろう、光村陽水が味方側として、
軽いイケメンだけど、なかなか味のある人間に仕上がっていて、
使う人によって、キャラクターの多様な側面を見られるのが、
シェアードワールドのおもしろさだと、再認識しました。


ただ、きっちりやってる分、もうちょっと遊びが欲しいかと思ってしまう部分もあるかなと。
マイヤーさんは、まだ器用にできる引き出しをお持ちの気がするので、
その辺りを楽しみにしたいと思っています。


【太陽は答えない】:浦瀬ヒガタさん


このビジュアルノベル風インクルードがすばらしい。
抑えめな演出と蝉の声、最後の画像などがいい雰囲気を出しています。
内容は、私がオリシナで作ろうとして断念するような、
とても暗い話でズシリとダウナーな気持ちになりました(笑)。
こういう救いのないラスト(物理的にも精神的にも)の話を、
最後まできちんと書ききる精神力がすばらしいというか。
後、とても、死神探偵スズキを書いた経験が生かされているのかな−、
と勝手に思ったりしました。


ただ、学園知らない人だと、主要人物の顔が分からないという難点が。
まあ、興味を持って貰ってwikiで確認してもらおうという
という考えをお持ちなのかもしれませんが。
色つきで表示するのが雰囲気に合わなかったら、
モノクロで最初とか最後にちょこっと出すのもいいでしょうし。


ちょっと、システム的に。バグがあるとかではなくて、私が個人的に気になった部分です。
私だけかもしれませんけど、2週目があると言われると、
最初からやり直したくなるんです。じゃないと、新しい選択肢増えないゲームが多いので。
なので、「はじめから」を選んでしまうんですよね。
変化があるなら、2週目始めたら「ロード」を赤くしてくれるとか、
そういう事がもしもできるなら(私にあのインクルは作れないので)、
やってもらえればわかりやすかったかと思いました。
いや、はじめからを選択してしまって、変化がなかったので、
あれ? なにか私は間違えただろうかと思ったもので。


【FreezingSun】:シャアペンさん


シャアペンさんご自身のキャラクターが中心になっているので、
とてもこなれた印象で話が展開していきます。
キャラクターの話し方なども、よどみなく進んでいきます。
ただ、戦闘がもうちょっと苦戦してもよかったのではないかと。
まあ、ステインと総代が強すぎるんですけどね(笑)。


Talk スティン
総代さん、あのでっかいゴーレムはどうする?
あれはなんか強そうじゃない?


って言ってるんですが、ゴーレムと隣接して戦う頃になると、
そのゴーレムもジェルと変わらない瞬殺のザコになってしまっています。
ボスランクつけろとはいいませんけど、
HPをアイテムで補強するとかしてもいいんじゃないでしょうか。
もしくはゴーレム云々の話をなくしてしまうか。


お話的には一日の出来事にしては、
悲しみが深いはずのアメリアが納得するのがいささか早いような。
以前からアメリアと優貴面識があって、
過去に優貴をアメリアが殺害しようとした時に、
彼女の発作がでてアメリアが躊躇って殺さなかったとか。
そんなエピソードを入れておけば、もうちょいわかりやすかったのでは。
アメリアが心を許すのが早すぎる気がしますかね。
一族を殺されたとか悲しみをTalk分で長く語っているのですが、
それに対してその悲しみを引っ込めるのがいささか早すぎるのではないかと。


後、ラストはマップで中庭の表現などがあるんじゃないかと思ったのですが、
背景ブラックオンリーでちょっと寂しかったですね。
あと、優貴の最後の独白は、背景画像で太陽なんかがあれば、
もっと引き立ったんじゃないかと思います。


【葵】:深緑の鼓動さん


デコ子さん(*´д`*)ハァハァ。叱られてぇ。
アンニュイな感じの西宮路凪と、一之瀬未早矢が、
彼女の思い出話から何かを掴むお話。


日向葵とデコ子さんもいいキャラしていて、
話を聞いて路凪に何か変化があった雰囲気はあるけど、
その辺りはプレイヤーの想像に任せられるような感じに見える。
ラストシーン、日向葵が出てきて、
思い出話を彷彿とさせるような弾けっぷりを見せて、
日向葵と路凪をリンクさせてもよかったかなーと。
戦闘は、中立戦力としてモンスターが出てきても面白かったかもしれません。
文句言いながらも戦うデコ子さんと、
嬉々として戦う葵のキャラ立てもできるので。


私だったら、不良に負われる路凪を葵が引っ張っていって、
未早矢が「やれやれ…」みたいなラストにしたいと思いました。


【7thday】:パンさん


サスペンスの王道的な感じというか。
人形劇や演出も凝っており、作るの大変だったなーと思いました。
やや、長めのシナリオなのですが、1日ごとにセーブできて、
ゆったりと自分ペースで進めるという、すばらしい親切設計。
私は続きが気になってしまったので、一気にプレイしてしまいましたが(笑)。


ただ、ラストがこれ難しいんですけど、どうなるか読めてしまって。
サスペンスのシャンデリアって、落ちて来るものじゃないですか(笑)。
落ちてきたら死んじゃうねまで言わせないで、シャンデリアあるね…
くらいでよかったんじゃないかと。
もう一つ。「SRC学園の公式設定と異なります」
とかそういう言葉はいらないんじゃないでしょうか。
例えば、このお話の中ではきちんと生かして物語として、
上手くキャラクターを動かしてらっしゃったと感じました。
公式の設定は最低限のエッセンスで、
そこに足すのも引くのも掛けるのも割るのも、
作り手次第だと思いますから。


まあ、私もシナリオで結構設定変えているので(笑)。
その辺り胸を張って欲しいと勝手に思ったわけでして。


【結3条植物園】:高野M明さん


演出もグラフィカルで、一枚絵も可愛いし格好いいし楽しいし、
お話もテンポよく進むので、シナリオに没頭してしまいました。
なんというか、高野さんのキャラクターの使い方というのは、
シェアードワールドでの理想的なキャラクターの動かし方の一つ、
ではないかと思うわけです。
今回を例にとると、彼女は(伏せておきます)、
絶妙なギャグが入りつつ、時折交えられた回想で、過去を描き、
そのギャップでスルスルとプレイヤーに印象づける。
使い古された表現ですが、キャラクターに命が吹き込まれたなーと。
こういう形でキャラクターを用いてもらえれば、
作った人間としてはすごく嬉しいのではないでしょうか。
少なくとも、私が彼女を投稿した人だったら、失禁するほどの喜びですかね(笑)。


そうそう。
アナザーストーリーの題名がなんという、高河ゆんパラダイス(´ω`)。


これはまた、高野さんのお話がプレイしたいと思っていたら、
短編をお作りになってらっしゃるようなので、楽しみにさせて貰います。


単純な感想の羅列ですが、
「いや、実はこういう表現ですからご指摘は間違ってます」というような
ご意見・要望など在りましたら、
ブログのコメント欄か直接私のチャットの方へどうぞ。
あまり耳目が広くないもので、
お手数ですが聞こえるように言っていただければ幸いかと思いますので。





シナリオ名 :とある魔術の禁書目録っぽい何か


製作者   :狼二世さん
HP    :世界図書館http://ookami.fc2web.com

どこかの国の錬金術学校跡地に、二人の男が侵入した模様。
そこで、二人が見たモノは……。

という感じで始まり、例の如く拉致された上条さんと土御門が、
錬金術学校跡地に赴き、幽霊の噂の真偽を確かめる為にやってきました。
戦闘に突入すると……。
なん……だと……!?

うおおおおおおおおおおおおおお!

masterpieceキターッ!!

GSCサウンドパック、敷島MIDIパックが無いとBGMならないので、
この感動を分かち合える人は、是非とも導入しましょう。燃えます(笑)。

戦闘は上条さんの幻想殺しが非常に役に立ちました。主に防御的な面で。
デモンゴーレムくらいなら、一発で倒せそうな気がしますが、
まあその辺りはゲーム的都合と言うことで。
ただ、土御門の方が役に立ってくれてたんで、デモンゴーレムに対して、
上条さんの幻想殺しが効果的だったりすると嬉しかったかも知れません。
耐性=物はちょっと、土御門が手も足もでなくなるので、
アーマーLv3=物くらいつけておけば、土御門の格闘よりも幻想殺しが有効に働くと思うので、
上条さんの面目躍如という感じになりますし。

ゴーレムを倒した後、冒頭の幽霊の女の子が登場。
どうやら、悪意はなくて、ただ話しかけようとしたら逃げられた、
騒ぎになったという事だったようです。
で、彼女はこの敷地から出られない模様。
そこで、上条さんの右手が役に立ちます(笑)。
日本に帰国した上条さん。
嫁が待っていますが、その所で語られる上条さんの生物感が素晴らしいです。
で、オチはいつもの禁書目録でした(笑)。

確かに細かいところや設定とかは、禁書目録知らないと分からないかもしれませんが、
少年が困っている女の子を助けたという、
素朴で素直ないいお話なので、これに興味を持ったら原作を読んでもいいと思います。
やはり、少年が少女を助ける話は、狼さんの腕前が抜きんでていると改めて認識しました。

こういう感じで短編を作って、まとめるのも面白そうだなーと思いました。

誤字っぽい物
最初のシーンの廃墟で、男達の会話で、
「聞く所によると、日本の学園と知って所だと、」
というのがありました。





シナリオ名 :東京ライトノヴェラ (〜2話まで)


製作者   :arayaさん
HP    :SRC学園wiki http://www10.atwiki.jp/byakumu2/pages/1838.html

学園シナリオの新しい可能性を模索しているというか、
新たな手法を開拓したというか、その発想にまず驚かされます。
簡単に言うと、wiki内の設定を生かしつつ、すりあわせて、
作品世界内で新しい位置づけを与えているのですが、実際にやるとこれはとても難しい事なわけです。
その最初の例として、wikiでの記述では、基本的に悪役を想定されて作られている、
清水・山下コンビが実に味のある悪友っぷりを見せてくれています。

私は二人ともシナリオに登場させた事があるのですが、
別々に扱った為、実際に会話したシーンが過去の回想しか無くて、
このシナリオを見て、「あー、もっと会話させておけば……」と後悔したものです(笑)。
彼ら二人に、会話がとても楽しい犬塚佐織(なんと彼の妹 http://www10.atwiki.jp/byakumu2/pages/1795.html)が、
物語の導入を上手く促しており、会話が楽しいだけでなく、物語へ引き込まれる手腕が見事でした。

1話は清水・山下の二人が、謎のクスリ・ハッピートリップに関わり、
能力者になる事で、モンスターを認識してそれと戦うという、
SRC学園の設定を上手く組み合わせて、料理した方法が面白いと思いました。

2話では能力者となってモンスターと戦う組織であるクルセイド騎士団や、
能力者となりつつも、その力で悪事を働く猟惨泊。
どこにも与せず、己の意志を貫く番長、韋駄天。
学園ではお馴染みの組織、人物が手を変え品を変え登場する様は、
とてもわくわくしながらプレイさせて頂きました。
清水・山下の二人も健在で、特に清水はいい感じに主人公していました。
あと、あのシーンは吹きました。なるほど、いい夢だって言うか(笑)。

SRC学園を知っている人は、恐らく私と同じような楽しみ方ができるでしょうし、
ご存じでは無い方は、この作品世界の中でちゃんと説明されているので、
状況がするすると入ってくると思います。

毎回、引きが上手くて次の話が気になる感じなので、
そういう所は真似させて頂きたいと思いつつ、次回更新も楽しみにしております。





シナリオ名 :東方銃器煙


製作者   :WIZARDさん
原案:凪波さん
配布HP:『WIZARD HOME』http://park15.wakwak.com/~wizard/SRC_main.html
東方プロジェクトの藤原妹紅と、因縁のある蓬莱山輝夜が登場します。
プレイヤーは妹紅を動かし、各種武器を使用して
殺到する輝夜と毛玉を撃し、バリケードを守り抜くという、
インベーダー形式のシューティングゲームです。

妹紅の武装は…
手数のファマス(アサルトライフル:弾数24 リロード無限)
手榴弾(弾数4 使い切り)
火炎弾(霊力ゲージMAX時使用可)
でこれらを適宜使い分けて戦います。

シンプルなゲームですが馴れると結構幾らでも遊んでられるので、
最初は「なんて無理な…」と思っても、
動きになれていくので、高得点も狙えると思います。
取りあえず、いきなりルナティックはやめておきましょう(笑)。
ええ、本当に。
しかし、こういう普通のシナリオとまったく違うミニゲームをみせられると、
SRCって工夫次第で色々とできるんだなーと、思い知らされます。

ただ、マシンスペックを要求されるので、
難易度を上げる際はその辺りに気をつけて下さい。
ハードはともかく、ルナティックは一回処理オチすると、
バリケードの前に毛玉と輝夜が殺到して手が付けられないことに(笑)。
まあ、ルナティックは「負ける気しか無い人に」って書いてあるんですが。
動きのゆっくりした妖精級から初めて見て、
少しずつ難易度を上げていくのがいいかもしれません。
動作的にも。





シナリオ名 :遠い旅路



製作者   :狼二世さん
HP    :『世界図書館』http://ookami.fc2web.com


4話
衛生兵のメディカと魔術師のキラリのお話。
いきなり薬箱タックルとか斬新すぎます(笑)。
ライ達が非常に親切で、一緒に薬草を取りに行ってくれるのが、
なんともハートフル。

ただし、戦闘はハートフルとはいかないというか。
地形効果が宛に出来ないのに、ガンガンこちらを上回る敵がやってくるので、
なかなか苦労しました。わんわんおが強いw

エピローグは二人が仲間になるのかと思いきや、
食事をしてそのまま仲間にはならなかったようで。ちょっと、残念です。
でも、次で終わりだから、そこまで描写するのが難しかったのではないかと。

5話
おぜう様を捜し回っていて、結局、スタート地点のロロット村に戻ることになる、ライ達。
一方、アリスおぜう様は、ロロット村でその住民の、
ハートフルさに心打たれることに。
ライの養父であるサンダさんの言葉で、旅立ちの意味を考え直し、
村を後にするおぜう様。

旅の始まりだった村で、旅というか家出の意味を考え直すことになるのは、
なかなか面白い考えだなーと思いました。

モンスターとの戦闘で、再会したおぜう様と、ライ達。
おぜう様はザンダさんに影響を受けたようで、
父親を説得して旅立つことを決意。
故郷へ戻ることに。ライも連れて行かれます(笑)。
こっから真の旅立ちが始まるんだなぁーと。

取りあえず、完結させた事にご苦労様といいたいです。
きちんとケジメをつけた狼さんに、男気を感じました。
私もなかなか筆が進まない事がありますし、
今年の夏の酷暑は筆が溶けたかと思うほど、
物語が浮かばなくなってびっくりしました(笑)。

総括としては、ハートフルでよかったのですが、
一話一話になにかテーマを設けて、
もっと、お話にとっかりをつけてもよかったんじゃないかなーと思いました。
時代的にといいますか。
例えば、水戸黄門なんかは、使い古された展開とか言われますけど、
第何部でもいいですから、一通り見れば、ほとんどのお話のバリエーションが入っています。
宿場町のひなびた宿屋と、新しい宿屋のいがみ合い、そして、その息子と娘の恋愛。
年老いた職人が、若い職人に最後の作品を見せて、技術を受け継がせる話。
腕が錆び付いたサムライが、若き日の過ちを償うため、追ってきた仇討ちの少女に討たれるとか。
ぼんくらボンボン金持ち息子が、父親(or母親)が死んでそのありがたみを知り、真面目に家を継ぐな どなど。
実はどれも、黄門様がいなくても進む話ですが、
そこに黄門様が来ることでハッピーエンドを迎えます。
ライ達はそういう役割になるのかなーと思っていたので、そこがちょっと残念でした。

次回作にも期待しています。
がんばれ、ではなく、できるさ……と、格好良く言って、締めにします。


シナリオ名 :遠い旅路(〜第2話まで) 製作者   :狼二世さん
HP    :『世界図書館』http://ookami.fc2web.com

久しぶりにリリースされた、
SUC(http://www6.atwiki.jp/byakumu/)の世界観を使用したシナリオです。
実は私もいくつかのシナリオをプレイしただけで、
そんなに詳しくは知らないのですが、
「ああ、ファンタジー世界なんだな」
っていう認識だけで十分楽しめました。

私は少年の成長にまったく一ミクロンも期待を持てなくなってしまって、
自分ではこういう成長物語を作れなくなってしまったので、
他の方のお話は羨ましいなーと思いつつ、楽しませて頂いています。
今回は序章、まさしく旅立ちって雰囲気なので、
次の展開が気になりますね。

私だけ気になった所かもしれませんが。
長閑(のどか)って、表記が何度か出てきたりしますが、
ひらがなで良いんじゃないかと思います。
学者さんっぽいイメージだったり、古風な空気を印象づけるのなら、
読みづらい漢字を多用することで、それができると思いますが…。
なんか、ライ君は普通の少年っぽいですし(笑)。
この場合、少年らしさを出す意味でも、
長閑より、のどかの方が似合っているんじゃないかなと。

なんにしろ、出だしが少年の旅立ちっぽい感じでとてもよかったので、
続きを楽しみにしていきたいと思っています。





シナリオ名 :Dreaming School(9話)


製作者   :回天さん
HP    :SRC学園wiki http://www10.atwiki.jp/byakumu2/pages/1916.html


今回は、ちょこちょこ登場していた和門(http://www10.atwiki.jp/byakumu2/pages/998.html)がクローズアップされていました。
……最後まで考えると、クローズアップされていたのかどうか(笑)。
朝から、実に学園生活っぽいイベントが発生して、和ませてくれます。
しかし、イケメンなのに性格が迂闊というか、おっちょこちょいスキルが発動するというか。
残念なイケメンです、和門。

みなで昼食を取ろうと、タコ公園で待ち合わせをしていたら、煉獄会に絡まれている参七。
和門が格好良く助けに入ろうとした瞬間、風紀の三谷姉が登場して台無しに。
……ああ、なんて残念なイケメンなんだ(笑)。

戦闘は彼ら不良を倒したら、煉獄会の蒼牙が登場して戦闘になります。
言動も冷静で、貫禄がありますね。本当、彼はなんで不良やってるんでしょうか(笑)。
蒼牙との戦いは、ザコで順調に気力をあげていたら、そうそう苦戦することはないと思います。
ただ、装甲の薄い仲間や、HPの低い仲間は一撃で倒される可能性があるので、
その辺り注意した方がいいかもしれません。

戦闘後、タコ公園の象徴であるタコの遊具の前で対峙していたら、
その真下からダンジョン探索部が登場。
ここの、穴の開く演出がいいなーと。視覚的にすごく納得いったので、
今度試してみたいと思いました(笑)。
取りあえず、蒼牙との勝負は場の空気がそんな感じではなくなったので、
水入りでお流れになってしまいました。

エピローグで生徒会室に行った後、流れに流れた昼食を取る一行。
夢衣ちゃんの好感度を上げておきました。

タコ公園で、紅蓮が出てきて事情を聞き、再戦を誓う二人。
煉獄会との戦闘になるんでしょうか。
まあ、本格的な抗争に発展する前に、なんかタコの遊具が破壊されたような事が起こって、
いい感じにまとまる気がしますが。
ラスト、何かしていたうぬこさんも気になりますが、
それは次のお話をまとうと思います。

次回更新も楽しみにしております。


シナリオ名 :Dreaming School(8話)
製作者   :回天さん
HP    :SRC学園wiki http://www10.atwiki.jp/byakumu2/pages/1916.html
雨にみまわれた近衛が、雨宿りしようと建物に入ったところ、
その表ではリオンレーネ=ヴァン=ゲイル(えばんげ)と、骸龍鬼が戦いを始めていました。
何かを奪い合っているようですが、この場合は自分で動かせるえばんげの肩を持って、
なんとか骸龍鬼を倒してみました。アイテムを貰えるようなので(笑)。

近衛の行った先には槍が刺さっていて、「聖天槍・娑刃姫」とすごい名前で自己紹介してくれます。
なし崩し的に戦闘に入りますが、出てきたモンスターが鬼なので、骸龍鬼が手を回したのが、推測できます。
で、この、娑刃姫が強い強い(笑)。一撃で殆どの鬼が瀕死になるので、とどめは近衛にさせておきました。

全部倒した所、表にいたえばんげがやってきて、娑刃姫の価値と重要性を話してくれます。
夢干渉できて、退魔の力もあるってすごい強さだと思ってたら、追ってきた骸龍鬼と戦闘になりますが、
娑刃姫を手にした近衛がすごい強さで(笑)、倒すの大変だった骸龍鬼があっという間に。
ほぼ、接近したターンの味方・敵ターンで決着尽きました。

なんか、娑刃姫が女の子に(笑)!?
ああ、そういえば、最初、彼女って言ってたような。そうか、この発想はなかった。
いい意味ですごく、意表を突かれました。っていうか、この流れだと、もしかすると、もしかして……。
やっぱり転校してきましたね! 五月七日参七という人間の名前……を貰って、
カモフラージュして暮らすようです。
そういえば、刀剣の魔物っていうのが居たような気がするんですが、
知り合えたらいい友達になれそうな気もします。
ただ、友達になれるタイプの魔物じゃなかったような気もしますが……(笑)。

そうそう、鬼の金棒貰いました(笑)。打撃武器大好きなんで、使っていきたいと思います。
次の更新も楽しみにしております。

シナリオ名 :Dreaming School(5話)
製作者   :回天さん

前回の続きで、空から降ってきたティリアが学園になじんで行く過程を描きつつ、
彼女の謎(どこから来たのか。フェイティアのような武器はなに?)を臭わせながら、
物語が進行していきます。

ティリアのメリクリウス(通常モードとエネルギーを消費するフェイティアモードがある)の特性も、
ブラックジェル(通常攻撃が通用しないモンスター)を用いることで、
ブラックジェルに攻撃が通じない→モードを切り替えたら通じる?→こんなフェイティアあるのか?
っていう感じで、一緒に居た近衛達も印象に残ったでしょうし。

さくさく遊べるのがとてもよかったです。続きも楽しみにしてます。
とりあえず、選択肢は誰よりを選んだかは秘密ってことで(笑)。





シナリオ名 :Dreaming School(プロローグ4話まで)
製作者   :回天さん
HP    :http://www10.atwiki.jp/byakumu2/pages/1916.html(学園wikiへ飛びます)

久々に学園シナリオをプレイしました。
こういう感じで、どんどんシナリオが増えていったらいいなーと思いました。

元々むすすださんが、汎用ギャルゲー主人公として作った感じがある、
藤森近衛(最初にプレイヤーが名前をつけられます。
インターミッションでも変更できる親切設計)
が主人公となっています。

島代夢衣という、能力に覚醒したばかりの少女と、近衛が視点を変えながら、
SRC学園でふとしたきっかけから出会い、同じクラスになって、
ちょっと変わった事件に巻き込まれていく…。
そんな話がテンポ良く描かれています。
何かと長くなりがちな私としては、こういう感じでそれこそ、
単一エピソードを並べていくやり方も、面白いと思いました。

ただ、能力者の下りなんですが、他の方もそういう場合があるので、
あんまり強く言いづらいんですが、
迫害を前面に出されると嫌な気持ちになりますね。
せっかく、明るい雰囲気のシナリオなのですから、
能力者はモンスターと同じとかではなくて、
もっとポジティブなとらえ方で描写して欲しかったと思いました。
こう、単純な超能力へのあこがれとしてとか。

インターミッションの用語説明、お話の解説を行うドリーミング・マテリアルや、
藤森近衛の名前の変更や、クリア選択の有無を選べるオプションなど、
親切な部分が多いので、よく考えられているなーと思う反面、
デフォルトBGMが鳴ってしまう部分があるので、
その辺りに注意すると、より親切なのではないでしょうか。

青春物のシナリオとして、期待できる滑り出しなので、
安定的なリリースされることを楽しみにしております。

この場を借りてついでに言っておくと、
私の強襲遊撃分隊はちょっとお休み中ですが、
続きはちゃんと書きますのでご安心を(笑)。





シナリオ名 :道化師の仮面舞踏会(5話)



製作者   :魔杖さん
HP: 魔杖の倉庫(http://zauberrute.okoshi-yasu.net/)


冒頭の赤い怪異が人を殺すシーンが、タイミングばっちりでびっくりしました。
ああ、こういう見せ方もいいなーと(笑)。
いや、実際の所、おっそろしい場面ではありますが、素直に関心してしまいました。

手持ちがないと銀行から借りる緋山のやり放題っぷりに、
龍騎の浅倉の顔がちらついて仕方ないです(笑)。
彼もかなり獰猛な人物でしたが、緋山も霧刃に横やりを入れられたせいか、
かなり短絡的な行動している感じが面白かったです。

前回のラストと、これまでの描写を考えると、
惣太に危険なフラグが立っているのですが、どうなることか……。
と思っていたら、霧刃が学校に現れ、霧生に接触してくるとは。
時間が止まっているのか、それとも感覚の流れが違う空間なのか、
緋山の居場所を示唆して、去っていきます。
その後、待ち構えていた緋山と、霧生の邂逅。
同じ境遇の二人の対決が、とうとう始まりましが、
そこに篠原さん達刑事組がやってきて……。
というか、なんて危険な(笑)。特撮では警官の命はとても軽いというのに。
ここで戦闘へ。

戦闘が面白い事になっていて、緋山が呼んだ怪異達は、
篠原さん達の足止めで呼び出されたのですが、
そちらへ攻撃してしまうと、大変な事になります。
なぜ、緋山が呼んだ怪異が中立なのかと思ったら、
中立陣営へ攻撃を仕掛けると起こるイベントを仕込んでたからかと、
感心しました。
SRCは一騎打ちがやりづらいシステムなので、
こういう感じで戦わせる相手を誘導するやり方は面白いと思いました。

変身のアニメも、こないだ拡大に追加された大気アニメが使われてて、
必殺技では独自アニメが動く凝りよう。
いい部分はいろいろ真似させて貰おう……( ..)φメモメモ。
今回、主人公の変身後の姿に、ファルスという名前が付きました。
その名前が、今回の5話できっちり物語に組み込まれているのが、
パズルがぴったりはまる感じで、見ていておお、ここで来たかと思いました。
道化師的な……おっと。これは、ちょっと実際にプレイして見て欲しいです(笑)。

エピローグでは篠原さん達を逃がして、緋山と一騎打ちをするのですが、
やっぱりあちらに一日の長があるのか及ばず……緋山の放った巨大なビームが……。
ここで、画面が切り替わって、倉庫が爆発し、終了。
おお、すごくライダーっぽい演出です。

これは気になる感じで終わっていて、続きが気になりますね。
いつまでも暑くてうんざりしますが、シナリオ作成頑張ってください。


シナリオ名 :道化師の仮面舞踏会(4話)

製作者   :魔杖さん
HP: 魔杖の倉庫(http://zauberrute.okoshi-yasu.net/)

秋の過去を洗う蓮美姉さん。
前回のフラッシュバックで、ちらりと見えたのはやっぱり過去の話だったんですね。
なんか、この辺りは緋山と出会ったときに、再燃しそうな感じがありますが。

篠原さんの部下の若手刑事、佐野くん登場。
この辺り、なんか私の中で、ファイズを思い出す部分がありました。
あの添野刑事と、沢村さんも本当はもっと本筋に絡んでくるっていう話だったのに、
最初と最後の方で出てきて、なんか状況の手遅れ感を増大させただけというか。
そういう面では、篠原さんと佐野君には期待しています。

前回、事務所で怪異について説明してくれるという話だったのに、
掃除を押しつけられて、事務所へ行けず一人で秋が掃除しています。
ああ、なんてどんくさいんだろう(笑)。
友人の宮嶋がやってきて、手伝ってくれるのですが、一瞬何か企んでるのかと思ってました。
まったくそんなことはありませんでしたが……しかし、彼は……。

その後、事務所の地下室で、怪異などの事情についての授業を行う事に。
取りあえず、能力を把握するために、変身をするのですが、
どうやら変身に2分もかかってしまう事が判明。
咄嗟に何かあったら反応できない変身時間だ(笑)。
訓練の末に大分短縮することに成功しますが、時間が遅いので今日はお開きに。
変身する時のイメージの明確化にちょっと、
時間がかかるようです。これが、戦闘後の会話の伏線になっています。

路地裏で、緋山がまた悪事を働いている所へ、霧刃という怪異がやってきて、
緋山以外の混じり者(秋のこと)が存在する事へ興味を示しています。
きっと彼は、ラッキー・クローバーやカテゴリー・キングのような強い怪異なんでしょうね。
人間の姿してて、力を振るっている辺りとか。

帰途にある秋の前に、蛇人という怪異が奇襲をしかけて戦闘へ。
戦闘は前半戦は霧刃の放った怪異から距離を取って、変身する時間を稼ぐ感じです。
親切に足止め用の武装が三種類も存在するので、効果的に使って距離を稼げば大丈夫です。

後半戦は、能見さん達が増援で出てきてくれるので、ザコを倒していけば順調に蛇人を倒せます。
蛇人のウロコが困りますが、秋の攻撃で貫いて一個ずつ潰していけばなんとかなります。
もしくは、能見さんのワイヤーには、浸属性がついているので、
蛇人を緊縛プレイすればウロコが動作しないので、効果的に戦えます。

戦闘後、秋の変身について話が出て、変身する時のかけ声や、
変身後の姿についてのコードネームをどうしようかという話になりますが、今回は決まらず。

今度こそ家に帰れそうな秋の前に、緋山と何度か接触している咲夜が現れて、忠告をしてくれます。
意図があってのことなのか、いま死なれては困るというだけの事なのか、
現時点ではちょっと判断材料が少ないですかね。

掃除を手伝ってくれた、宮嶋の前に霧刃が現れてどうなる?という所で、今回は終了です。
4話になって、警察・怪異狩り・怪異達の動きが色々出てきて、
それがどう絡み合って動作するのか楽しみです。



シナリオ名 :道化師の仮面舞踏会(3話まで)
製作者   :魔杖さん

第一話

簡潔な状況説明と、丁寧な画面演出や人形劇が凝っていて、
そういうのフィーリングで適当な私としては、非常に参考になりました。
特に影から出てくる演出が凄いと思って、
自分でやったら大変そうだ……という感じで見ていました。

高校生の霧生秋と、怪異狩り組織のである蘇芳蓮美たち。
この二面から一つの事件について、描写されています。
実際の事件は、怪異狩りの方が進めていって、
霧生秋の方は普通に高校生生活を楽しんでいるように見えるのですが、
細かいところで怪異との繋がりや、事件との関連性を臭わせて、
まったく関係ない話じゃないように思えるので、興味をそそります。

別所の怪異狩り組織からやってきた、加納さんを案内する能見さん。
能見さんが非常に食えない雰囲気で、
普段の私のような内容の会話なので親近感覚えます(笑)。
それはともかく、公園で瘴気人という怪異が出現して戦闘に突入。

ワイヤー……。そんな、縛属性とかついてると思ってたのに、切断系なのか(笑)。
そんなこんなで戦闘開始。瘴気人はそれほど強くないので、あまり苦戦しませんでした。
一人倒すと、赤い鎧の戦士が登場。前後考え合わせると、中の人は彼かな?
という予想がつきますが。

戦闘後、赤い鎧の戦士に話しかけます。
しかし、赤い鎧の戦士は襲いかかってきて……! という所で、to be continued……。
まるで仮面ライダー(特にファイズ)の次週への引きみたいに、
次が気になる終わり方なので、引き込まれる所がありますね。


第二話
赤い鎧の戦士の攻撃をかわした加納さんの提案で、生け捕りにすることに。
どうやら、何か事情を知っている様子です。

戦闘は赤い鎧の戦士のHPを50%以下に減らせばOK。
でも、ガチンコで戦うと絶対無理な感じです。
ちょっと、ターンが経過すると蘇芳さんも来て、三人で戦う事に。
SPを駆使することで、なんとかHPを減らせますが、
使わないと誰か落ちることになりそうです。

戦闘後、赤い鎧の戦士が人の姿になっていき、
そこには、霧生の姿が……。


第三話
自分が混じり者……怪異と人間の中間にある存在だと、
加納さんから知らされる霧生。
苦悩はしますが、積極的にお目付役になった能見さんについて、
事件のあった博物館へ。加納さんが閉じ込められ、
中の怪異に吹き飛ばされた蘇芳さんが怪我を負ってました。
しかし、入り口を塞いでいる瓦礫の演出が素晴らしいです。

そこで、なし崩し的に事件に巻き込まれますが、
かなり覚悟が出来ていたらしく、赤い鎧の戦士に変身して、戦闘に参加します。
戦闘に入る前に、どこかの部屋で複数の人が死んでいる光景が、
霧生の脳裏にフラッシュバックしていました。
誰かを死なせない為に戦おうという心理は、その辺りから来てるんでしょうか。

戦闘はあまり加納さんを突っ込ませなければ、霧生だけでなんとかなります。
ただ、今後の事を考えて、なるべく加納さんに敵を倒させるようにはしました(笑)。

以後、怪異と戦うための知識を得て、怪異狩り組織に協力する事になる霧生。
エピローグでは、謎の青年が第一話の殺人事件の犯人だと分かる描写があって、
三話も終了しました。

これ、恐らくは霧生と謎の青年は、同質の力の持ち主で、
青年と一緒にいた咲夜が、実夏に対応してるなら実夏は……?
とか思いましたけど、まあ、推測です。そして、私の推測はよく外れるのです(笑)。


総評

平成ライダーでもベルト装着変身シリーズじゃなくて、
クウガやアギトのような身体が変異してしまう(怪人の側へ)、
しかも巻き込まれ系の雰囲気がするシナリオでした。
怪異になる能力を得た霧生秋が、狩り出されたり、いびられたり、
学校の友達が食われたりしなくて、本当によかったと思いました。
……これからかもしれませんが(笑)。
正統派ヒーロー物になりそうな予感がするので、
更新を楽しみにさせて頂きたいと思います。