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シナリオ名 :【覚醒のボルケイノ】短編・完結



作者:高野 M明さん

高野さんと言えば、紅眼が視る学園や魔王のお嫁さんなどの秀逸なギャグが光るシナリオを書かれる方なので、
今回もきっと、たかみーを中心に、楽しいぶっ飛んだお話なのだろうと思っていたら…。
カップルの会話以外、なんというシリアス展開。
いい意味で予測を裏切るストーリー。一気に、引き込まれました。


主人公の高見沢君は、パイロット能力的にもユニット能力的にも、
閲歴を見ても、とても有能な人なので、そこに挫折体験を持ってきて、
彼の人間味を引き出してあげる演出がとても上手いと思いました。
今回も、マップチップを使用した背景がとてもいい演出になっていますね。
会話インクルもスムーズで、効果的ですし。
マクシウスも殺人鬼としての残虐性と、たかみーに固執する所や、
ラストの言葉など、とても印象的でちょっと惚れました(笑)。


熱い話をきっちりと纏め上げて、プレイ後に気分が高揚するようなシナリオでした。
こういうお話も書ける高野さんの、引き出しの多さに感服しましたね。
私も、見習わせて頂きたいと思っています。
最後に一つだけ。一番最初の、聖乙女とかR女とか表示されて、
SRCになるのが見栄えする演出なんですけど、
R女だけ、Rjyogakuinnって出なかったんですよねー。
そういう演出なのかもしれないけど。





シナリオ名 :【Ketos】(9話まで)


製作者   :Ketos Project(主催:フォルさん)
HP: http://folex.s4.xrea.com/

オープニングからいい雰囲気ですね。
プレイしない事も可能なのですが、戦闘もありますし、
本編の前にキャラクターの特性を把握できるので、
プレイした方がお得だと思います。
1話

主要登場キャラクターたちと、主人公タックの顔見せ話なのですが、
個性や立ち位置がしっかり出ていて、とても勉強になりました。
ところで、カレンさんが萌えすぎてやばいですね。
誰ですか考えた人は。角砂糖上げます(笑)。

戦闘後に出てきたクジラは…ものすごく迫力があってびっくりしました。
で、なおかつ怖い(笑)。アイコンで恐怖を覚えたのは初めてです。
あのインパクトだけで、このリレーは私の心を鷲掴みにしてくれました(笑)。

2話

拾った女の子フィスと、真の主人公スケキヨさんを交えて、
物語も滑らかに進んでいきます。
1話もそうでしたが、船のマップチップでの人形劇が、
海上という特殊な空間を、実に分かりやすく表現してくれています。
これがTalkだけだとかなり味気ない事になってしまいますからね。

今回初めて、特殊な戦闘である「海戦」に移行します。
カレンさんの船である、戦乙女号での戦闘です。
三兄貴たちをそれぞれ、操舵・砲撃・整備に割り振って戦うのですが、
三兄貴は特性があるので、それに応じたポジションにつけてあげないと、
苦戦するかも知れません。

3話

前回判明したフィスの力について、
会話が交わされますが酷い事にはならないようです。
座礁船に乗り込んでの戦闘は、
回想で登場したウェスが出てきて、事なきを得ます。

援軍の彼はとても心強かったのですが、
こういう場合の強すぎる援軍は、後日、敵に回ることが…?
と思っていたら、エピローグでは不穏な会話があって、
なにやらタックとのフラグが立った模様です。

4話

おお、2度目の海戦。
特殊すぎる戦闘は慣れるのに苦労するんですが、
こういう既存のシステムをちょっと味付けしてみたよ、
っていう戦闘は楽しいですね。
ただ、こういう感じでセンスのあるものが作れれば、
作ればいいんでしょうけど…( T-T)

お話は、これまで丁寧な船上の人形劇があったので、
それを期待したらTalkオンリーでがっくりきたというか。
クオリティが下がったって訳ではないんですが、
それ以前の話が、やっていたことをやらなくなるっていうのは、
それだけで酷く違和感があるので。
軽妙な会話を楽しめ、と言われればなるほどと思えるかもしれません。
このリレーでなければ。
正直、他の方のやりとりも面白いので、
それを4話のウリにできるかというと違うと思いますから。
まあ、これをリレーっていう状況の味として考えるか、
そうではないものとして考えるかは、難しい所ですね。

シーサーペントは…スケキヨさんがトドメをさしてしまいました(笑)。
ああ、イベント戦闘の前の話です。

5話

戦乙女号の補給の為に立ち寄った、
パールジャム船団で海賊退治を頼まれるカレンさんたち。
船長のマクレディは、娘のテンに案内を任せるのですが…。

戦闘は、広い船のマップで戦う事に。
こういうマップも楽しいですね。わくわくするというか。
海賊の親玉ヒルツが出てきたのですが、戦闘前の会話の通り、
妙に人情溢れた人だったので、
部下のストーンが彼を逃がしてしまいます。
この辺りのマップの演出が、
手間を惜しまない感じで好感が持てました。
面倒なんですよね、ああいうの(笑)。

ああ……なんか裏がありそうだと思ったら、
二重の意味であったとは。うーむ。
この辺り、したたかさと人間味のバランスが絶妙だと思いました。

6話

前回お世話になった船団がクジラによって壊滅し、
その跡に行く戦乙女号一行。
たこの足の演出が、印象的でした。
FFなんかでも、
タコのモンスターの本体と足で個別に戦闘することがありますが、
その要領で巨大タコと戦っていきます。
タコの形状を知らない人はまずいないと(笑)思うので、
足だけでてるなら、本体が出てくるなと、予測させることで、
ワクワクさせてくれるのが、
ニクい手法だと楽しくプレイさせてもらいました。

しかし、スケキヨさんは本当に何者なんだろうか(笑)。
このリドリーが思うに、なんか収拾が付かなくなった時、
スケキヨさんが卍解してラスボス撃破して
世界に平和をもたらしたとしても、
まったく驚きませんね(笑)。

7話

ウェスの使い方が上手いので、
ああ、これは…と胸に迫るモノがありました。
彼は、三兄貴達より凡人であって、カレンさんや三兄貴が軍隊に居たら、
自分は出世できなかっただろうと言っていました。
恐らく、それは気持ちの上では本気でも、
事実としたら違っていたのではないでしょうか。

ウェスにその気風があったとしても、
無頼であるより軍隊の秩序を上手く利用できる彼と、
カレンさんや三兄貴は、元々そのあり方が違います。
ただ、ウェス自身その自覚があって、
それを羨ましく思っている節があるけれど、
自分の役割と鑑みると退けない一線がある、と。
そんな彼とタックとの一戦。
タックの想いが勝つか、ウェスの信念が勝つか。
その結末は実際にプレイして確認してください。

そうそう。甲板を波がさらっていく演出は、
そういう発想が思いつかなくて、素直に感心しました。

8話
ああ…これもいい話だ。
5話で戦った海賊の親分ヒルツが出てきたけれど、
とてもさっぱりしたいい男でした。
だからこそ、彼の部下ストーンは命をかけたんでしょうけど。

抜け目の無い風に見えた船長さんも、
人情的な部分が垣間見えて感動しました。
こう、人間って善悪入り交じった球のようなものだと思うのですよ。
光を当てる方向が違えば、いつもは悪い人でも、
好ましい部分を顕すこともあるし、
逆に影を投げかければ、
聖人君子だと思っていた人の、邪な面が顔を出す。
その辺りのさじ加減が難しいのですが、
それが上手くできればキャラクターを魅力的にできるのでしょうね。

9話
軍部での怪しい研究についてと、
カレンさんのライバルキャラっぽくなる(リレーなのでどう転ぶか?)
雰囲気の縦ロールさん登場。
その辺りの思惑を孕みつつ、戦乙女号がパワーアップ(笑)。
現状でもけっこう強いんだけど、これはありがたい。
取りあえず、軽くできるチューンナップを施しておきました。
これが、後でかなり戦闘に響いてきましたね。

戦闘は脱出戦で、取りあえず数ターン経って端と気づきました。
「これは…稼げるんじゃ」
ということで、戦闘は粘りに粘りました。sp尽きるまで(笑)。
まあ、Lv20になったんで止めておきましたが。
弾数も尽きそうだったので(笑)。
資金はたっぷり稼がせてもらいましたぜ…( ´ー`)y-~~

総評

全体的にお話のレベルが高く、シナリオを書かれている方も、
上手い作り手さんが揃っているので、やっぱり面白いです。
戦闘の難易度も、
苦戦したとしてもちょっと考えれば抜け道があるので、
理不尽なものではありませんし。
お話作りのお手本としても、
リレーシナリオの理想的な形として、よいシナリオだと思います。
リレーシナリオが上手く行かないとお嘆きの方は、
一度プレイしてみると、
何か答えを見つけられる可能性があるかもしれませんね。





シナリオ名 :シナリオ名 :凶風のスカイファング (〜7話まで)



製作者   :ハシモトさん
HP    :赤豚@SRC(http://f55.aaa.livedoor.jp/~akaibuta/index.html)

5話
なんか、こないだまでお気楽な感じだったのに、空気が重くなってきました。
ツバサの彼女の舞香が、妹の燈媛と一緒に立てこもっていて、
そのSOSを聞いて救出に向かったら、実はカオスティアの罠で……という話で。
話の筋立てからして、これは助からないなという感じが伝わってくるのですが、
お気楽な話をプレイしたあとだったので、なんか希望の割合が増えてしまってて、
ずっしり来ましたね。

舞香の妹の燈媛が仲間になりましたけど、姉を失ったショックからか、
ツバサに厳しいです。状況から仕方ないとは思うけど、
そこは割り切りづらいでしょうね。

そういえば、敵の戦術指揮できるカオスティアの人は、
ワールドガーディアンが強い感情で出てくる、という事を知らなかったんですかね。
結果的にみれば、敵対者を増やしただけなんですけど、まあ、
2話で異形の人達が、異形会議してた核を手に入れて、一気に始末するのが基本方針だから、
ワールドガーディアンが増えても、多少の事は気にするなって事なのかもしれませんが。


でも、もの凄い強いのが来たらどうするんだろう(笑)。

6話
仁井斗君を苛めないで下さい。彼のHPはもうゼロよ(笑)。
仁井斗君弄りが始まって、現在の補給物資が危機的状況にあることを、
ちょっと忘れてしまいそうです。

おっと、選択肢が。これは、3番目を選ぶしかない。おお、シルフィーさんが照れてらっしゃる。
なんか、これで、もう満たされた気分になりました(笑)。
シルフィーさんは、天動説の世界から来たとは。きっと、平らな大地を、4頭の象が支えていて、
さらにその下を亀が支えているような世界から来たんでしょう。なんというファンタジー。

エピローグでは仁井斗君が働いています。偉いよ、あんた頑張れ(´ω`)。
前回の戦術が出来る人が、異形の聖女様に怒られています。
あ、やっぱり、失態だったのか。でも、まったくめげていない様子。
発破のかけ方、間違ったようですね(笑)。

7話
他の部隊の白鷹中佐との通信で、月に行くプランがあることが分かりますが、
これはなにか失敗しそうな気がしますね。
格納庫では仁井斗君が、星美≡ω≡. さんに評価されてる。万能の天才なのか。
やったね、仁井斗君。評価されたよ( TДT)。

前回の戦術の出来る人が、生き残りの民間人を囲んで、
助けないと殺すぞという罠を張って待っています。
どう考えても無理なんですが、ロリ少佐は助ける方向で考えて、みなに命令を出します。
ボーナスは、1ターンで敵を4機以下にすることなのですが、なかなかキツイです。
フロッガー対水ミサイルと行動数回復アイテムを買い込み装備させておいたので、
なんとかなりましたけど……助かったと思ったら、前回の戦術の出来る人こと、
熱風のヴェノバノスが民間人の皆さんを、焼いてくれました。


お前の血の色は何色だ。


ただ、この熱風の人を見て、シルフィーさん達が微妙な反応を。
取りあえず、色々考える前に、マップ上に散らばった味方を集結させないと(笑)。
ちょっと苦労しましたが、なんとかクリア。ところが、最後母艦が攻撃を受けて……。
僕らのヒーロー、仁井斗君がッ!!

エピローグで、仁井斗君が……( TДT)。
なんてことだ、初の死者が。評価されたのはフラグだったんですね……。
熱風の人を許せそうもないけれど、シルフィーさん達の反応からすると、
かつて仲間だったけどカオスティアに捕まって、洗脳されたかなにかしたのではないでしょうか。
いかにも洗脳進行中っぽい器具が、頭についてますし。

一点だけ、エラーじゃないのですが、5話で勝利条件がでませんでした。
取りあえず、敵を全滅させましたが(笑)。

あと、疑問に思ったのですが、ブリッジや格納庫のシーンで、背景とか無いのは何故なんでしょう。
多分、イメージに合う背景がなかったのかな、とは思いますが、ちょっと寂しく感じたもので。
ギャグ話が続いたので、「あ、このシナリオはこっち方向へ行ってしまうのかな」と思いましたけど 、
OPの過酷な状況に似つかわしい展開になって、わくわくしております。



シナリオ名 :シナリオ名 :凶風のスカイファング (〜4話まで)
製作者   :ハシモトさん
HP    :赤豚@SRC http://f55.aaa.livedoor.jp/~akaibuta/index.html


完結されたという事なので、早速プレイさせて頂くことにしました。
オリロボは久しぶりです。

得体のしれない勢力(カオスティア)に地球が襲撃され、
人類は一丸となったけれども敗北してしまったという、
かなり絶望的な世界観です。
この辺り、端的な文章と簡潔な演出で、分かりやすく表現されているので、
どうなるのか気になる上手い作りになってるなと思いました。

第一話
主人公ツバサが、生身で戦うシーンから始まります。
まさか生身の戦闘があるとは!?
せめて、ロボットに乗ると思ってたので、いい意味で意表を衝かれました。
初期配置の敵を倒したと思ったら、さっきまでの敵より強そうな連中が大挙して登場。
どうしよう?というところで、謎の女の子がロボットに乗せてくれます。
もの凄いリアル系ロボットの臭いがしてたのに、
ダンバインとかそういうファンタジーロボットぽくなってきました。
ちょっと特殊な戦闘は、さっきまでの生身戦闘で馴れたので、今回はスムーズに。
謎の女の子、シルフィーさんの話だと、ツバサは適格者だけど妙に危うい様子。
生き残りの味方と合流しようという所で、一話は終了。

第二話
多分、カオスティア幹部っぽい人達が登場。
ああ、やっぱり知性体が存在しているんだな。
ツバサが友軍と合流し、部隊指揮官のロリな艦長の麾下に入ることになりました。
この辺りはツバサが、軍属だったって言うことですごいスムーズに行ってます。
民間人がパイロットになると、多分揉めて、ブライトさんに殴られるターンだと思います。
あと、シルフィーさんが素敵です。

第三話
なんと、こんなアイコンがあるとは思いませんでした(笑)。
グッジョヴ、次はおっぱいの大きい人でお願いします。
恐らく、後々でキーワードになるであろう、カオスティアの人達がやってくる穴の話や、
それをシルフィーさんが塞いだりする辺りなど、順調に設定を積み重ねていってる事が伝わってきま す。
しかし、薄々思ってたんですが、最初の暗い雰囲気が三話で吹き飛びました(笑)。
いい意味で。ちょっと、出だして「これは重い設定のオリロボだ」と覚悟してプレイしてたんですが 、
こういう楽しいシーンが結構あって安心しました。
それから、風呂に拘り続けるシルフィーさんが、素敵です。

第四話
シルフィーさんが水浴びをご所望の様子。
名前から風の精霊とかそういう存在なのかなと思ってたので、
このきれい好きっぷりは嗜好なんだろうかと思ってます。
しかし、この船のクルーがみんな緩いですね。いい意味で(笑)。
戦闘は、インターミッションのヒントに従ったので、けっこうスムーズに逃げられました。
今回は、防空領域大活躍と言いますか。

ところで、仁井斗君は「にいと」と読むのでしょうか(笑)。
顔を赤くしているシルフィーさんが可愛くて、生きているのが辛いです(笑)。

独自の戦闘システムが最初、ちょっと戸惑うかもしれませんが、2話くらいにはもう馴れました。
馴れてくると、色々やってみようという気になるので、意欲を沸かせる良い戦闘システムだと思います。
すいすい動けるのが爽快ですからね。
豊富なインターミッションコマンドも、色々と参考になります。
レベルコンバーターは、学ばせて貰いたいです。
私のシナリオでも、フリーバトルでかなりのレベル になってしまった方がいるようなので(笑)。

テンポ良い会話、導入部分の説明の簡潔さや、
その後の状況設定を小出しにしていく手法など、
オリロボを始める方のお手本になる部分が多いのではないでしょうか。
更新履歴をみたら、2007年からずっと続けてらっしゃったんですね。
3年あまりかけて完結させると、感慨もひとしおでしょうからね。
続きもゆっくりプレイさせて頂きます。





シナリオ名 :コードスモチ〜幸星のポケモンHiME〜(9話まで)



製作者   :榊瑞葉さん
HP: 駄目猫の集会所(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/hykqg064)

いきなり、阿部さんが出てきて、あのネタを思いっきり再現してくれました。
危ない、絵があったら大変なところでした(笑)。
しかし、マサキは表情が豊富でいいなーと。
さようなら、マサキ。君の名前と、リア充であった事が原因だ、多分(笑)。

やる夫が最悪な夢を見ている所、なんか世界最強の漢に起こされたんですが。
まさか、スティーブン・セガールが出てくるとは。
しかも、ケーシー・ライバック(笑)。
キッチンで無敗を誇り、それ以外でも無敵のお方が。
薔薇水晶の助言を貰って、館を去るやる夫にライバックからお誘いが。
凄い……セガール拳を教えて貰えるチャンスを、やる夫は棒に振ってしまいます。
勿体ない、習っておけばいいのに(笑)。でも、これはフラグかな。

スモチ荘では、完二の部屋にくぎゅうと鳴く者が……って、
大河、大河じゃないか(笑)。
月のリア充め、という罵声も、まったく納得のクオリティでした。
亜美ちゃんだったら、完二への嫉妬で嫉妬マスクに変身するところでしたよ(笑)。

金糸雀の家で、蒼星石が翠星石の格好に着替えさせられたようです。
目の色が逆なだけで、あとは大体そっくりな容姿なので、可能な技ですね。
その格好で偶然であったやる夫から、前のマスターの情報を聞いて、
喜び勇んで走って行ってしまう蒼星石。これまでの情報を総合すると、マスターって、
あの人ですよね。となると危険な気が。いや、誠がまともな世界だから、
もしかすると大丈夫かも……。

ゾロやアイルーさん、可符香のいる病院を、マスター・桂言葉の病室へ駆ける、蒼星石。
サラマンドラとサボテンダーさんの制止を振り切っている、
というか制止されること自体、ちょっとやばげなフラグが……。
再会した言葉は……(ヽ゚'ω゚)ヒイイイイイ。
なんか、よく知ってる言葉様だった(笑)。恐ろしいです。

やる夫は、言葉様と切り結んでいる蒼星石を、
わずかな逡巡とライバックの助言を思い出し、
二人の間に割り込む……。なんて格好いいんだ、やる夫。
駆けつけたちゅるやさん、ゾロ、アイルー、そしてホームレスだった水銀燈(笑)と一緒に戦うのかと思ったら、
言葉様のギアス発動。なんか、カットインまであるなんて。凄いな。
そこへやってきた可符香は、陣営色が敵のカラーなので、もしやと思ったら……
ギアス教団の人間で、言葉様を連れて行こうとしています。
こないだゾロが倒した、店長(ドンファン)も可符香の僕として復活していて、
原作で絶望先生が危惧していた、可符香の悪い意味でのカリスマが遺憾なく発揮されています(笑)。

戦闘は、可符香・言葉様・ドンファンのHPを一定まで減らせば終了。
三人がそれぞれに異なるアイテムを持っていることが、特殊能力欄で分かるのがとても便利です。
一番手強いのは、言葉様のようなので、彼女を倒すことに。
やる夫の黄金水が、こないだパワーアップした水の戦闘アニメを使っていて、嫌な迫力があります(笑)。
取りあえず、ひらめきの効果を消して、
仲間で囲んでなんとか言葉様を撃破しました。
血まみれののこぎり……なんか、危険そうな名前のアイテムです。

実は、手遅れ病院という危険な名前の病院でして(笑)、
そのせいか言葉様のような患者を逃がさないようにするために、隔壁が降りる仕掛けがあるようです。
ゾロがそれを切り裂いてくれるのですが、
やる夫が逃げ遅れて……。

外に脱出した蒼星石達は、やる夫が取り残された病院が爆発するのを、
ただただ、病院を見守るしかない……という所で、第一部完。


……第一部完(笑)!? 


スモチ荘編って書いてありましたけど、そうか。
ここまでの話は、やる夫の旅立ちの話でしかないということでしょうか。
そういえば、コードスモチをプレイしてから、幾つかやる夫のまとめを見たのですが、
私が歴史物に偏っていたせいか、結構長い話が多い印象でした。

ところで、逃げ遅れたやる夫がどうなったか、ヒントっぽい描写があったのですが、
それは実際にプレイして貰った方がいいので、そこはご覧になってみてください。

いやぁ……しかし、これは続きが楽しみです(*´д`*)。


シナリオ名 :コードスモチ〜幸星のポケモンHiME〜(8話まで) 製作者   :榊瑞葉さん
HP: 駄目猫の集会所(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/hykqg064)

シナリオ更新が終わったので、やっとプレイ出来ました。
こないだ、自由人たちに囲まれていたやる夫ですが、
なんとせんとくんが助けてくれ……ない!?
現実は非情であったのです(笑)。

金糸雀、パパとママがいたとは。 しかし、ラオシャンロンってモンハンのモンスターだったはず。
そんなのがふらついているとは、危険ですね。
ニュースで花山兄貴出所の話が(笑)。

ここで警察に場面転換。
サーナイトさんの所に、シズル姉さんとゲルトがやってきます。
どうやらサメを退治するという話のようですが、サメって……普通のサメじゃないんだろうなぁ(笑) 。
サーナイト、シズル姉さん、ゲルト、あとスザクがファイズを着て(笑)戦闘になります。
HPを削ればいいのですが、二回戦が控えているので無理はしないようにしましょう。
ある程度ダメージを与えると、サメ?は逃げていきますが、街の不良が出てきますので(笑)。

逃がしたサメを追いかけて、ゲルトとシズル姉さんが飛んでいった先には。
シャルル皇帝と、花山兄貴が釣りを楽しんでいます。
なるほど、疵面のあのエピソードに繋げるわけですね。
あれだけ苦戦したサメ?を、一撃で倒す兄貴に惚れ惚れ(笑)。

エピローグでは、せんとくんに連れ去られたやる夫が、サンドマン様の屋敷へ。
紳士的ではなかったせんとくんは、サンドマン様にボコられてしまいました。
しかし、サンドマン様が出てくるとは(笑)。
ここで、薔薇水晶が登場し、蒼星石の事情が幾つかわかります。
どうやら、彼女達ドールを、薔薇水晶が監視していたようです。
幸せに暮らしているかどうか、ずっと見守っていたので、
各人の暮らしを聞きますが、一部を覗いて幸せに暮らしているようです(笑)。

蒼星石が前のマスターの事を、気にかけていることがよくないと、
薔薇水晶はやる夫に忠告するのですが、短絡的な彼は前のマスターに会わせて、
自分とどちらがいいか、蒼星石に選ばせようと考えます。
……それは、きっと、危険な事になると思うのですが(笑)。

蒼星石がどうなるか気になりますが、圧倒的な戦闘力を見せた花山兄貴がどうなるか、
そちらも非常に気になります。
次回も楽しみにしておりますので、更新頑張ってください。


シナリオ名 :コードスモチ〜幸星のポケモンHiME〜(7話まで)
製作者   :榊瑞葉さん
HP: 駄目猫の集会所

ギアスの格好いい曲が流れている中、酷い会話がされています。
ゼロはきっと、とんでもない変態なのだろうなと思うと、胸が熱くなります(笑)。
ディートハルトは結構好きなキャラなので、登場してくれて嬉しいです。
多分、SRCだと普通に削られてしまうポジションの人ですし。
ケツアゴが好きで(笑)。

なんか、こなたのセリフが面白いですね。
週休二日がなくなったのか。
私は、土曜日に学校あった時代の人間なので、それが当たり前だと思ってます。
学生は休み少なくてなんぼです。あの頃は寝れば疲れ取れるし。
それはともかく、こなたの口から魂が抜けているアイコンや、
乙女さんが出てきたりして、なんともワクワクしますね(笑)。

リアジューシネマ支配人にパイロットアイコンが。
なんか、口に火を溜めているアイコンまであって、やばいです(笑)。
また家出をしてしまった蒼星石の事を話していたら、
支配人のテンションが悪い方へあがって行って、実に危険でした(笑)。
しかし、蒼星石はやるおのどんなエロファイルを見てしまったのでしょうか。

戦闘はかがみんが、また変態に襲われる危険な状況です。
4話で助けたイルイが性犯罪者に狙われているので、
逃がしつつ、蒼星石や金糸雀と一緒に戦うのですが、
たまに出ていた髪の赤い女の子が、アホ毛で戦えるという素敵仕様だったので(笑)、
一緒に戦ってくれることに。
戦闘は、イルイを逃がした後、グラハムが助けに……助けに……来てくれたので(笑)、
なんとか戦えるようになりますが、ジェレミア卿が呼んだナイトメアフレーム達が危険です。
遠距離から攻撃してきたりするので。
戦闘前会話で、このシナリオではジェレミア卿の不名誉なあだ名は、
グラハムがつけたことになって ます。しかし、本当にグラハムは空気を読まない(笑)。

ナイトメアフレームから出てきた、生身のジェレミア卿がまた強い(笑)。
なんとか倒すと、グラハムがトドメを(笑)。なんてことだ。

反省しているようで反省していないやる夫と、
金糸雀の家について、明日のナージャをみながらまったりする蒼星石。
また帰ってくるだろうとタカを括っていて、自由人の楽園でゆっくりするやる夫。
そこへ自由人達が因縁をつけてきて、やる夫を囲むんですが、いつも助けてくれるちゅるやさんも、
蒼星石もいない……。やる夫の運命や如何に?という所で終わります。

それにしても、蒼星石が家出する理由になった、やる夫が収拾している画像は、触手でした。
触手は至高の逸品なのに、蒼星石には早すぎたか(笑)。
そろそろ、やる夫も心を入れ替えて、蒼星石をもっと尊重した方がいいと思うのですが(笑)。

追加されたクエストの雪山に潜む影もプレイしました。
出てきた早乙……おっとG線研究者さんに吹きながらも、おっかないフルフル様を倒しました。
いやぁ、痺れる攻撃が本当に厄介でした。

今回も楽しませて貰いました。
次回更新まで、クエストをこなして、SHOPで色々買い集めたりしておきます(笑)。


シナリオ名 :コードスモチ〜幸星のポケモンHiME〜(6話まで) 製作者   :榊瑞葉さん

今日はみんなでジフテレビへ行くようです。
あとで、ジフテレビの背景が出るんですが、こんな背景画像よくあったなーとびっくりしました(笑) 。

サーナイトのテレポートで移動するという提案がでますけど、
ウィズファンにはお馴染みの石の中ネタがでて、
やる夫が慌てますがそのままテレポート(笑)。
人間楽をしてはいけないという教訓ですね。
で、出てきたやる夫の自宅の前に、私の嫁のなぎさが(*´д`*)ハァハァ。
な、なんかもう満足してしまいましたよ(笑)。

やる夫のお母さんが、フランス人と再婚してフランスに言ってしまったという事に。
やる夫笑ってたけど、大変な事だ(笑)。
相変わらずよっぴーのやるニュースの内容が、
色々と危険な事だらけで、ネタが分かると楽しいです。

ジフテレビに侵入する際、やる夫が行動力を発揮して注意をひきつけたんですが、
放尿までしてしまって、警備員のはぁと様達に捕まってしまいます。
しかし、やる夫のこの変態的な(褒め言葉)行動力は私は凄いと思うんですが(笑)。
後で救出されるんですが、AAを使った演出に驚きました。

ジフテレビ内では浩之ちゃんや、長門、超監督ハルヒも出てきたので、
今回は私の郷愁を刺激するキャラが沢山登場したので、
いつも以上にワクワクしながらプレイしました。

お目当ての伊藤誠に会ったんですが、どうも彼は根はいい人物で、
外道役を演じるために普段から、そういったそぶりを見せていただけのようでした。
今回のお話の名前から、てっきり外道っぷりを発揮する誠と戦うのかと思ったんですが、
いい意味で意表を突かれました。

その後、戦闘に突入するのですが、
私にはとても懐かしい緒方理奈@ホワイトアルバムをストーキングする、
マナーの悪いファンと戦闘になります。
そこで、オタク縦・横@コミックパーティーが出てくるんで、
かなり懐かしさを感じてしまいましたね。

エピローグでは、ニュースで流れたやる夫の行動に、
久々のかがみんが驚いてました。
ハルヒ達とカラオケに登場した長門が、なにやら気になるノートを持っていたのですが、
どういうものかは明かされなかったので、次のお話にどう繋がるのか楽しみです。

しかし、今回は私にとって懐かしいキャラクターが多く出てきたので、
タイムスリップしたような気持ちになりましたね。
次回の更新も楽しみに待ってます。


シナリオ名 :コードスモチ〜幸星のポケモンHiME〜(5話まで)
製作者   :榊瑞葉さん

冒頭がホラーの予感を醸し出しています。さ、SI○EN!?
あのCM怖かったんですよね、リアルで見てました。
「おかーさーん、おかーさぁーん」で眼球が……な女の子が……ヒィィィ(笑)。
それはともかく、蒼星石がマスターを捜すために廃墟にいったのですが、
無断で出てきてしまったために、やる夫たちが心配しています。
カオスなのはともかく、このスモチ荘はいい所ですよね。
食べられそうになりましたが。

蒼星石が探すため、やる夫たちが街に繰り出します。
……例によって街で出会う人がとてもカオスなんですが、
ちゅるやさんにオタク縦・横が話しかけています。
キモイっていう人がほとんどかもしれませんが、久しぶりに彼らの顔を見たので、
私としてはなんだか懐かしい気分になりました。いや、キモイのは確かですけどね(笑)。

やる夫たちが辿り着いた廃墟は、名前が羽生蛇(はにゅうだ)って(笑)。
なんか、凄い危険な臭いがします。
蒼星石視点で、彼女が廃墟で出会ったのが、ゾロ。
ロロノアさん、なにしてはるんです!?
そして、おともにぬこのアイルーさん。
私もワンピースキャラ好きなんで、ゾロが出てきてテンションがあがりました。
あと、ぬこも大好きです(笑)。
やっぱり、版権シナリオはこうでないと。

戦闘はゾンビと戦う事に。
麻痺が怖いのですが、途中でちゅるやさんとやる夫が応援に来てくれるので、
それほど苦戦はしないで乗り切れます。
ボスの警官を倒すと、
ゾンビ騒ぎでゾンビと客の区別が付かなくなったドンファンが登場(笑)。
なんか、エピソードを聞くと可哀想な人なんですが、
戦闘後のイベントがコミカルだったので、救われました。

エピローグでは、SIRENに登場した面々がなにやらやっているようです。
これからは彼らが少しずつ登場してくるんでしょうか。

蒼星石はマスターの手がかりである、伊藤誠(外道)を探しているようですね。
なんか、名前を聞くだけで嫌な予感がしますが(笑)。
やらない夫が街で、警察官に職質……。
別の警官さん来て(笑)、ここにHENTAIが−!って感じの警察官が出てきました。
オタク縦横とは別の意味で、すごく懐かしさがこみ上げてくるキャラでした。
まあ、HENTAIですけど(笑)。

やっぱり、色々な作品のキャラが登場して、
次にどんなキャラがやってくるかとても楽しみです。
出てくるキャラが殆ど知っているというのも、大きいかもしれませんね。

追加されたクエスト、聖バレンタインの攻防でリア充たちと戦いました。
ま、まさかここでアッシマーが出てくるとは。
殺っちまえ協会兵の勇気に全米が涙しました(笑)。

次回更新も楽しみにしています。


シナリオ名 :コードスモチ〜幸星のポケモンHiME〜(4話まで)
製作者   :榊瑞葉さん
HP: 駄目猫の集会所(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/hykqg064)


1話
ヒキコモリでニートのやる夫が、とうとう愛想を尽かされて、
家から追い出されるという状況から始まります。まさしくやる夫、こうでなくては(褒め言葉)。
街でDQNに絡まれますが、登場したちゅるやさんに助けて貰います。
ちゅるやさんの性能がかなり良いので、DQNは楽々倒せます。
DQN達はポケモンなのですが、弱点や属性が細かく設定されているので、
これはちょくちょく出てくるんだろうなーと思いながらプレイしました。

戦闘後、行き場のないやる夫は、ちゅるやさんに拾われ、彼女の薦めでスモチ荘へ。
そこでは、管理人のお馴染みやらない夫が、迎えてくれます。
1話で大体空気が掴めました。この時点でわくわくします(笑)。

2話
やる夫の通っていたブリタニア学園では、こなた@らきすたやかがみ@らきすた達友人が、
その行方を心配しています。
スモチ荘のやる夫は、レジスチル達3人の先住者に挨拶にいきますが、
食べられそうになり(笑)、戦闘へ突入。

まったく歯が立たないので、左端まで正直に逃げることにします。
戦闘のバランスはシビアなのですが、スモークチーズを装備して、
逃げの一手で端っこまで行けば、なんとかなります。

登場した鶴屋さん(ちゅるやさんとは別人)の仲裁で、3人と取りあえず和解。

3話
やる夫の部屋の先住民が押し入れに置いていった鞄の中に、蒼星石が入っていました。
やる夫が蒼星石のゼンマイを巻きます(笑)。

バイト先のリアジューシネマの支配人、しんりゅうが変な問いかけをしてきました。
選択肢が出てきたので、どう答えようかと迷ったのですが、
バッドエンドと書かれていたのに惹かれて(笑)、
「別にどうも思いませんお(バッドエンド)」を選択。
本当にバッドエンドになった(笑)!

街に繰り出すと、1話のDQN達に遭遇。
ドラピオンや、駆けつけた蒼星石と供に戦うことになります。
ここで、やる夫が正式に、蒼星石のマスターに。

とりあえず、最初のシャークヴァンプはやる夫の黄金水で片付けて(笑)、
一体ずつ片付けて行きました。取りあえず、ドラピオンが射程がないのですが、
かなり強いので彼を突っ込ませておいて、やる夫と蒼星石はトドメを刺すように動かしてみました 。
蒼星石にペルソナのカッ!カットインが入っていて驚きました。

このお話から、インターミッションに鉄仮面商店(SHOP)と、
モンハンのモンスターと戦って、お金を稼ぐクエストが追加されます。

4話
グラハム・エーカー@ガンダムOOが、私立ブリタニア学園の教鞭をとっています。とってないけど(笑)。
彼に先生なんて務まるのだろうか。乙女さんもいましたし、とてもカオスな学校です。

幼女イルイに犯罪行為をしている変態に、かがみんが攻撃を。
変態の仲間であるナムカプの逢魔の牛頭が登場して、
こちらもこなたや竜宮レナ@ひぐらしが登場し、
なおかつ喫茶店からグラハムが出てきました。
……あんた、生身で戦うのか!

あまりに空気を読まないグラハムですが、クリティカルしたら変態を一撃。
どうやら男性キャラ相手のハンター技能を持っている様子。これは凄い頼れる(笑)。
かがみんも、舞ーHIMEのエレメントを持っていて、チャイルドが呼べたりします。
……レナが……モコイさんを投げた(笑)!
こなたが……なんか、流派東方不敗を使ってる!
私もシナリオでカオスとかやりたい放題やってると言われますが、
ここまで色々とネタが詰まっていると、MR.オリバのように「嬉しくて嬉しくて……」と
思わずニヤニヤしながら、漏らしてしまいそうになります。
ぐ、グラハムにもカットインが……。どこまで力を入れているんだろう(笑)。

3話からそうなんですが、昼の笑っていいともっぽい番組は、司会者がムスカだったり、
ゲストで来た朝倉さんに、ジャイアンが呼ばれたりして、紅茶吹きました(笑)。
よっぴーがTVのアナウンサーとして登場したり、デミナンディの肉とか、
小ネタが色々と効いていて楽しめました。


総評
吹き出しや、AAを使った演出、インターミッションでモンハンのモンスターと戦えたり、
面白い演出だけでなく、遊べる部分も作ってあるのが好感持てます。

VIPにあるやる夫スレの空気感がすごく再現されているので、
あれがお好きな方にはとてもお奨めなシナリオです。
あの雰囲気やAAがお好きでない方でも、アイコン化されたやる夫や、
ちゅるやさんも可愛らしいので、そのうち馴れてくるかもしれません。