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シナリオ名 :魔神王の娘 (20話)


製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

テクが島に戻った麻生総代にぶつかりつつも、その事に気づかずに去るクレーメ。
これは、古典的王道のパンを食べながら走って、
ぶつかった相手と教室であう演出の応用とみました。
きっと、後でもう一回会うかなと。
こういうプレイヤーに分かりやすい予測させてあげるような演出は、
私は結構好きです。

樹と河内のパイロットアイコンが同じ事を逆手に取った、
上手いやり方だなぁと(笑)。
これ、背格好も同じだったら、
変装させておびき寄せる罠に使えるなーと思いました。

島に戻った麻生総代の帰還を祝うために、
姫士組からメンバーを募って送ることになりました。
あまり下手に出てもいけない、かといって失礼になってもいけないと
なかなか人選に苦労することになりましたが。

ここで場面が変わって、騎士団棟に戻った麻生総代の下に、
城島名誉騎士と、鉄血師団団長、鋼城鉄郎がやってきます。
険悪な中、やりとりが続いている所で、銃声が響くとモンスターが出現。
取りあえず、協力して叩くことに。
モンスターが銃声で呼び寄せられたんじゃなくて、
銃になにか力があるのかな。と思いつつ、戦闘に突入。

戦闘は基本的に味方が多様な能力を持っていて、
増援もどんどん来るので、それほど苦戦はしません。
後から来るモンスターは、
気力を+10くらいずつさせてあげても良かったかもしれません。

そうそう。途中でやってきたクレーメは、
やっぱりきちっと、伏線を拾っていってくれました(笑)。

戦闘後は、各勢力毎に状況の整理が続きます。
最初に登場した河内を筆頭に、
古い騎士といっても大学生高学年か、大学院生ですが、
彼らは何も変わらないことを望んでいるようです。
ある意味、一件平和主義に聞こえるかもしれませんが、完全な現状維持は、
つまるところいま困っている人も、苦しんでる人も放って置いて、
表だけの混乱のない今を止めておくってだけなので、
ある意味城島名誉騎士より質が悪いです(笑)。
この人達をどう扱っていくのか、なかなか難しい所でしょうね。

ちょっと、分けようもないのですが、
今回エピローグで各陣営が話をしているので、
情報量がちょっと多かったかもしれませんね。
私は問題ないのですが、
回せたら次回冒頭に持ってきてもよかったかもしれないですね。
私だったら、麻生・城島パートは次回の冒頭に廻して、
現状の把握と、城島派はボードゲームでいう、強制休みカードを引いたって事を、
プレイヤーに分からせてあげればいいわけで。
まあ、次のお話の構成次第なんです(笑)。

そういえば、黒崎生徒会も出てきましたね。
私は、黒崎生徒会には敢えて手を出しませんでした。
3年2組で、片が付いたかなーという感じがあったのと、
そこまで手が回らないかなと思ったので。
その辺りをどうまとめていくのか、楽しみになってきました(笑)。


シナリオ名 :魔神王の娘 (19話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

なんと、清水・山下コンビが、とうとう城島派に切られてしまうとは(笑)。
こういう時、あまり本命じゃない方に送られるようになってしまった、
斬山先生が(笑)二人を抹殺するために派遣されます。
同様に、光村にも刺客が送られた様子。
なにやら、こちらが本命のような感じがします。

近衛や夢衣達、DreamingSchool組が登場してきましたね。
これは、恐らく後で助けに来てくれるフラグかなと思いつつ、
そうなると光村の方は誰が来るかな、と数人予想しつつ先へ進めていきましょう。

なにやらラブラブ臭をプンプンさせている光村と吉田さん。
物陰から見ていた、恋者さん達が何者かにのされてしまった模様(笑)。
彼らの安否が気遣われます(笑)。

最初の戦闘は、清水・山下と二人にたかっていた佐織んが巻き込まれて、始まってしまいます。
斬山は動かないので、数ターンすると味方がやってきます。
その間、佐織んのおねだりで、近づいてくる連中をどんどん魅了してやりましょう。
5割、上手く行くと6割の確率で魅了できるので、壁が増えます(笑)。
数ターン後、近衛君達クラスメイトがやって来て助けてくれます。
この時点で、ほぼ、負けはなくなっているので、ゆっくり戦ってあげましょう。

で、問題はこの後です。
やはりというか、光村・吉田さんの方に強力な刺客が派遣されてきました。
埋人来るとは(笑)。
ボスランクついてそうなHPで、軒並み低下されている光村だとあっという間に倒されてしまいそう です。
氷堂君が助けに来るとは。この人、無派閥だったはず。というか、ツンデレか(笑)。
ただ、折角来てくれたはいいものの、
光村・吉田さんはこの時点でけっこう厳しいHPになっているので、ちょっとやばいです。
一回落とされました(笑)。
ギリギリ、倒せそうな所で援軍が。最初の援軍にクレーメがいたので、突っ込ませます。
ランク4の威力を見せてやる。
あと、一撃で倒せるところだったのに。HP200くらいなのによく動くな、埋人。
援軍で、なんか見た事のないクルセイダーが何人か出てきました。
援護と2P攻撃が結構強力だったりします。
そこからちょっとしたら、鈴音達が。鈴音、遅いよ(笑)!!
二度目の増援で、ほぼ決しています。
あとは、よっぽど無茶をしない限り負けはないと思います。
もし、ザコが厳しければ、埋人を中心に狙ってやれば、彼を倒せばクリアできます。

邪津加がなにやら不安になりそうな事を言っています。
一応、協力体制が気づかれた所で、エピローグに。

一件を支持した遠藤明が、失敗についてゴチています。
それなりの人材と人数を派遣したのに、これではちょっと(笑)。
相手を見誤っていたと言うよりは、相手の周囲を見ていなかったようですね。
彼にしては迂闊な感じがしました。
その後、赤間さんが、清水・山下の助命に。
相変わらず、実に無骨な雰囲気です。
交渉の仕方が、実に愚直でいいですね。
その後、眼帯の人が。アイコンは知っているけど、
実際は初めて見る人です。こういう人が居たのか。

取りあえず、ハイネ帰還までに色々画策するのは、失敗している模様。
私だったら、遠距離攻撃できる能力者を船に乗せて、
ハイネが乗っている船を沈没させるとか考えました(笑)。
海難事故に見せかける感じで。
まあ、そこまで出来ないだろうと思うので、上陸した彼を相手に、
どういう手段を講じるのか楽しみです。

次回更新も楽しみに待っています。それでは。


シナリオ名 :魔神王の娘 (18話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

豊田さんと由美先生の会話……あ、そういえば(笑)。
すっかり、忘れていたけど、由美先生も謎の機関に所属してましたね。
こないだのエピローグで登場した、豊田順子がクレーメの調査をする事になり、
各クラスを回って、情報を集めていきます。
こんなにキャラクターが登場したんだなーと言うことと、
様々なできごとで、友情を育んだんだなーと思うと、感慨深くなるシーンでした(笑)。

海月楼の事を聞き出した豊田さんの前に、杏がやってきました。
ここでクレーメの事を嗅ぎ回っていた、豊田さんと口止めにきた杏の戦いになります。
すごいHPだ……。これを半分にするだけでも、大変な事だと思ってたら、
途中から謎の機関の仲間達が助けに来てくれます。
地形を生かして戦う手もあるので、危なくなったら無理はしない方がいいと思います。
HPを半分に減らすと、クレア姉さんが戦闘の仲裁をしてくれ、
謎の機関の人間しかいないので、理由を話してクレーメの仲間を増やそう、
という事になり、杏にも承知して貰って、中で話をすることになります。

ちょっと、ここでの会話は実際にプレイして見て貰いたいので、
ボカしてかきますけど、結論から言えば、謎の機関のメンバーとクレア姉さんは、
同盟を結ぶことになります。
どういう利益を提示することになるのかと思ったら、
ある意味誠心誠意で、なおかつきちんとした計算も入っていて、
なおかつハートフルであるという、あまりにも欲張りな交渉でした。
この発想は私にはほとんど無かったので、ちょっと唸りました。

直後、同盟なったメンバーと、急襲してきた欧州ファスティディアスのエージェントとの戦いになります。
これ、最初から海月楼を襲撃する計画があったんですかね。
でないと、謎の機関のメンバーもいるので、勝ち目がかなり薄かったと思いますし(笑)。
アンダーカヴァーズ辺りの采配とは思えないので、恐らくうちの馬鹿の息がかかった連中でしょう( 笑)。
エピローグでは、クレーメと豊田さんの顔合わせが終わり、
東京で歌を唄っていたハイネがSRC島 へ戻ってくることになり、さらに事態が動いていくようです。
今回の謎の機関との同盟が、どう影響を及ぼしていくか、じっくり見ていきたいと思います。


シナリオ名 :魔神王の娘 (17話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

冒頭で3ー2の仲間が楽しそうにやっているのですが、今回のお話は表面上はともかく、
裏側はそういう雰囲気ではありませんでした。

前回のラストに登場し、占い師と会話をしていた、「アンダーカヴァーズ」が登場します。
今回は、彼を中心にというか、発端は彼ですが、舞台袖で眺めている彼によって、
役者が集められて、小芝居をさせられた感じになってしまいました。

まず、広耳堂の日向を介し、宗太郎をわざわざ指名して、「スーツケース」を探す仕事を依頼しました。
この後、宗太郎が、イリーレスト、Rーモードや、姫士組へ立ち寄って、
大勢の仲間を集めて、スーツケース探しを手伝うわけなのですが、
その中で宗太郎は小さな違和感を少しずつ積み重ねていきます。
もちろん、アンダーカヴァーズに対して、ですが。
それに、方々回る中、最初は広耳堂の日向、Rモだと朱峰や、姫士組だとシンさんや鈴音、
トラさん辺りが、彼に対して不審を抱いていました。
ただ、それすらも想定の内だったという事が、後々になって分かってきますが。

戦闘は、スーツケースを拾ったモヒカン達が(笑)、
中を開けようとはしゃいでいる所に一行がやってくるわけですが、
モヒカンのありさまが妙に和みます。悪い連中なんですが、妙に可愛いというか。
こちらのメンバーも多く、大概が一対一でモヒカンのスペックを上回っているので、
よほど突出させない限り負けることはないと思います。

ヒントでも言っていますが、能力持ちのモヒカンが多数おり、
中には当て身技を使ってくる危険なモ ヒカンもいるので、戦闘力が低い仲間は、それだけ注意すればいいでしょう。

エピローグで判明しますが、アンダーカヴァーズが宗太郎達に探させたスーツケースは、
猟惨泊への活動資金でした。城島派からの実入りが少ない彼らが、
アンダーカヴァーズなにものか分からずとも、
その事に眼をつぶってでも手に入れたいだけの資金が、
あのスーツケースの中には入っていました。
ここまで来ると分かると思いますが、つまり、宗太郎達もモヒカン達も、
アンダーカヴァーズの手の平で踊らされたわけで、モヒカン達はともかくとして(笑)、
親切に探してあげた、宗太郎達はいい面の皮です。
しかも、それを楽しんでいるようなので、
この辺りからアンダーカヴァーズを動かしている存在への、
足がかりが掴めるかも知れません。

場面は切り替わって、三校の生徒会長が集まって、
現在の状況について話し合っています。
率先して対策を講じているのは、霧だけで、
飛鳥はやる気がなく適当な感じで、京夜は危機感が不足している面持ちです。
どの時点で、霧の顔が夜神月のようになって、
「駄目だこいつら……早くなんとかしないと」喋るんじゃないかと、ドキドキしてみていました。
いろいろと綻びというか、危うい面が露呈した会談になってしまったように思えます。

最後、今回イリーレストからついてきた、
星野さんが謎の機関の人と話しています。
クレーメとアンダーカヴァーズについての話ですが、相手が豊田順子でした(笑)。
なんとも、懐かしい人が出てくるというか。

表向きは静かな何気ない日常の風景的な感じに見えた今回の話ですが、
アンダーカヴァーズが、敢え て猟惨泊に資金を与える辺りや、
三校首脳の会談など、様々な思惑や駆け引きが裏面で動いているギャップが、
非常に楽しめました。

嫌な暑さになってきましたが、次回更新も楽しみにしております。


シナリオ名 :魔神王の娘 (16話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/


亜香が忘れた鞄を届けに、樹海を突っ切って聖乙女学園まで向かうクレーメの話です。
もしかすると、頻繁に樹海へ赴くことになって、なにかイベントが発生するのかもしれませんが。
この間、樹海にとても普通じゃないものを発見した後ですし。

宗太郎達、定規に出演したメンバーが登場しています。
なんとなく、懐かしさを感じてしまいますが(笑)。

今回、戦闘は二連戦になっています。
樹海を走るクレーメが、キマイラ達に襲われている結を助けて、
モンスター達の間をすり抜けて、西へ逃げるのが一戦目。
二戦目は、結を探しにきた来瀬隊のメンバーに出会って、
追いすがってきたモンスター達を迎撃します。
敵の数がかなり多いのですが、
古都乃や、最初に出てきた宗太郎達が援軍で出てくるので、
よほどの事が無い限り負けないと思いますから、安心して戦えます。

戦闘後は、クレーメと結のツンデレ対決?が面白かったです。
新種の生命体のようで(笑)。

この後、聖乙女学園の学園生徒会、
そして治安維持組織・聖乙女警備隊の紹介を兼ねた感じの会話が続きます。
飛鳥HENTAIだ(笑)。久しぶりに、HENTAIを見ました。
いや、本当に飛鳥が男じゃなくてよかったです。
そういや、私もボツにしたシナリオで、飛鳥を掘り下げようとしたことがありました(笑)。
お蔵入りになった理由は、ラストに救いがないからなんですが。

警備隊メンバーの顔見せが行われた感じです。
ただ、愛百合の来瀬隊や学園生徒会との連携が上手く取れていない、
という点もあってなのか、方針が受け身な感じになっているところが気にかかりました。
まあ、祇園会の事件によって、一回壊滅している設定があるので、
組織が上手く機能していない点があるのかもしれません。

結と古都乃の会話では、海楼亭へ行くフラグが立ちましたね。
クレーメが新たな人間関係を気づいていくのでしょうかね。

最後、占い師が登場したので、何かあちら側からの介入がありそうです。
今回は、聖乙女関係で色々と進展したお話でした。

バグとかではないのですが、琴也と由奈、結と古都乃を隣接させたりすると、
会話があったら……と思いました。
あまりメリットは無いかもしれませんが、
そのキャラクター同士が親密なことを知っている人にとっては、なかなか嬉しいと思いますし。
まあ、知ってない人はあれなんですが。その辺りは、ヒントで臭わせるという手もあります。
ちょっと、個人的過ぎる感想ですが(笑)。

次回の更新も楽しみにしております。


シナリオ名 :魔神王の娘 (14・15話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/


今回は前・後編の連続したお話になっています。


前編

樹海へ遊びに行く事になったクレーメ一行。
白鳥前総代騎士や、色々と変わったメンバーで出発します。


戦闘では、増援が何度かあるのですが、変な編成のモンスターが沢山出てくるので、
戦闘に手こずります。ペスラカーンが非常に嫌な感じでした。
うわぁ、モンスターはもう沢山でござる( ´・ω・`)という気分になったのですが、
実はこれがエピローグでなるほど、と思うようになってます。


エピローグは、続々現れるモンスター群からみんなが逃げ回るのですが、内部処理を考えると、
うわー面倒な事をやってるなぁーと感心しました(笑)。
逃げ切れない所へ、アルバートの助け船が出て人心地つきますが。


樹海へ行った面子の事を、姫長以下姫士組の面々が話しています。
昨今の情勢悪化を危惧するような会話が続きますが、
モンスターの増加という言葉がひっかかります。
樹海へ行って、鬱陶しい増援がぞろぞろ出てきたのはこの伏線だったのかと。


エピローグの短さを考えると、一つの話が分かれたんじゃないかなーという感じを受けたんですけど、
どうなんでしょう(笑)。
前後編なので、短くしたのかな、という事かもしれませんが。



後編

ダンジョン探索部の面々との会話で、
助けて貰った洞窟は鍵穴の形をした入り口をしているという事がわかります。
鍵がセットされると、なんかの封印が解けそうな話ではありますが。


途中で、一人増えて、妙な雰囲気がするという洞窟をそろそろ進んでいくと、ザコの群が。
ここで、次の二回戦目で南へ撤退する脱出コマンドが生きているので、
南へ行ってしまうと仲間が離脱してしまいます(笑)。ClearEventとRestreEventか、
If文でフラグを立てることでなんとかできると思うので、修正お願いします。


それを倒すと、キマイラケルベロスが(笑)。全員で南へ撤退することになります。
倒せないことはないのですが(一回倒しました)、
アイテムが貰えるだけですぐに蘇生してしまうので、
余裕があったら一回倒してそのまま逃げましょう(笑)。


エピローグ
あまりにもあんまりな発言を繰り返す(詳細はシナリオで)紅雲に、
和子が憤ってまっすぐな言葉をぶつけます。
それに折れて、一応の謝罪は見せますけど、まあ、表面的な感じがありありといいますか。


その後、騎士団の隊長に行く手を阻まれますが、
元総代騎士であるゆうぢのご威光でくぐり抜けることができました。
高校生なんかは知らないのか……。まあ、知らないんだろうな(笑)。
喫茶店で休んでいる際に、「騎士団と姫士組の対立構造」について、ゆうぢが説明してくれます。


次は、意外な所でバルバロッサが(笑)。
一連の騒動の裏側には、やはり彼らが居たようです。杏が動いていたように、
彼らの手駒が島に何人も入り込んでいるようですし。
ただ、バルバロッサの思惑とシェラニスの思惑がイコールじゃないのは、
シェラニスが単独で何か動いている所からわかるかもしれません。


前・後編で樹海へのちょっとしたお遊びツアーがと思わせつつ、
梁山泊に資金を流しているのは騎士団の城島派、そして騎士団内部の派閥争い。そして、騎士団と姫士組の確執、
そこにモンスターの急激な増加というエッセンスと、それが何故かという事が話されており、
これまでの伏線の回収をして、さらに広げる感じになっているので、とても面白かったです。
以前の感想で書いた、紅雲への好感度は例によっていまだ不動です。
取りあえず、立ち位置も分かりましたし、考えもどういうものかは知れました。
ただ、やっぱり感情的に納得がいかないので、まだ嫌いなままです。


それはともかく、島内だけでなく島外からの勢力の圧力などもあるので、どう展開していくのか楽しみです。


シナリオ名 :魔神王の娘 (13話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/
久裏邪津加(ひさうら・やつか)が中心に据えられていて、
彼女の日常が丁寧に描かれています。
邪津加の能力「エクステンドアザー」は掻い摘んでいうと、物事の本質を付く能力で、
それを付く際に与える衝撃という現象を、表向きの能力にしているようです。
そんな彼女には、様々な事象がよく見通せるようで、以前から予言めいた事を話したりしており、
今回も日常の会話の端々にそういう台詞が混じっていて、
それを周りの友人達は、「ああ、変わり者だからなぁ」程度に見ているわけです。
邪津加も言葉の端々で、そんな自分を達観している風にも見えますが、
エルザや壬尋、ユノの言葉などで、自分にも見通せない人間の良い感情というか、
良い心の動きによって安心している節もあるように見受けられました。

紅雲と話していた夜更かしの一件は、
彼女の能力に由来するこの世ならざる異界との戦いだったりするのでしょうか?
そう、やすやすと明かされないとは思いますが(笑)。

戦闘はモヒカンが本当に援護が鬱陶しいのですが、
味方も強力なので意外にあっさり方がつきました。
セリカ先生強い(笑)。

エピローグでは、風紀委員の列からするりと居なくなった市山さんが、
モヒカンになりすましていたエージェントと接触。
猟惨泊の内情を探っている様子でした。

クレーメは今回、エピローグだけの出番でしたが、次回は樹海で何事かあるようです。
樹海はキナ臭い事の温床になっているので(笑)、どういういった展開が待ち受けているか、
楽しみにして待とうと思っています。



シナリオ名 :魔神王の娘 (12話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/
今回、ちょっと感想が上手くまとまりませんでした。
とても、雑感といった感じになりますか。

吉田さんの恋花がすでに、惚気の域に達していてやばい雰囲気に(笑)。

今回は仕事がマイペースな倉永さんとか、風紀の辺りの事が触れられていて、
何かそちらサイドでも進展があるのかと推測する部分がありました。

久々に謎の占い師が登場しましたね。
謎の占い師と、ゆっこの対比が興味深いと思いました。
外見的な怪しさとか、親しみやすさだけでなく、占いの内容も似通っているというのに、
言葉の端々から相反するモノがにじみ出ているというか。

戦闘で私はちょっと、愕然としました。
端的に言うと、紅曇というキャラクターは嫌いなので。
ただ、そこはphiloさんの手腕を信じて、プレイ続行。
トドメは和子にさせる感じで。

戦闘は偶に見かける首が三つのキマイラが出てきたのですが、
あれはあんなに強力なモンスターだったとは(笑)。
なんか、今回の一件事態が仕組まれていた事のようで、
どうにも釈然としない感じが残って、戦闘は終わりました。

邪津加の能力はかなり強力な気がするんですが、
真の力は封印しているような気配を漂わせつつ、
友達との下校を優先する辺り、
彼女も複雑なようで単純な部分があるなーと思わせるエピソードでした。

今回のお話はプレイ終了しましたが、
プレイする前、紅曇への好感度はマイナスでした。
取りあえずそれは、マイナスのまま進展はありません。
私は西尾維新の戯言シリーズの、いーちゃんが嫌いです。
なんか、紅曇には同じ臭いを感じで、好きになれません。

含みを持たせた去り方だったんで、再登場しそうだなぁ……○| ̄|_。
今回は新章らしく、色々な伏線があったのですが、
明確にそれを覚えているには、曖昧なものが多くていささか記憶に残りづらいな、
という印象を私は抱きました。
一番重要なのは、謎の占い師の一件だと思うのですが。
次のお話はどうなってしまうのでしょうか。



シナリオ名 :魔神王の娘 (11話)


製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

今回は、吉田さんに始まり、吉田さんに終わったような。
浜辺で賭けるシーンが(笑)。
いい思いでのようであり、なんかそうでもないようであり。
このシーンが、後々のイベントにいい影響を与えているといいますか。

そういえば、みなが集まっていくシーンで、リズがいたのに戦闘では来てなかったので、
きっと姫長たちと見学していたのでしょう(笑)。

戦闘も吉田さん無双で始まり、無双で終わりました。
というか、こういう発想はなかったので、とても綺麗にはまったと思いました。
まさか、寄りが戻るとは(笑)。

光村の方向性が変わって、良い人間になったというよりは、
吉田さんの想いに精神の邪な部分が照らしだされて、
吹っ飛ばされたというような感じを受けました。
なんというかまあ、男は女の子に敵わないものです(笑)。

エピローグで、彼の処遇が決まっていましたが、
なかなかいい感じでこの辺りはやはり巧みだと感じました。


間章
このリドリーでさえ避けていた表現がバンバン登場して、
いい意味で度肝を抜かれました。
思い切るべきだったのかと、後悔に苛まれる部分があったりなかったり。
影を色濃くすることで、光がまた強く輝くという意味もあり、
なかなか興味深く拝見しました。

新しい展開の前に、これまでの総評というか、
全体的な評価を私の視点でしてみたいと思います。

元々、テキストの会話のレベルは私を軽く凌駕されているので、
まったく問題はなかったのですが、
私同様シナリオ1話1話がボリュームがあるという部分がありました。
ただ、これも、前述したテキストの上手さでカバーされていると思うので、
今回、間章に分けたように、次へ送れる会話を次のお話にということで、
解消できるのではないかと思います。

学園シナリオで、キャラクターが大勢登場して、きちんとお話が成立する、
もっと言えば、個々のキャラクターに引っ張られて散漫とせず、
そのお話お話で、やるべき事が決められていて、それを完遂している辺りは驚いています。

SRC的というか戦闘の部分は、私も上手くアドバイスできないのですが、
様々な勝利条件を意図して使ってみるのもいいかもしれません。例えば、脱出とか。
あと、なんらかの罠で、同じステージで合流できない区画に分けられるような。
そういうバリエーションを交えていくと、変化があって面白いように思います。
……まあ、私ができてるかというと、できてないんですけどね(笑)。

まあ、なんというか、続きも楽しみにしています、ということです(笑)。



シナリオ名 :魔神王の娘 (10話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

ああ、モブ顔の吉田さんが光村とつきあっていたと言うことなのか(笑)。
前回、みんな同じ顔に見えるって言ってたのは、こういう引きだったとは。

騎士団の遊撃隊がひっそりと動いてクレーメを狙っている光村をマークしている辺りは、
カイが軽い雰囲気でありながらも、切れ者っぽい印象を上手く与えているなーと思いました。
例えが変ですけど、遠山の金さんというか(笑)。
年齢がいきすぎてますけど、松方弘樹さんバージョンの。
あの金さんは、普段本当のただの駄目な遊び人で、
松方さんのリアルなそういう部分(笑)が反映されているのですが、
きな臭さを感じ取る能力は非常に長けていて、
細かい仕草などから事件や陰謀の臭いを探りだしたものでした。

まあ、それはともかく、待ち伏せされていたクレーメが、光村隊と戦う事に。
戦闘では騎士団の遊撃隊と、姫士組の4番隊が助けに来てくれました。
しかし、クルセイダー(弓兵)って初めて見たけど、こんなに強いとは思いませんでした(笑)。
苦戦しつつも、光村を倒してクルセイドの紋章を手に入れました。

清水は会話の端々に善良というか、良心の呵責があるというか。
土壇場で、彼の心の天秤がどちら側に傾くか注視したいものです。

戦闘後は、原さんが助けに来てくれましたけど、
光村の騎士団vs姫士組の戦争になるという脅しを、
あくまで光村個人の諍いであると切り返したカ イの頭のキレか、
口の上手さか(笑)は驚きましたね。
あの一言が無ければ、実際、一件は大事になっていたはずですし。

ただ、転んでもただでは起きないのか、原さんの首を狙って、
光村隊と姫士組5番隊さらに、
騎士団の遊撃隊とゆっきー隊を連れてきていいから決闘だ
(意訳:まとめて片付ける)といい放つ辺り、
このシナリオの光村は実に機転が利く男のようです。
これが、原さんをひっぱり出すため
(もしくは、シンさんでもいいけど姫士組の隊長クラスをおびき寄せる事が目的)であるのか、
クレーメを取り込むもしくは、始末するための策であるのかわかりませんが、
前者なら確実に裏面のチェスボードで、指している人間がいますね(笑)。

エピローグでは、姫士組での話し合いの後、吉田さんの暴走に対して、
和子たちが心配しているシーンが印象に残りました。

なんとも更新が速いのが羨ましいです(笑)。
次の展開も楽しみにしております。



シナリオ名 :魔神王の娘 (9話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

なんという、更新の速さ。私も見習いたいものです。

冒頭からゆっきーと衛の会話がエロイ。
衛、惚れてる、絶対惚れてるな(笑)。
別に直接的な事を言っているわけではないんですが、
こう、いけない感じの空気が漂っているというか。
あと、衛がどうも儚げに感じてしまったのは、アイコンの表情の印象でしょうか。

光村が動くか。同性として山下の股間が心配ではあります(笑)。
清水の印象が、悪いことをしてきているけど、最後の一線は越えられない、
非常に不安定な感じを受けますね。
後押しする人間によっては、真っ黒にもなれそうだし、逆に更正の道もありそうな雰囲気といいますか。

戦闘ではモヒカンが登場。
横合いから、アナコンダが出てきたけど、モブ顔の佐藤さんの妹が(笑)。
GUN道か(笑)。確かに、そんなのされてたら、グレるなぁ。
しかし、こんなに頼もしい雰囲気の吉田君は初めて見たような気がします。

戦闘後、クレーメたちをビルの屋上から眺める光村達。
光村、モブ顔の人達にモブ顔と言ってしまう、恐ろしい子(笑)。

騎士団と姫士組の双方が猟惨泊の動きに中止している模様。
その中で、前回の話で出た、海月楼へのプラチナチケットの話をしていました。
次の話のエピローグ辺りで、会見がもたれるのかな?

ドーナツの件と、モブ顔の一見で、二重のオチが用意されていて楽しかったです。


シナリオ名 :魔神王の娘 (8話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

魔神王という人間を超越した力と生命を有した存在から生まれた少女、
クレメンタイン・クラーケン。
特殊な訓練を受けて育ったものの、一般常識に欠ける彼女が、
能力者の集う島、SRC島で見て、聞いて、触れ合ったもの、
そしてそれを彼女がどう受け入れていったか……?

下手な私の紹介文で始まりましたが、
philoさんのSRC学園シナリオ「魔神王の娘」の感想をつらつらと書かせて頂きました。
正直、最初にお話を伺ったときはびっくりしました。
魔神王の設定は、誰か外の世界のシナリオを描くときに敵が必要じゃないかと思って作ったのですが
、まあ、そんな人はいませんでしたので(笑)、大分ほっぽらかしになっていました。
私的に、どういう結末を辿るとかそういうのは、頭にはありますが、シナリオにはならないだろうなーと、漠然と考えていました。

その設定を拾ってくれるという事なので、なんというありがたい話かと(笑)。
7話までの感想はメールでお送りしていますので、最新の8話の感想を書いていきたいと思います。

なんというフロアスタッフ(笑)。
これは、大変だ。ファミレスなんかだと、注文用の小さい端末に入力しているようですが、
この量の注文されて覚えないといけないというのは、脳に来ます(笑)。

あげくは、オヤジがゲロを吐くは……。
というか、お客の一人に、顔がモンスターの人がいるんですが、彼?は一体誰なんでしょう(笑)。
さらに極悪クレーマー清水良隆が登場。
彼は、かつて鈴音にこってり絞られたのに、なかなか元気なタフガイだ。
罵詈雑言を浴びせられる中、クレーメが耐えている辺りが、
それこそ2話辺りの彼女とは別人と言っていいくらいの、彼女の精神的な成長を思わせます。

戦闘は猟惨泊のモヒカンさんたちが押し寄せてきますが、こちらもフルメンバーで戦うので、
それほど圧倒されはしないので、味方の戦闘スタイルを確認するくらいの気持ちで戦えるのではないでしょうか。
側面に回り込んだバイクモヒカンが、4人もカオスさんのクリティカルしたヒールに、
たたきのめされたのは吹きましたけど(笑)。

エピローグでも、汎用モンスター顔の人が出てくるんですが、どうも凄い紳士的で気になります(笑)。
清水繋がりで、騎士団城島派のメンバーが出てくるかと思ったのですが、
通りすがった福部にクレーマーの方々は吹っ飛ばされることに。……なんということ(笑)。
取りあえず、今回は城島派と猟惨泊が裏面で繋がっているという認識を得たことと、
仲間達の結束を強めて終わりましたが、
次回辺りエピローグで登場したプラチナチケットを貰った方達が、
接触を図ってくることになりますか……? 次のリリースも楽しみにしています。

今回、モブの人が多く登場したので、一点だけ書式で指摘させて頂きます。
これ、私も指摘して貰うまで気づかなかったんで、大きな口ではいないんですが、
ちょっと書いておきます。

例えば、

Talk ゆっくり
「ゆっくりしていってね!
□ゆっくりしていってね!」

↑注目ポイントはここの半角スペース
(半角スペースは分かりやすいように、全角の四角で表示していますが、本来半角です)

普通に喋らせるとこういう感じになるんですが、

Talk 少年
Talk ""
利根川;「おまえたちはもう20歳を越えて、何年もたつのだからもう気づかなきゃいけない。;
もう心に刻まなけきゃいけない……!」
End

↑こんな感じで記述すると、

Talk 少年
Talk ""
利根川
「おまえたちはもう20歳を越えて、何年もたつのだからもう気づかなきゃいけない。 もう心に刻まなけきゃいけない……!」
↑こういう風に、括弧分、半角スペース詰まって表示されてしまいます。
End
ですから、


Talk 少年
Talk ""
利根川
「おまえたちはもう20歳を越えて、何年もたつのだからもう気づかなきゃいけない。
□もう心に刻まなけきゃいけない……!」
↑こんな感じで半角スペースあけてやると、普通にキャラクターを喋らせるのと同じ感じになります。
End

ちょっとしたことなんですが、モブが多い回だと気づく人が出てくるので指摘させて頂きました。


シナリオ名 :まつろわぬ拳と剣 (短編1話完結)



製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/


騎士団の月詠朧と、武侠連の閃壱悟のお話です。
閃壱悟が月詠朧が好きで、つきまとっているという関係だったはずです。

殺人鬼を追っている朧が負傷して、
彼女を大事に思っている、壱悟が熱狂的に殺人鬼を追い回し、彼に遭遇。
戦っている最中、負傷していた朧が病院から抜け出し、
壱悟を助けに来ます。
表面には出さないものの、水面下の絆というか信頼が感じ取れて、
よいシーンだと思いました。

Philoさんらしく、軽快な掛け合いと、いきいきとしたやりとりがとてもよかったです。

ただ、私だったら、2話で構成したかなとプレイ後に感じました。
折角、よいお話と素材を用意して、料理の腕もいいのですが、
前菜とデザートが足りなかったかなと。
私なら、壱悟と朧の出会った時の印象を二人の内面から描いて、
恐らくは、壱悟と朧の対比として出てきた感じのある、琴也達ともうちょっと因縁をつけるというか。
すごい、勿体ない気がしました。
まあ、この辺りは、感覚の問題かもしれませんが。

私がDLした時点でのエラーなんですが、

死体表示:
Paintpicture ori_tko_156_c.bmp ((Args(1) - 1) * 32) ((Args(2) - 1) * 32) 透過 背景
redraw
Return

上のサブルーチンが、

GameClear
Exit

の前にあるせいか、ゲームが終了しませんでした。
もし、現時点では直っていたら、気になさらないで下さい。